地元のお店でワイン会を催しました。
コロナの影響で開催が危ぶまれていましたが、非常に楽しみなお店ということで、少人数でなんとか対応していただきました。
スタートはヴェネトの逸品スプマンテから。
https://wineya.com/SHOP/8016104407500.html
先付けは「秋茄子の胡麻よせ黄身酢」
前菜は「霞ヶ浦産鴨の酢煮と無花果利休あん」「帆立貝柱のマリネ、シャインマスカットと蕪、ホワイトバルサミコ」他
今回のテーマは天ぷらとイタリアワインです。ここの親方がイタリアワインに造詣が深いんです。
甘みのある魚介の刺身に合わせたのはケットマイヤーのミュラー・トゥルガウ。
ほんのり吟醸酒っぽさを感じさせる秀逸な出来の白です。
https://wineya.com/SHOP/4516254040106.html
和食の必需品、日本酒を少々。
魚介を使った天ぷらに合わせたのはゼロ・インフィニート。上の白ワインと同じ産地(トレンティーノ・アルト・アディジェ)のもの。
https://wineya.com/SHOP/4560450075790.html
蛤です。
鰯です。
松茸が登場する頃から赤ワインに移ります。
https://wineya.com/SHOP/8007813545157.html
牛リブロース肉。
新レンコン。松茸もそうですが、大地の味わい豊かな食材にはピノ・ノワールがピタッと寄り添います。
今回はイタリア縛りがあるので、赤もトレンティーノから選んでみました。
ブルゴーニュとはまた異なる風味が感じられます。
子羊とトリュフ。
カウンターの手仕事が気になります。
〆は秋刀魚と南高梅の土鍋ご飯。すだちが効いてて素晴らしく美味。
三杯おかわりしちゃいました(笑)。
親方手作りのスイーツはシャインマスカットのチーズケーキ♪
ごちそうさまでした。お腹いっぱい!
今、アルト・アディジェのワインにハマっています。
テロワールが反映された、高品質なワインが生まれるアルト・アディジェ。中央をアディジェ川が流れ、3000メートル級の山が連なる世界遺産のドロミテ山塊に囲まれています。年間300日あまりが晴天で、降水量は年間500~800ミリと少ないなど、良好な環境が整っています。
アルト・アディジェのワインは栽培面積の約98%がDOCで占められます。生産量でみるとレアなイメージですが、高品質なワインが多いという世界的評価を受けており、イタリアのワインガイド、ガンベロロッソでは、ぶどう栽培面積に対して最も多くの「トレ・ビッキエーリ」(最高評価)を受けている産地です。アルト・アディジェ独特のテロワールが全てを物語り、アルプスと氷河期に形成された土壌がモザイク状に広がり、ボルツァーノ周辺は斑岩、風化した原子岩が広がり、イサルコ渓谷とヴェノスタ渓谷エリアは雲母を含む石英や石灰岩、ドロミテのドロマイトなど多種多様な岩が複雑な土壌を形成し、葡萄に様々な個性を付与しています。更に1000メートルを超える高地にまで畑があるため、しっかりとした酸や充分な日射量が得られるのも利点。アルト・アディジェのワインは、白ワインが60%以上を占めます。白は透明感と輝くような酸が備わり、赤はチャーミングな果実味がある、軽快でフレッシュなタイプだけでなく、スパイシーさと上質なタンニンが備わっている濃密なものまでバリエーションが揃います。
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