塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテルは本当にベップにオファーを出したのか

2012-02-27 23:37:06 | 日記
 ここまでインテルが「中途半端」な成績しか残せていないのは、やはりモウリーニョ以後
の監督問題がおざなりになっている為です。

 ベニテスの就任当初は、多くの媒体がこのスペイン人に対してポジティブな報道を行って
いたのですが、政権末期には完全な

 「手の平返し」

 になったことを踏まえると、やはり辻褄が合いません。

 恐らくガスペリーニ政権崩壊も、会長のモラッティがバルセロナからグアルディオラを
引き抜く為の、単なる

 「繋ぎ役」

 としか見ていなかった為かもしれません。

 そうでなければインテルがグアルディオラの招聘に年俸21億円という金額を提示。という
記事は出回らないはずです。

 ここは正直盲点でした。

 ファイナンシャル・フェアプレーは、クラブの財政を健全にするための方針ですが、

 「監督の給料」

 は当てはまらないのでしょうか?

 インテルが提示した金額が1年契約なのか、複数年契約なのかはわかりませんが、これだけ
の金額を捻出するのは、インテルといえども難しいはずです。

 もしファイナンシャル・フェアプレーに監督の給料が反映されなければ、今後欧州大陸で
監督の大移動が始まるかもしれません。

 そうしますと、中小クラブは無名の監督しか雇えませんが、リールのガルシアやマインツ
のトゥヘルのような指揮官が、旋風を巻き起こす土台になるかもしれません。
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私的インテル改造論

2012-02-27 23:23:35 | 日記
 敵地でナポリに0-1で敗れ、7位に後退したインテル。

 熱心なインテリスタには申し訳ないのですが、僕はこのままチャンピオンズ・リーグ
の出場権を失っても構わないと考えます。

 下手に順位を上げてシーズン終了後

 「とりあえず良かった。」

 で終わるよりも、モラッティ会長以下のフロントが、監督の指名を含む現状の改善に眼を
向ける必要があるためです。

 インテルが抱えている問題はまず主力の高齢化です。

 特に最終ラインを支えるルシオ、サムエルがそれぞれ35歳になり、マイコンも31歳
を迎えます。

 そして何より難しいのが主将のサネッティ、彼に次ぐ古参のコルドバの契約をどうす
るかです。

 このふたりはインテルの苦しい時期を支えてきた生き証人であり、ファンの信頼も絶大
です。

 これはあくまで私見ですが、左サイドバックに長友、CBにラノッキアを完全に固定し
ルシオ、サムエルのいずれかを彼の相棒にすべきだと考えます。

 ラノッキアの教師役を兼ねての扱いになりますが、マイコンを売却してジョナタンに
もう一度チャンスを与えても良さそうに思います。

 スナイデルは来季28歳になりますが、もし新監督にロラン・ブランが就任したならば
ここに代表の愛弟子である

 「ヨアン・グルキュフ」
 「マルバン・マルタン」

 を獲得したらどうでしょうか。

 つまりスナイデルはお役御免という形ですが、僕は彼は近年インテルが行った最強の
補強だと思っています。

 ただファイナンシャル・フェアプレーと選手の年齢を踏まえると、給料の高さと若さが
今後大きな課題となって圧し掛かります。

 エスパニョールにレンタル中のコウチーニョの復帰も含めて、プレイ・メイカーの人選も
来夏は注目されると思います。
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代表の両サイドバックのレギュラーは誰か?

2012-02-27 01:22:27 | 日記
 ザッケローニ監督はアイスランド線、槙野を本職のセンターバックではなく、左サイドバ
ックで起用しましたね。

 槙野もこのポジションを定位置にするべく奮闘していますが、監督の視線はどこに向けら
れているのでしょうか?

 監督の左サイドバックの序列は

 1・長友 2・槙野 3・安田

 という印象を受けます。

 恐らく監督の眼には、長友と安田の特徴がとても似通っていると映っているはずです。

 どちらも脚力に優れ、クロスを含む攻撃参加に長所があります。

 一方槙野も攻撃参加はしますが、やはり前提にあるのは守備ですから、監督は異なる特徴
の選手をふたり、確保しておきたいのでしょう。

 一方の右サイドバックは、五輪代表から酒井が引き上げられるのは間違いありません。

 そうしますと

 1・内田 2・駒野 3・酒井

 という序列が生じますが、シャルケでの立場があいまいな内田よりも、レイソルでも五輪
でも好調を維持する酒井を、監督が抜擢する可能性もあります。

 ただ、現段階では五輪優先でしょうから、駒野の存在は大きいと思います。

 1トップの人選も厳しいですが、サイドバックも同様の事が言えます。

 それだけ代表の選手層が厚くなった証拠ですね。

 1993、94年ごろは都並、堀池が離脱しただけで代役不足が指摘されましたから、もう
雲泥の差になりました。
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ナンバー、サンガの久保を記事にする

2012-02-27 01:12:03 | 日記
 「してやったり」の心情なのか、それとも「驚き」の気持ちで一杯だったのか?

 ナンバー798号の巻頭ページ「FACE」を飾ったのは、先日日本代表に召集された
京都サンガの久保裕也でした。

 この記事が作成されたのは、当然監督の選手選考以前のことですから、ナンバーとして
は最新号で今最も

 「旬」

 の選手を起用できた形になります。

 もし僕がこの記事の筆者ならば、相当興奮したと思います。

 現役の高校生の代表選出は、実に14年ぶりですから。

 実際のところ、アイスランド戦で久保の起用はありませんでしたが、サンガの関係者に
とっては格別の喜びだったと思います。

 サンガは典型的な

 「ヨーヨー・クラブ」

 で、なかなかJ1を主戦場に出来ません。

 しかし大木監督の戦術が浸透したのでしょう、準優勝で終わりましたが天皇杯は見事
決勝まで駒を進めました。

 ある意味サンガにとって、優勝は無意味だったかもしれません。

 と言いますのも、サンガにとってJ1昇格は義務ですが、仮に天皇杯を制覇してACL
を戦う羽目になっていたならば、長丁場のJ2を戦うことに大きな影が差し込みました。

 そうなると、せっかくのACLが無駄骨になりかねません。

 久保を俊英が登場したサンガは祖母井GMの選手補強も注目です。
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