有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

567 年末からおおみそかまで、泣き暮らしてました。

2009-01-07 15:54:44 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 (福)日本聴導犬協会の自慢は、協会犬の健康度です。
 毎年1回から2回のドッグドッグ(犬の全身健康検査)。
 アロマ・マッサージに整体。フードには、フコイダン、セザミンE、海草少々、ヨーグルト。老犬にはプロポリスやロイヤルゼリーなど、協会なりには、相当配慮した健康管理をとっていたのに、代表犬タカに甲状腺がんが見つかりました。
 期待では18歳以上生きてもらいたい。
 介護もしたい。
 死ぬ前に「ありがとう。幸せだったよ」と言ってもらいたいなど、希望はいくつもあったのに、よりによって、甲状腺がんというめずらしいガンになるなって・・・。

 のどの下の腫れに気づいたのは、私で、呼吸が時折荒いのも相談していたのですが、脂肪腫が多かったせいで、気づかれなかったのかもしれません。食い気が人一倍のタカが食べなくなり、特に呼吸が苦しい状況に、取るものもとりあえず東京へ。
 ガンの宣告に、3日間泣きに泣き。痛くて、目が開けられませんでした。
 
 タカの入退院を3度くりかえし、12月19日から26日までで、3度東京往復をスタッフにしてもらいました。
 おかげさまで、現在は、小康状態です。呼吸も楽になりました。
 食欲もあります。

 初めは、「ガン」という名称に、心底、狼狽してしまい、通常の冷静な判断を失いまいた。タカは、聞き分けのよい子でいつも留守番が多く、不憫な思いをさせてきただけに、早くに気づかなかったことが申し訳なくて。申し訳なくて。泣きました。どれほど、私がタカに頼ってきたか、改めて気づきました。
  これからどのくらい、一緒にいられるかわかりませんが、タカとの時間を大事に。大事にしていきたいと思っています。
 こうやって、治療に専念できるのも、ご支援者のみなさまからのお力添えの賜物です。ありがとうございます。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
頑張れ タカちゃん (かなママ)
2009-01-07 20:41:00
人間より早いスピードで老いてゆく犬の犬生。看取るのは辛いものではありますが 我が家の犬たちとの別れを通じて ちゃんと看取ってやれるのもある意味幸せだと思えるようになりました。どうぞタカちゃんとの時間を大切にしてください。少しでも長く穏やかな日が続きますように。
返信する
ありがとうございます。介護できる幸せをかみしめています (有馬もと)
2009-01-10 18:39:44
 かなママ、ありがとうございます。     今まで、介護というものをしたことがなかったので、今回のタカちゃんのことで「介護というものは、残された方の心の準備ためにもある」と改めて感じました。12月の19日には、呼吸困難と食欲の低下と腫れですごい苦しみ方でした。あまりの急変に、どのくらい持つかわからない状況だったのですが、石田先生と柴内先生のおかげで腫瘍も小さくなり、小康を保っています。一緒にいられる時を大事にしています。
 いつもは気づかないちょっとしたことで、幸せを感じています。
返信する

コメントを投稿