有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

27: 本日、理事会。聴導犬、盲導犬、介助犬ユーザーさんが新役員

2005-09-09 10:21:10 | 身体障害者福祉
 今日は、松本市で理事会。
 役員であり、会長である私にとっては、他の理事&評議員の方たちへの活動報告でとても大変な日です。理事会は年2回あります。そのときに、どれほど(福)日本聴導犬協会が活躍したかを、発表しなくてはなりません。

 昨年は、寄付が大幅に減少し、とても危機的な状況でしたが、今回は、みなさまのおかげさまで、経済的にも良くなってきています。ただ、創立以来、とにかく節約して、水は2度使う。電気の節約など、うるさいくらいスタッフにお願いしてきました。そのケチぶりで、社会福祉法人化から1年半で、土地と施設の購入費として、2000万円を予算として組めるようになりました。事業もボランティアさんやスタッフがとってもがんばってくれているので、事業の委託金もアップしました。

 役員構成では来期から、盲導犬、聴導犬、介助犬のユーザーさん3名がはいってくださいます。これまでも、お願いして、身体障害をもたれる方に5名入っていただいき、非障害者とのバランスをとるような人数構成をしてきました。
 ただ、補助犬のユーザーさんは、数が限られるため、この3者が役員として入っていただける補助犬の協会は少ないか、初めてだと思います。

 当事者主権の補助犬育成として、サービスの受け手である「補助犬ユーザーさん」も当事者。でも、補助犬を育成する団体も当事者であるので、お互いに協調しながら、力を合わせて、(福)日本聴導犬協会だけではなく、補助犬業界全体をよりよいものにできるよう、意見を戦わせていくのも、私どもの役割です。

 正直な意見交換なしには、当事者主権はなりたたないと信じております。
 
 では、理事会、行ってきます。その前に、松本で、ユーザーさんとジンギスカンをいただきます。松本っていいところですよ。ぜひ、来てくださいね、っと、地元自慢も。
 

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