塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本田の移籍は破談に終わる

2012-02-01 22:54:47 | 日記
 本田のイタリア上陸は幻となりました。

 ラツィオは既にジブリル・シセをクイーンズ・パーク・レンジャーズに売却したと
聞きました。

 彼らは本田だけでなく、このフランス代表FWまでも失う形になってしまいました。

 逆にクローゼが好調を維持し、顔であるトンマーゾ・ロッキも健在な今なら、大きな
痛みは伴わないのかもしれませんが。

 破談の理由は移籍金。

 つまりCSKA側が納得できる金額をラツィオが提示できなかった事が、背景にある
模様です。

 例えばJ1のクラブなら、例え得られる金額が減っても

 「選手の未来が懸かっている」

 という理由で移籍を容認したかもしれません。

 でも欧州クラブの考えは主役がクラブ、従って移籍金を減額してまで選手を売却はし
ない。

 そういう事なのでしょう。

 日本ですと契約は

 「職業選択の自由」

 に反すると捉えられているのかもしれませんし、ドラフト制度いう補強を間近で見ている
点もあるでしょうね。

 本田は今どんな心情でリハビリに取り組んでいるのでしょうか?

 この移籍の破談を見ても、なるほどボスマンの訴えがEUで認められた事が窺いしれます。

 選手がクラブの財産ではなく、単なる「駒」であるという認識であれば、選手からすれ
ばたまった物ではありませんから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家長も高原のように喜びを味わえるか

2012-02-01 22:46:59 | 日記
 日本人選手のKリーグへの移籍ですと、2010シーズンの高原直泰の水原三星への
移籍が思い出されます。

 レッズで半ば

 「飼い殺し」

 になっていた高原がその後エスパルスと契約できたのも、Kリーグで再びサッカーがで
きる喜びを体験できたからでしょう。

 水原三星がKリーグでも屈指の人気クラブであった点も幸いでしたね。

 韓国のファンは、Kリーグよりも代表の応援に熱中すると揶揄されがちですが、水原
のファンはクラブのサポートも忠実でしたから、高原も心地よい感触を得たはずです。

 家長の移籍先であるウルサンには、日本でもお馴染みの韓国代表FW

 「イ・グノ」

 が移籍します。

 彼との連携が早い段階で確立できたなら、ウルサンの攻撃は非常に活性箇するでしょう
し、日本語のわかるイ・グノの存在が、家長の手助けになるはずです。

 Kリーグには韓国代表、オーストラリア代表、そしてブラジル人も在籍していますから、
家長にとって不足は無いでしょう。

 むしろKリーグの方がJリーグよりも

 「フィジカル」

 の点で強い様子ですから、まずは当たり負けをしない事が活躍の条件になると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家長、Kリーグへの移籍が決定

2012-02-01 22:38:27 | 日記
 マジョルカ所属の家長が、今年の12月一杯までKリーグのウルサンに移籍する事が
決定しました。

 この移籍はあくまで「レンタル」であり、契約終了後は再びマジョルカの一員になる
ものですが、どうして日本人選手とリーガはここまで

 「相性」

 が悪いのでしょうか?

 1999年の城彰ニのバジャドリード移籍を契機に、西澤明訓の大久保嘉人、そして
中村俊輔と様々な顔触れがスペインの地を踏みましたが、心残りのある形で去っています。

 特に2009年エスパニョールに移籍した中村は

 「2007年SPLのMVP」
 「チャンピオンズ・リーグでの活躍」

 と満をじしての移籍でしたが、ダニ・ハルケの訃報、イヴァン・デ・ラ・ペーニャの
故障欠場など、外的要因がマイナスに働いた点も不運でした。

 ただ中村とエスパニョールの関係は、最初から両者が思うような形で進展していなかった
事も事実ですが。

 家長のようにフィジカルが強く、ドリブルもパスも秀でた物を持つ選手が、どうして出場
出来ないのか、正直わからない点はあります。

 前任者のラウドルップが去って以来、家長の立場があやふやな物になったことは確かですが、
Kリーグの移籍が彼の持ち味を思い出させてくれると良いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欧州クラブとの駆け引き

2012-02-01 01:07:48 | 日記
 「魑魅魍魎と言われる株の世界では随所に不思議な現象が起ります。」

 これは徳間書店から発売された「裏読み 日本経済」という本の3ページ目に書かれて
いる言葉です。

 この本の著者である朝倉慶氏に関して、僕は全く知るところがありません。

 父の書棚にあったこれを、興味本位で読み始めると、上記の文章と遭遇したのですが、
サッカーの世界も同様のように思えます。

 まず億単位でお金を扱うことを、クラブのGMや社長はどのように考えているのでしょう
か?

 よくインテルのモラッティ会長は

 「大金をドブに捨ててきた。」

 と揶揄されてきましたが、確かに2006-07シーズンまでのインテルは、その
批判から逃れられませんでした。

 僕などはこんな批判をされたなら、街を歩くことさえ出来ないと思いますが、サッカー
クラブのオーナー、GMは、内外の批判に対して浮ついた姿勢を見せられないのですね。

 魑魅魍魎と言えば、選手の代理人も良い評判を聞きません。

 中田英寿の代理人として知られたブランキーニ氏、

 そして悪徳という冠が付くミノ・ライオラ、ジョルジュ・メンデス。

 こうした一筋縄ではいかない代理人たちと、果たして今後日本のクラブはどのような形
で交渉してゆくのでしょうか?

 少なくとも日本側がしっかり引止めをしない限り、代表クラスの流出は避けられません。

 なでしこも含めて、日本も本格的にGMやクラブ・フロントの育成の場を提供する時期
ではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NPBから学ぶキャンプ地との良好関係

2012-02-01 00:59:15 | 日記
 福岡ソフトバンク・ホークスが、キャンプ地宮崎で日本一の優勝パレードを行いました。

 寒空の中、沿道には42000人のファンが集まり、九州唯一の球団の日本一を祝福し
ていたのが印象的でした。

 J1、J2も、こうしたキャンプ地と友好関係が築けると良いですね。

 通常ファンと言うのは、球団が在籍する都市に住む人間を連想しますね。

 他にはスポンサー筋やボランティアの方も浮かびますが、キャンプ地の住人がファンに
なれば、新たな購買層としてのモデルになると思います。

 地元住人だけでは頭打ち。

 だからこそ欧州クラブは中国、タイ、そして北米でキャンプを張り、親善試合を行うわ
けです。

 2004年のベッカムがレアル・マドリーに入団した際のような狂騒曲は、さすがに
2度と起らないでしょうが、レアル、そしてアディダスの両者が

 「レプリカ・ジャージ」

 の販売で、相当の金額を得たことだけは確かでしょう。

 レアルはあの当時、アジアツアーを行っていましたから、購買層はスペイン以外にも存在
しました。

 レイソルがどこでキャンプを張るか、僕はわかりません。

 もしキャンプ地でパレードが出来るなら、住民の皆さんも交えてお祝いしたら良いと思い
ます。

 彼らはJ1王者として、開催国代表として、世界の舞台でも恥ずかしくない活躍を見せま
したしね。

 キャンプ地の方だって、今年の好成績を期待しているはずです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする