ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

斎藤幸平・編 未来への大分岐 集英社新書

2020-03-26 21:17:36 | エッセイ
 著者としては、マルクス・ガブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソンの3名の名が上がっている。内容的には、斎藤氏と、この3名との対談である。 冒頭はマイケル・ハートとの対談。 マイケル・ハートは、アントニオ・ネグリとの共著『〈帝国〉』で高名な政治哲学者。アメリカのデューク大学教授とのことである。そうか、アメリカの人だったか。ネグリとハートの著書は、前に一冊読んでいる、と思ったら、ネグリの単著『 . . . 本文を読む