有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1131 日本聴導犬・介助犬訓練士学院・吉田真澄先生の「身体障害者補助犬法」「動物愛護法」

2013-04-26 10:27:48 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 日本聴導犬・介助犬訓練士学院での基本授業のひとつ。

法学者で、帯広畜産大学の前副学長であられた吉田真澄先生の「「身体障害者補助犬法」と「動物愛護法」の授業です。

 

 日本は法治国家です。法律を知らないと、無知ゆえの違法行為をしてしまいかねません。

 「身体障害者補助犬法」の基本理念と必要性、「動物愛護と人権」との関係からの意味深い講義をいただきました。

 いつも、ご来訪いただけますこと、ありがとうございます。日本聴導犬・介助犬訓練士学院も、順調に育っております。学院生は、どこに行くにも、候補犬をつないでの参加になります。ユーザーさんが行うであろう、体験を、訓練士も積んでいかなくてはなりません。

前日は、吉田先生にはDr Williamと、伊那市の魚屋さんから居酒屋さんに転向された「S」で親睦をはかっていただきました。


1130 台湾からの研修生さん 第3、4日目 日本聴導犬・介助犬訓練士学院生と訓練

2013-04-25 16:58:21 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

  国際研修も3日目になりました。

●  午前中にバスツアーでのご来所デモンストレーションをいただきました。奈良からのお客様です。

  ご満足がいただけたのでしたら、良いのですが。

  でんちゃんお初級コース:介助犬デモンストレーション→ パワーポイントでの聴導犬の5つの効用→ 

あきちゃん、だいすけ君での聴導犬デモンストレーション→ じん君の上級コース:介助犬デモンストレーション

→ 子犬の社会化への協力となります。 

  ご来所デモンストレーション、うれしいです。ありがとうございます。

 ◆お昼のお手伝いもしていただきました。餃子を本場の方法で焼いていただいたら、普通の餃子がプロの味になっちゃいました。

● 午後は、ストラップ・アソシエーション(関係つける)の介助犬訓練。

  初心者のみちみちと、ちょっと介助動作のできるりん君で行いました。

それをクレーとで観ていたでん君は、「ボクの方が上手だ。上手だ」と、クレーとから出されたとたんに、介助動作を一人でこなしていました。

 今日は、えさ入れとフードを棚から出し、ご飯をもらったら、また棚の中に入れる介助動作です。

 それとまだまだ未完成の「スリッパを脱がせてから、ソックスを脱がせる」動作も、練習しました。

◆4日目は バス乗車のための訓練と、歩行訓練

バス乗車では、日本ならではのマナーを取り入れています。補助犬だからこその歩行訓練もしっかりと、理論と実践で学んでいただきました

 

午後は、短距離ですが、バス乗車をしていただきました。

日本聴導犬・介助犬訓練士学院生も一緒に、乗車。学ぶことが多いと思かったと思います。

 

 

 

 

 


1129 台湾からの研修生さん 2日目は、協会での訓練

2013-04-23 19:47:53 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

  台湾からの研修生さんの2日目。ご感想は?

  少数のスタッフで効率良く、訓練をしなければならない日本聴導犬協会 日本聴導犬・介助犬訓練士学院では、

すべての就労時間を、訓練時間と兼ねています。

① 朝の運動を兼ねたエクササイズでは、訓練を含めたエクササイズ→歩行訓練 → リコール(犬笛で呼ぶ)を組み込んでいます。

←協会犬前頭でのエクササイズ。Dr Williamは生後3か月のみなみちゃんを抱っこしてエクササイズを見られました

② 犬の食事時間を使って、音への鈍化を図る

③ 犬たちは、食後の休息 スタッフは床拭きや洗濯物干し

④ 一部の協会犬は歩行訓練。介助犬候補は車いすでの歩行訓練

⑤ お昼の用意をしながらの音や介助犬訓練

⑥ 昼食後は、音の訓練と介助犬訓練

⑦ 協会施設内または近辺での歩行訓練ができた子は、スーパーへの買い物訓練

⑧ 上級犬のさまざまな場所、事務仕事を兼ねて、聴導訓練とか。

⑨ そうじをしながらの歩行訓練

⑩ 訓練レポートを書く

←スタッフ佐橋さんと訓練報告を記入

となっています。 ⑩の時間の合間で、訓練理論を勉強します。

これらの訓練スケジュールを行います。研修生さんのご感想はどうでしたでしょう? 

 

 

 


1120 日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さんが、淡島マリンパークさんに研修へ

2013-04-05 09:20:43 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 淡島マリンパークさんへ、今日は、イルカとアシカの訓練を見せていただくために、日本聴導犬・介助犬訓練士学院生、7時半に協会を出発。有馬も行きたかった・・・・。 イルカとアシカの訓練は、以前、愛知県の水族館で見せていただきました。笛を使った訓練で、犬の訓練を元にしたとも、逆に、元になったとも言われています。

 犬と同様、それ以上の知能の高いイルカの訓練。

 淡島マリンパーク様にお時間を作っていただけること、感謝申し上げます。

 日本聴導犬・介助犬訓練士学院生さん、たくさんの知識と技術を見て学んできてくださいね。

 

 


1081 日本聴導犬・介助犬訓練士学院生の最後の授業は、赤坂動物病院での研修

2013-02-14 11:43:02 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 動物病院での研修はとても大事。

 まして、あの赤坂動物病院での高度で、やさしい医療を学べるのは、すばらしい体験です。全国から、研修希望者の方がいらしていると、思います。

 今回は、訓練主任の矢澤さんと、第4期生のOさんのはずでしたが、スタッフになったOさんが替わって参加。

「スタッフのみなさまに、タイミングをはかって、ご相談やご指導を受けること」「みなさまの仕事を、目で学び、したがってください」「協会の二人で頼りあわないこと」「体力勝負なので(病院にご迷惑かも知れませんが)自分で、ペース配分をすること」

 学んで無駄になることはありません。充実した時間を、楽しんで、来てください。

 本当は、第4期生さんは1月中に赤坂動物病院へ、授業最後の研修として入れていただくはずでしたが、卒業試験で緊張のあまりにお三人共に1度、落ちられたので、試験が延期となり、卒業式後の研修になってしまいました。

 

 


1012 連休は、みんなさまをお出迎えするために 施設 整美(?!)

2012-04-28 18:25:18 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 連休中は、たまりにたまった。または、これまでに仕上げたかった施設 整美(?!)を行っています。

 お出ましくださいますみなさまに心地良くいらしていただけるように、今日は、人用の門のタイル貼り。

 もう10数年前になりますが。英国聴導犬協会で研修をさせていただいた折にも、CEOであるトニー・ブラント氏が自ら施設内の整備や故障直しにあたっていらっしゃいました。スタッフの施設への愛情もひとしおになります。

 もう一つ意味があって、あいさつ、掃除、報告は、どんな仕事でも不可欠だと考えております。

 協会を美しくすることは、スタッフも学院生も仕事・学習のひとつだと考えております。

 とはいえ、つるはしを使ったことで、腕と腰が痛いし、日に焼けました。

 

 


1011 参加者募集中!!! 夏休み研修 「補助犬なりの特別なファントレーニング」講座

2012-04-28 17:48:19 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 昨年に続き、第2回目となります。 

 ご家族で参加できる! 補助犬育成から学ぶ「ファントレーニング」講座です。

 日本聴導犬・介助犬訓練士学院の授業にもご参加いただけます。

 

 愛犬さんと。お子さんと。お一人で。どなたとでも。

5日間の特別講座を設けます。愛犬と一緒に泊まれる宿リストもあります。

 愛犬のいない方は、協会犬を訓練に活用していただきます。 詳しくは、下記をご高覧ください。

 http://www.hearingdog.or.jp/kakikouza%202012nendo.pdf

 

 

 


1007 デーンとした「でん君」の日常

2012-04-16 03:51:27 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 デーーンとしたでん君は、スタンダード・プードルとゴールデン・リトリバーの計画的な交配犬。

 ゴーデンドゥードル(略して:ゴーリープー)と呼ばれます。

 何度も書いているとは思うのですが、アメリカやカナダでは、ゴーリープーは補助犬として注目される犬種です。
 特質として、毛が抜けない。温和。訓練能力が高い。+(プラス)かわいい。でん君のあま~い気質は、周りの人たちをいっぺんにファンにしてしまいます。


 親友のそん君(シーズーミックス)との愛情は、体重が8倍以上になった今も変わりません。

 今は、そん君大好きの「こころ」ちゃんに焼きもちを焼いて、そん君にあたったりもしますが、そん君は動じないのがすごい。

 まだまだ赤ちゃんのでん君でした。

 

 

デーンとした「でん君」の日常


999 今日はYoutubeで、「日本聴導犬・介助犬訓練士学院生」はお勉強 

2012-03-24 20:25:01 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 入学美がまちまちだったので、学院第4期生さんたちが入ってから1カ月~2か月がたちました。

歩行訓練や、協会犬とのコミュニケーションの方法を学ぶために、YOutubeに載せた映像を利用しています。

今日は朝からその時間。自分の動きはなかなかわからないので、映像でときどきは巻き戻したりしてチェックします。

「犬が命令をきいてくれる」のではなく、「自分から理解して行動できるように育てる」ために、訓練士やインストラクターが工夫し、

犬たちの意思を読み取らなくてはなりません。それが、(福)日本聴導犬協会の訓練です。

 

http://www.youtube.com/watch?v=l3PY2WUpTXc


993 Youtube 朝のたのしいエクササイズを通じての訓練 

2012-03-13 15:35:11 | 「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」

 ほぼ、毎日、朝の楽しいエクササイズを通じた初期の補助犬訓練を行っています。

 ① 遊ばせながら、Off(放せ)、Take(持ってくる)、tag(ひっぱる)を学ばせます。
 ② 興奮→ クールダウン →興奮 →クールダウンの繰り返しが、脳の活性化と、切れない犬に育てます
 ③ マイタオルで、タグ(引っ張る)とオフの訓練をし、それによって、ドアの引っ張りなどを学びます
 ④ 歩行は、乳母車、買い物カート、車いすなどを用いての歩行訓練をします。
 ⑤ リコール(呼び戻し)で、朝ごはんへと続きます。

 遊ばせながら、楽しい訓練でないと、知的な度合いの高い犬にとっては、服従訓練だけ続けられるのは、とても退屈で、つまらないばずです。
 
詳しくは、

http://www.youtube.com/watch?v=s2oHAdGuWi4&feature=youtu.be

研修生さん3名。学院生さん4名と訓練主任の矢澤さん、スタッフの佐橋さんも参加。にぎやかです。