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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アーセナルが苦境に陥った背景を考える

2012-02-10 22:54:05 | 日記
 わずか2ヶ月とは言え、アンリがベンチに腰掛けていることは、若手たちに大きな
安心感と抱擁感を与えているはずです。

 彼のように場数を踏んできた選手がいれば、劣勢に追い込まれた時、退場者が出て落ち
つかない場面でも、的確な判断で指示を仰げます。

 つまりアーセナルは

 「ピークを過ぎた選手」

 を最高額で売却することで旨味を得てきましたが、滋養、言い換えればお金と引き換えに
選手の知恵を失ってしまいました。

 トニー・アダムス(DF)
 デビッド・シーマン(GK)

 のように引退した選手はともかく、ヴィエイラ、アンリ、フラミニなど中核を担う
べき選手を

 「軽軽しく」

 放出していしまったことは、やはり大きな損失に繋がりました。

 今そのヴィエイラがアーセナルではなく、マンチェスター・シティでマンチーニのアシ
スタントをしている事は、アーセナルの環境よりもシティの環境の方が充実している証拠
かもしれません。

 アーセナルには

 シャマク (モロッコ代表)
 ジェルビーニョ (コート・ジボワール代表)

 そして宮市のように有望株が多数存在しますから、彼らを活かす事ができる経験豊富な
選手を連れてくること。

 この点が来季の課題になると思うのです。
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レアル、オランダ代表のエースを標的に

2012-02-10 22:45:35 | 日記
 レアル・マドリーがイグアインを放出してまでロビン・ファン・ペルシーを狙ってい
る現実は、アーセナルからすれば由々しき問題でしょう。

 何故ならば今季既にセスクとナスリを失い、欧州はおろかプレミアでの競争力を失い
欠けている今、このエースの引きとめはアーセナルにとって

 「存亡を賭けた契約」

 と言っても良いでしょう。

 実はファン・ペルシの契約は2013シーズンまでのため、このまま行きますと、この
オランダ代表のエースを

 「無料」

 で引き抜かれてしまうからです。

 ファン・ペルシは現在のアーセナルにとって、唯ひとりのワールド・クラスの選手と
言えます。

 確かに攻撃陣では

 ロシツキー (チェコ代表)
 アルシャービン (ロシア代表)

 守備陣に目を移すと

 アンドレ・サントス (ブラジル代表)
 ベルメーレン (ベルギー代表)

 そしてウイルシェアやウォルコットというイングランド代表も存在します。

 しかし怪我をしながらも、低調なクラブをここまで盛り上げられる力量のある選手は、
ファン・ペルシのみだと考えます。

 ロシツキやウォルコットも怪我が多い選手ですしね。

 僕はアーセナルの首脳陣は、彼を引き止める具体案をまとめるべきだと思います。

 現金収入よりも既存戦力の維持を目指さなければ、ファンの失望だけでなく、選手の戦意
も失いかねません。
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もしJ1から代表監督を選ぶなら

2012-02-10 01:30:26 | 日記
 日本は幸運にもザッケローニ監督と良好な間柄ですし、監督が体調不良を訴えている
こともありません。

 ただ成績不振で解任もやむを得ない際は、やはりJ1から監督を選ぶ形になるでしょう。

 僕は考える候補は以下の3人

 1・ピクシー
 2・ポポビッチ
 3・ネルシーニョ

 になります。

 その国の代表監督が、リーグ戦で好結果をもたらした人物から選出されるという伝統
からすれば、異論は無いと思います。

 ポポビッチ監督だけがその点で薄いですね。

 日本在住が長く、スピーチで選手を鼓舞し、同時に適切な戦術を植えつける能力がある
とすれば、この3人は

 「甲乙つけがたい」

 と感じます。

 ネルシーニョは既に独自のコーチ・メソッドがありますが、ピクシーとポポビッチは
どちらもオシムの愛弟子というのが興味深い出来事です。

 フリー・ランニングの重要性と準備の大切さを常にオシムは説いてきましたから、両者
の対戦は今季非常に興味深いと思います。

 レッズのペトロビッチ監督も同様ですね。

 もしかすると現在のJ1の土台はオシムと愛弟子たちによって更に強化され、将来的
には代表の練習、戦術にまで波及するかもしれません。
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イングランド、往年の名選手が代表監督に

2012-02-10 01:18:45 | 日記
 イングランドは代表監督のカペロが辞任を表明し、暫定ではありますがスチュアート・
ピアス政権が発足しました。

 カペロは2012年欧州選手権後の退任が確定していたとはいえ、イングランドは本
大会の4ヶ月も前に

 「新監督問題」

 という難題に直面する形となりました。

 主将のジョン・テリーの舌下事件、そして2010年ワールドカップでの惨敗と、常に
優勝請負人と呼ばれ続けてきたカペロからすれば、イングランド代表の座は、もう投げ捨て
て良いものだったのかもしれません。

 イングランドでは

 「サン」
 「デイリー・ミラー」

 といった大衆紙が、ファンを扇動するような露骨な見出しで、てぐすね引いて待って
いますし、実際エリクソンは廃刊になった

 「ニュース・オブ・ザ・ワールド」

 の餌食になっています。

 ピアス監督はこれまでU-21を率いていましたから、本大会に向けて下の世代からの
引き上げを模索するかもしれません。

 ただFAからすれば冬の移籍市場が閉じ、シーズンも中盤戦から後半に差し掛かる今の
時期で突然の辞意表明をなされるとは、予想外の出来事だったはずです。

 ハリー・レドナップを筆頭に有力候補は当然クラブが手放しませんし、イングランドは
ピアス監督と半ば

 「心中」

 する形で本大会に挑みます。
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