バルコニーに佇む
海に陽は落ちる
フルーツの入ったアルコール飲料を何か
暑熱の時刻は過ぎた
女はそばにいる
ささやかな風が
女の髪を撫ぜる
特段
話すことはない
女は他愛もないことを何か話している
私はうわの空でうなづいているが
だからといって
何かを考えているわけではない
甘酸っぱい酒を口にして
女を引きよせて
肩の柔らかさに満足したりしている
女の
肩が柔らかい
バルコニーの先の海に
オレンジ色の陽が沈んでいく
空に潜むように忍びこむ闇が
夜の暑熱を予感させる
海に陽は落ちる
フルーツの入ったアルコール飲料を何か
暑熱の時刻は過ぎた
女はそばにいる
ささやかな風が
女の髪を撫ぜる
特段
話すことはない
女は他愛もないことを何か話している
私はうわの空でうなづいているが
だからといって
何かを考えているわけではない
甘酸っぱい酒を口にして
女を引きよせて
肩の柔らかさに満足したりしている
女の
肩が柔らかい
バルコニーの先の海に
オレンジ色の陽が沈んでいく
空に潜むように忍びこむ闇が
夜の暑熱を予感させる
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