有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

972  高円宮妃殿下とご息女承子様に聴導犬デモをご高覧いただけました

2012-01-31 20:42:22 | 身体障害者福祉
 常にお世話になっている石川様のご紹介で、高円宮妃殿下とご息女の承子様に聴覚障害がい支援として聴導犬デモンストレーションをご高覧いただくことができました。
 これも、ご支援をいただくみなさまが(福)日本聴導犬協会を育ててくださった賜物です。

 1996年からの念願は、日本初の公的乗り物に乗れる聴導犬を育成する(2001年成就)→ 英国聴導犬国際認定インストラクターになる(2001年成就)→ 社会福祉法人になる(2003年に成就)→ 厚生労働大臣指定法人となる(2004年成就)→ ADIの国際認定団体となる(2006年に成就)→ ADIの国際認定インストラクターとなる(2006年成就)→ 国(厚生労働省)の所管になる(2009年に成就)→ 

 そして、最大の念願である皇族の方々に聴導犬についてご関心を頂くでした。
 これは、指導を仰いだ英国聴導犬協会の元CEOであるトニー・ブラント氏に1996年にいただいた最大の命題でもありました。
 この2012年1月に、念願の高円宮妃殿下のご尊顔を拝せたことは、(福)日本聴導犬協会にとってこの上ない光栄なことであり、聴導犬という聴覚障がい者支援にとっても大きな一歩です。心から感謝申し上げております。

 その上、妃殿下が無類の「いきもの好き」でいらしたこと。
 歴代の愛犬は、元捨て犬を飼われていらっしゃること。
 ご息女の承子様がエイジンバラ大学(有馬の母校)にもご入学でいらしたことなど。なんとも、人生での「えにし」を、勝手に感じております。

 高円宮妃殿下、承子様、石川様、ご支援をいただくみなさま、支えてくださるユーザーさんやボランティアさん。きっと「妃殿下にお目にかかれたかしら」と、留守を守ってくれるスタッフさん。心から感謝をこめて。ありがとうございました。

高円宮妃殿下とご息女承子様に聴導犬デモをご高覧いただけました


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2 コメント

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おめでとうございます。 (South)
2012-02-01 10:04:48
おめでとうございます、という言葉がふさわしいのかどうかはわかりませんが…。
聴導犬協会の最大の命題を達成できたということでおめでとうございます。
自分の母校にも、私が入学する以前でしたが、皇族の方がいらしてくださったことがありました。
聴覚障害、なかなか人に説明が難しい障害ではありますが、こうして見守ってくださる方がいるのは本当にうれしいことです。

私自身も、見守ってくださる方がいるのだということを念頭に置いて大学生活を良好なものにしていきたいと思います。

二月は、よろしくお願いいたします。
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ありがとうございます (有馬もと)
2012-02-02 01:24:07
 South様 いつもありがとうございます。聴覚障がいの抱える問題点や環境改善について、みなさまに広く、ご理解とご支援をいただけるような環境整備も、(福)日本聴導犬協会の役割です。
 2月、お待ちしております。気をつけていらしてくださいね。ご自身(当事者)の聴導犬をご自身(当事者)が訓練するシステムも考えております。
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