國分功一郎 熊谷晋一郎 〈責任〉の生成―中動態と当事者研究 新曜社 2021-04-21 10:25:01 | エッセイ 國分功一郎氏は、「まえがき―生き延びた先にある日常」を、こう書きだす。「本書は研究の記録である。…双方がすでに形成していた考えを持ち寄って開陳し…ているのではない。われわれは二人の間を一つの場所とし、そこに発生してきた考えの行く先を見とどけつつ、それを突き詰めようとしたのである。 … 本書において進められた研究は、ただし、明確な出発点を持っていた。それは . . . 本文を読む