ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

6月20日(水)のつぶやき

2012-06-21 01:29:19 | 嫌いだ嫌いだ
23:25 from web
山田詠美「ジェントルマン」講談社。哀切きわまる名文は、紋切り型の中にしか生まれないのか?一見衝撃的なさまざまな設定は、すべて、小説的には既定のもの、通俗なもの。ゲイも暴行も殺人も、ちょん切ることも。ふむ。私としては、山田詠美としては最上のものとは言えないかもしれないな。

23:35 from web
でも、この語り手である主人公は、ゲイじゃなくて、実は端的に女なんじゃないか?高校生のころからの主人公の親友である女性と実は同一人物でいいんじゃないか?いや、この小説的な結構としては性の違う別人物として立てるほかないのだろうが。あまり男性である必然を感じなかったというか。

by motochida on Twitter

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