参議院議員の矢倉克夫様ご光臨を賜りました。聴導犬・介助犬デモンストレーションと、車いす体験もしていただきました。2015「全国身体障害者ほじょ犬サミット」in 松本の際には、お世話になっている宮下一郎財務副大臣(自民党)にご光臨を賜りましたが、今回は、いつもお世話になっている公明党議員のみなさまにも、ご来光をいただきました。光栄なことに、日本聴導犬協会は超党派議員のみなさまに支えていただいております。
介助犬希望のお二組様からの陳情もさせていただきました。
実は、これまでに聴導犬・介助犬希望者さんから問合わせのあった20都道府県、3県において行政担当者から「補助金は盲導犬だけが対象。聴導犬のことなら、自分で調べなさい」といった「相談拒否」がありました。「聴導犬なんて知らない」と、まったく取り合ってくれないひどい対応の方もいました。
これでは、都道府県の補助金対象ならば、行政の窓口は相談に乗ってくれますが、補助金の対象でないということは「行政の業務ではない」ということになります。 しかし、補助犬法では、国および自治体は補助犬の普及とそれに関する情報の提供を義務付けています。
行政の「相談拒否」に関しては、県議会議員を公明党のみなさまにご紹介いただき、県議会にかけていただき、県令をかえていただくといった、1年がかりの改善をはかっていきました。
8月末から、介助犬希望の2組様のご来訪をいただき、日本聴導犬・介助犬訓練士学院の授業として、理学療法士と作業療法士のお二方の専門家による、訓練での注意点などお話いただきました。11時半からは、
参議院議員の矢倉克夫様のご光臨を賜り、介助犬希望者のお二方から環境改善についての陳情をしていただきました。
改善しなくてはならない環境は、当事者である聴導犬・介助犬ユーザーさんが、自らの声で改善していく。
それが聴導犬・介助犬を「障がい者エンパワメント」につなげるために必要なプロセスと考えております。
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