ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

瀬尾育生氏がアガンペンを擁護することなど 現代詩手帖 2021年4月号 特集・ケア 詩と災害Ⅱ その2

2021-04-16 19:27:01 | エッセイ
 引き続き、特集の、4つのダイアローグ以外の個別の論考、報告を紹介する。被災地に住み、哲学・思想、心理・精神・ケア、そして、詩に関心を持つ人間にとって、今号の特集は、どれも、深い関心を呼び起こされざるを得ないもの、ということになる。【瀬尾育生「疫学的な日々、数的な日々」】 イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンペンが、今回のコロナ禍についてイタリア政府のとった緊急措置命令を批判したらしい。瀬尾育生氏は . . . 本文を読む