goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

グルキュフへのエール、彼の存在価値

2012-02-23 22:54:49 | 日記
 僕は何となくですが、グルキュフの気持ちがわかるんですね。

 グルキュフがミスを犯すと、周囲は非常に誇張した形で彼を糾弾します。

 僕も同じミスを他の人間が犯しても咎められないのに、僕はでかい声で叱責されること
が度々あります。

 以前ご紹介しましたが、かつてリバウドが
 
 「世間は僕が出来ないことを僕に求める。
  他の人間がミスをしても暖かく見守るのに、僕が同じ事をしたら罵声しか存在しない。」

 フランスのファンはグルキュフに対して、過度の期待をかけすぎているのかもしれません。

 僕もそうですが、恐らくグルキュフも

 「新しい環境に溶け込みにくい」

 性格なのでしょう。

 僕は進学するたびに新しく変わるクラス・メートと会うににビクビクしていましたし、実際
高校の3年間は全くクラスに馴染めず、つらい思いをしました。

 グルキュフは期待されながらも空中分解に終わった

 「南アフリカ・ワールドカップ」

 の痛みを、現在も引きずっているようです。

 あれは彼の問題と言うよりも、ドメネク政権そのものが問題だったわけですが、お世辞にも
アンリやリベリのような主力との折り合いそのものはよく無かったと言われています。

 僕がグルキュフに言える事は

 「案外世間は、貴方が思うほど敵ばかりではない。
  だから頭を抱えなくても良い時もあるよ。」

 という点です。

 僕も小心者なので彼の気持ちが痛感できるのですが、味方もいるよと伝えたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グルキュフへの批判の背景にあるもの

2012-02-23 22:45:50 | 日記
 サッカーに限らず、どうすればメンタルは鍛えられるのでしょうか?
 
 そのような手段、訓練を行えば強いメンタルを得られるのでしょうか?

 フランス代表のヨアン・グルキュフは誰もがその技術、才能を評価しながらも大抵の場合

 「グルキュフは精神面に問題がある。」
 「精神の脆弱さを解決しない限り、彼だこれ以上輝く事は無い。」

 と手厳しく批判されます。

 でも批判する人間は「代替案」、つまりこういう形で強化できます。という案内はしない
んですね。

 だからこそクルキュフは更に心を痛めるのだと思います。

 これは僕の推測ですが、彼は非常に感受性の強い選手なのだと思います。

 グルキュフがロナウドのように高級車を買う、女性と浮名を流すなど考えられませんし、
リベリのように娼婦と関係を持つなどいう事もないでしょう。

 ステレオ・タイプな見方になりますが、一般的なサッカー選手の印象は

 「高給取りで高級車に乗っている」
 「女優やレポーターなど、美人と呼ばれる女性と出会う機会が多い。」

 という華やかな物なのでしょう。

 しかしグルキュフは落ち着いた環境を求め、寡黙な正確で知られています。

 ミランからボルドーに移籍したのも、ブランという敬愛できる監督とミラノよりも格段
に静かなボルドーの街が、自分に合うと判断したのだと思います。

 つまりグルキュフは世間が描くサッカー選手の範疇に含まれない。

 その点が更に彼への批判を大きくしていると考えられます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五輪代表の勝因と課題

2012-02-23 00:22:43 | 日記
 改めて五輪代表の勝因を考えてみますと

 1・原口、酒井というふたりの活躍
 2・扇原の縦パスの鋭さ
 3・ピッチ・コンディションが格段に良かった事

 この3点が考えられます。

 マレーシア代表の運動量が後半落ちた事で、日本が使えるオープン・スペースが格段
に増えた事もそうですが、やはり生命線である

 「パスのスピードと正確さ」

 が、ピッチ・コンディションに影響されなかった点が大きかったですね。

 本戦に出場した際、ヨルダンで見られたような質の悪いピッチが当然存在しません。

 従って日本のショート・パスに縦のパスを織り交ぜる攻撃に、支障が考えられません。

 そこで大切なのが味方同士の距離でしょうね。

 これは試合中に松木安太郎氏も指摘していましたが、選手同士の距離が開いてしまうと
インターセプトからのショート・カウンターの餌食になります。

 特にミドル・サードとディフェンシブ・サードの位置でボールを失うと、相手MFと
FWを追いかける形での守備になりますから、ファウルと紙一重のプレイも増えるでしょう。

 そうなりますとカードの警告、下手をすれば退場になりますので、監督の交代プランに
大きな影響を及ぼします。

 バーレーン戦はホームでの開催ですから、昨日以上にパスは繋がりますから、攻撃と守備
のどちらも本番を意識して欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五輪代表の勝因は勝ち点3という目的意識

2012-02-23 00:12:58 | 日記
 ここ数日、日本在住のマレーシアの方は嫌な思いをしていたでしょうね。

 どんな国の人間も、自国の代表が大量得点を得られる相手を思われたなら、憤怒する
のが当たり前ですし、かつては日本も

 「勝ち点3が確実の得られる相手」

 を揶揄されていました。

 逆の見方をすれば、この袋小路を作ってしまったのは日本側にありますし、ヨルダンで
行われたシリア戦の敗北よりも、失礼な言い方ですがホームのマレーシア戦で3、4点
奪えていれば、これほどの批判は浴びなかったでしょう。

 もしホームの一戦を昨日同様

 「0-4」

 で勝利したなら、日本は得失点差「1」で1位の座を守った形でマレーシアに遠征で
きた為です。

 原口、非常に良かったですね。

 彼の前を向く姿勢とシュートの意識が日本の選手達を奮い立たせてくれました。

 他の選手達もシリア戦の時とは異なり、目的意識が明確だった為でしょう、ゴールを
がむしゃらに狙う姿勢があったことは本当に良かったですね。

 そしてマレーシアのGK、僕はA代表で起用されるのも頷ける、良い選手だと思いまし
た。

 マレーシア五輪代表はしSリーグで研鑚を積んだと聞きましたが、彼らも韓国や日本
で充分やれる力があると思います。

 今UAE代表の選手の数人がイングランド、フランスでチャレンジをするようです。

 マレーシアの選手達にも同様のチャンスがあると思いますし、Jのクラブも目星を付け
てはどうでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする