有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

946 「はやぶさ」の山根一眞様主催 被災地での子供たち応援イベント

2011-12-25 08:12:21 | 社会貢献 ボランティア求む

『未来派宣言』(NHK)の司会で活躍されている頃に、それは大好きな番組で、毎回拝見していた山根一眞様から、新家族のお申込があり、「えぇ、ウソでしょ? へぇ、こんなことあるの?」と相当ウキウキして、候補犬としてれいちゃん(黒柴ミックス)を連れて行きました。

でも、そんな気持ちはおくびにも出さず、淡々と新家族のステップを進めておりますと、山根様が、「ボク、山根一眞っていって、ノン・フィクション・ライターをしてまして・・」と自己紹介されるので、やはり心の中で「も・ち・ろ・ん、存じてます。存じてます。うふふふ」と。

でも、「はい。未来派宣言拝見してましたので」と、淡々と。そんな思い出も約10年前になるでしょうか・・。 おかげさまで、「哲学犬」と言われたれいちゃんが、「山根れい」となり、一眞様には「(福)日本聴導犬協会の応援団長」をしていただいております。

 今回は、宮城県の大指に山根様が主催で建てられた子供の遊び場「ドーム」の竣工式を応援させていただくために、訓練マネージャーのMAYUMIと運転の助っ人でMAYUMIさんのお姉さまと有馬の3名でうかがわせていただきました。

 山根様にはご恩ばかり頂いているので、(福)日本聴導犬協会に何がさせていただけるか分かりませんでしたが、被災地のお子さんたちが喜ばれるように、スタッフも協会犬も着ぐるみで、参加。

 ドームのカギを代表のお子様2名にお手渡しする時の立会い役までさせていただきました。 ドーム建築の関係者が、岡崎さんという(福)日本聴導犬協会「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練」センターを建ててくださった方なので、久々にお目にかかれて、それも、うれしかったです。

 ドームでの式典が始まるまでは、協会犬のことはサプライズで内緒でしたので、ドームの裏でウロウロしていると、道行く方々が「ありがとうございます」「来てくれたのか」と、あたたかなお言葉をくださいました。大事なふるさとを破壊され、今、とても大変な状況にあるみなさまのお顔を拝見するたびに「何もできなくて、ごめんなさい」と、涙がこぼれました。

 できることは限られます。でも、(福)日本聴導犬協会がこれまでに応援していただき、そのエネルギーでここまでこれたように、被災地のみなさまと「一緒に生きていく」心と行動を継続していきたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

「はやぶさ」の山根一眞様主催 被災地での子供たち応援イベント