塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

異なる見解、ぶつかり合い

2012-02-08 22:52:02 | 日記
 スポーツナビに先日、レッズのペトロビッチ監督の談話が掲載されていました。

 それは五輪代表の長期合宿に言及したもので、代表合宿の際は長期の物よりも、短期
合宿の方がベターという見解でした。

 ペトロビッチ監督からすれば、少しでも山田と濱田のふたりを、戦術練習に参加させ
たいのでしょう。

 逆に関塚監督も、暖かいグアムの地からキャンプを張ったのは、選手が

 「オフ明け」

 でシリア戦に向けての「地ならし」が必要だったためです。

 もしシーズン中の試合だったならば、ここまでの長期合宿は考えなかったでしょうし、
クラブへの配慮も可能でした。

 しかし2011年のアジアカップ同様、この新年初頭における国際試合は、現行のJ1
のカレンダーではどうすることも出来ません。

 従って双方の主張が平行線を辿るのは、当たり前の出来事です。

 僕はペトロビッチ監督には申し訳ないと思いますが、原口の招集は現実になると思います。

 やはりポゼッションだけでなく、両翼からの攻撃を検討するならば、原口の存在は大きな
武器になりますし、宮市と宇佐美の召集よりも遥かに

 「現実的」

 です。

 J1、J2の中で「これ!」といった選手が思い浮かびませんし、マレーシア戦は現有
戦力に海外リーグの選手を当てはめる形になるでしょう。

 本当ならば、フレッシュな新戦力を召集できれば良いのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五輪代表、海外組の召集を検討

2012-02-08 22:44:14 | 日記
 どうしてメンヘングランドバッハは、大津の貸し出しを渋ったのでしょうか?

 大津が現在必要不可欠な戦力と見なされているわけではありませんし、ならば代表召集
に応じても良さそうに感じます。

 それはバイエルンも宇佐美も同様です。

 バイエルンの現在の見解は

 「本契約を結ぶつもりは無い。
  ただレンタルの期間をもう1年延長する予定」

 というもので、彼もまた戦力として見なされているわけでは無いのです。

 それだけ欧州のクラブにとって「管轄外」の五輪、しかも予選に選手を奪われるのは、
例え控えの選手であっても、生理的に嫌なのでしょう。

 今アフリカでは

 「アフリカ選手権」

 がガボンと赤道ギニアの両国で行われていますが、この大会も常に選手の召集を巡って
紛糾しますから、給料を払う立場、支払われる立場の難しさが窺えます。

 原強化委員長は、関塚監督の更迭は無しにしながらも、マレーシア戦とバーレーン戦に
向けて、大津を筆頭に海外リーグの選手達の招集を目論んでいます。

 大津、宇佐美だけでなく、ユトレヒトの高木、ボルトンの宮市など攻撃の選手に声をかけ
るのでしょうが、全体練習の時間はひどく限られています。

 J1もキャンプの真っ只中ですから、その選択肢は非常に限られていると言えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年のJ1、注目クラブはFC東京

2012-02-08 02:04:36 | 日記
 2011シーズンのJ1の主役は柏レイソルでした。

 そして2012シーズンはFC東京が首位戦線を賑わすと、僕は今予想します。

 その根拠は彼らがランコ・ポポビッチ氏の招聘に成功した点にあります。

 ポポビッチ氏の名前が一躍有名になったのは2009シーズンのことで、シャムスカを
成績不振で解任した大分トリニータが、彼を後任に指名した時です。

 結果トリニータは降格しましたが、瞬く間にクラブを掌握し立て直した手腕は、多くの
関係者が賞賛したものでした。

 トリニータは財政難のため、ポポビッチ氏を手放す形になりましたが、選手達が皆

 「いつかまた彼とサッカーをしたい」

 と語るまでに、選手達との意思疎通を深めていたのです。

 その中には日本代表と五輪代表の中軸である清武、金崎、そして東の声も含まれており、
ポポビッチ自身も、

 「清武と金崎には特に厳しく接した。」

 と語っています。

 彼のお師匠はイビチャ・オシムということもあり、恐らく新シーズンは羽生が屋台骨を
支える形になるでしょう。

 そして僕はFWの平山、DFの森重がポポビッチ監督のもと、日本代表に選出されるの
ではないか。

 そう考えています。

 平山の能力は誰もが認める代物ですし、何より森重が代表に定着したならば、ストッパー
タイプの多い今の代表に

 「読みと技術」

 で相手に対応できる、新しい個性が加わる形になります。

 現段階では夢物語ですが、ACLも含めてFC東京は大きな結果を残す気配があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不器用でも生きてみる

2012-02-08 01:52:21 | 日記
 書店のビジネスコーナーを覗くと、「リーダーシップ」や「人材育成」に関する本が
かなりの数売られています。

 皆、人の上に立ちたいのですね。

 僕自身は陣頭指揮を執る、リーダーとしての資質を備えているとは思っていません。

 ビジネスに不可欠なコンセプトや指示の出し方以前に、数字の持つ意味すら正直よく
わかっていないので。

 でももし僕が上司として、サッカーで言うクラブや代表監督と同様の立場に立った際に
この1点だけは評価して貰えると思います。

 それは

 「懸命に汗を流している。
  不器用でも自分で答えを見つけようとしている選手を、決して馬鹿扱いしない。」

 という点です。

 僕自身は学生時代から現在に至るまで、随分罵られたり皮肉を言われてきました。

 それはある面今も変りませんが、だからこそ周囲にはこの感情を漏らさないように注意
しています。

 僕自身は技術がある方ではなく、飲み込みも良くないので周囲がじれったくなり、声を
荒げたくなるのかもしれません。

 例えばジェフ時代の巻誠一郎は、その泥臭さに定評はあっても、決して

 「器用」

 な選手とは思われていませんでした。

 しかし彼が恩師を慕うイビチャ・オシムが巻を信頼し続けたのは、彼が汗を流すことを
決して厭わなかったためであり、何よりファンがその点を理解していました。

 不器用よりも器用なほうが生き易いですし、給料も多く貰えると思います。

 僕自身がもし将来人の上に立つ立場になったなら、懸命に生きているその人に声をかけて
あげたいと思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする