写真は、第3期生の卒業式と第4期生の入学式のサラメシ(ボランティアさんのおもちよりです)
犬用にボランティアさんが作ってくださった無農薬の野菜も食卓にのります。
(福)日本聴導犬協会では創設から16年間、昼食はみんなの1品持ち寄りです。
たとえば、10人出社なら、昼に10品になり、栄養価の偏りが少なくなるでしょ?
特に、一人暮らしのスタッフは、昼に十分な栄養分をとれるし、有馬的には「昼さえ、ちゃんと取ってくれればとっても安心」と考えております。その自慢の昼メシを、NHKの「サラメシ」(7月19日に放送予定。予定で変更もあるかもしれません)では、ボランティアさん、日本聴導犬・介助犬訓練士学院の学院生それから協会スタッフの持ち寄り昼食が取材されました。
今年の訓練士学院生は九州大分、北海道旭川、岐阜、愛知県と全国から入学してくださったので、大分の「鳥天」。旭川の「ラーメンサラダ」。名古屋の「(赤)味噌煮」。もちろん、長野の「塩丸イカ、くるみ和え」。協会の裏にあるボランティアさん特性の畑から採れたズッキーニやバジル入り、マカロニや長野地物野菜入りキッシュなんかもありました。
いつもはこんなに地域色ってないのですが、取材とスタッフの楽しみを兼ねた、楽しいアレンジになりました。
この1品持ち寄りには、有馬的な理由がいくつかあります。食いしん坊なだけという声や、無理やりこじつけという身内からの意見も聞こえますが、本当に、本当。
「2週間滞在するユーザーさんの体調管理のため」が一番のきっかけです。
それから 捨て犬を生かしている協会だからこそ「命」について敏感じゃなきゃなりません。
「食は命」に直結していることだから、スタッフが1品作ってくる時も「昨日、Aさんが体調悪いって言ってたから、梅を使った料理にしよう」とか、「ユーザーさん、馴れない場所で訓練を受けて3日目だから便秘になりがちだから、ごぼうにしょう」とか。
「食」を通じた思いやりを大事にしてる。それも「訓練」にどんどん生かせる心配りなんです。
補助犬訓練士は、担当犬やユーザーさんに成功体験を積んでもらって、自信をもってもらえるように工夫するのが一番大事。
日々の「食事」を通じた思いやりって、何にでも通じていると信じております。
なにはともあれ、19日の視聴率アップにご協力をお願いいたします。
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