有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

30:明日から、また出張

2005-09-14 01:01:13 | とっても私的
 松尾芭蕉のように「旅を棲家」とはしていないのですが、(福)日本聴導犬協会を創立してから、(仕事)旅、また(仕事)旅です。道祖神をめでる暇もなく、車での移動が多いので、1年で4-5万キロの走行距離です。もしかしたら、芭蕉より多い・・・。
 明日も長野から東京、千葉と5日間戻ってこられません。
 長野には、長野県の障害者施策協議会の委員に選んでいただきましたので、委員会への出席です。

 長野からの車に乗っていて、いつも目の前を通り過ぎる風景に映し出されるのは、10数年前、ヨーロッパのハイアー・エデュケーション(大学やポリテクニクス、専門学校)を取材するために3ヶ月間、パリ、ブリュッセル、ローザンヌ、ミラノ、バルセロナ、マドリッド、そしてポルトガルのナザレ、コインブラ、最後にイギリスと、貧乏旅行をしました。
 教育関係を取材しているうちに、ベルギーの動物保護団体と出会い、教育と動物の取材に切り替えました。
 
 学校は、欧州で歴史のある、優秀な学校だけを訪問。
 ソルボンヌ大、パリのデザイン学校2校。ブリュッセル大学、アントワープ芸術学校。ローザンヌ大と、スイスの時計学校。ミラノのボッコーニ大。ミラノデザイン専門学校。マドリッド大学、コインブラ大。それと、リスボンの専門学校。
 学校の裏手にタクシーをつけてしまい、これでは、アポイントメントの時間に間に合わないと、大学の門をよじ登り、降りようとして、ズボンのお尻を、ビリビリとひきさき、仕方なく後ろ側を前に回し、ノートで抑えて取材したりと、とんでもない体験もしました。

 バルセロナは、ガウディが見たくて見たくて、大学はありませんでしたが、遠回りしてよりました。
 塀の多い、なんとも風情のある古い町並みで、ずーといてもよかったくらい、ステキでした。ガウディは街に刺激を与えましたが、バルセロナという街からも相互の刺激をガウディはもらったのではないかしらと、思います。
 でも、ボーとしていると、スリも多くて、結構あぶない目にあいそうになりましたっけ。日本はホント安全です。
 
 この10年、アソビで日本も海外も行ったことがなく、時々、塀を登っていた自分が懐かしくなります。
 みなさんだって、懐かしい自分の姿ってあるんじゃありませんか? 
 秋の気配が、なんともセンチメンタルにする9月13日でした。



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