塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本、3-0でオマーンを破る

2012-06-03 21:40:58 | 日記
 開始わずか4分で2度のコーナーキック

 日本が0-3でオマーンに勝利した背景には、選手のコンディションが抜群だった点
が挙げられます。

 バカンスを得ることなく代表合宿に加わった海外の選手達。

 僕は彼らが上手い具合に気分転換できたか、気にかかっていました。

 やはり人間は良い休日を味わってこそ、仕事にやる気と集中力が生まれると思うからです。

 僕の考えが杞憂だったことは、前半のうちにわかりましたね。

 オマーンに覇気が無かった事は確かですが、埼玉スタジアムの雰囲気だけでなく、やはり
日本の環境、特に湿度に馴染めなかったと予想します。

 逆に言えば日本は敵地でのオマーン、イラク、ヨルダン戦で早い段階での順応が求められ
るわけで、水分補給、睡眠、食事など多岐に渡って注意しないといけません。

 ちなみにオマーンの選手で取り上げられたのはアル・ハブシのみでしたが、もっと敵の
選手の紹介があっても良かったと思います。

 それは見るべき僕たちが相手の戦力を知る必要があるためですし、日本在住のオマーンの
方にも多少の配慮が必要だと感じた為です。

 選手名と所属先がわかれば、そのクラブ、リーグに僕は関心を持ちますし、新しい価値
感もわかると思うのですが。
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シンジ・ゾーンの有無、本来のポジションで勝負

2012-06-03 21:31:42 | 日記
 「デルピエロ・ゾーン」

 若き日のデルピエロが、ボックスエリアの左45度からゴールを奪うたびに、メディア
はそのシュートの精度を上記の言葉で讃えました。

 ユヴェントスは欧州屈指の名門でありながら、欧州王者と世界王者になった回数はそれ
ぞれ2回しかありません。

 その2度目の欧州制覇とトヨタカップを得る要因となったのがデルピエロで、だからこ
そ厳しいメディアも、

「佇まいの美しさ」

 を評価したのでしょう。

 僕は香川真司がドルトムントでゴールを量産するたびに、この言葉が浮かびます。

 「シンジ・ゾーン」

 という言い方は大袈裟ですが、香川がボックスエリア左に侵入した瞬間、相手DF
は大きな混乱を喫する形になります。

 香川は胸のなかで、やり慣れた3の中央でプレイしたいと思っているでしょうが、やは
り自分の希望よりも代表の序列や空気を慮っていると思います。

 前田が最前線でポストの役割を果たした瞬間、日本守備陣はラインを上げる時間が与えら
れ、より前線との距離が近くなります。

 つまり、香川にボールを持てる時間が増すわけですが。

 僕は一度、3の左から宮市、香川、そして岡崎という布陣を見てみたいと思いますし、も
し原口や宇佐美がA代表に復帰したなら、彼らを両サイドで使ってみても良いと思います。
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小松成美さんの著作を読んで

2012-06-03 17:43:52 | 日記
 以前お話したように、僕が2003年の夏、角川書店が企画した玉木正之氏の文章講座
に応募、出席したことがあります。

 その事前アンケートで、

 「貴方が好きなスポーツ・ノンフィクションは何か?」

 という項目があり、僕は迷わず

 「ジョカトーレ 小松成美」

 と記入しました。
 
 僕は小松さんの著作は3冊しか持っていませんが、読むたびに唸る思いばかりで、小松
さんの構成力と取材力、そして文体に大きな敬意を払っています。

 小松さんはサッカーを含むスポーツが専門分野ではありません。

 それでも僕が持っている作品

 1・ジョカトーレ (文芸春秋)
 2・鼓動 (幻冬舎)
 3・誇り (幻冬舎)

 は多くのファンの支持を集め、文庫としてより親しまれる形になりました。

 小松さんは海外へも率先して出かけ、自分で車を運転して取材対象者に会いに行きます。

 だからこそ出会いを大切にし、ノートに丹念な記録を付け文章を構築する手がかりにし
ていることがわかります。

 僕は方向音痴で車の運転も増えてなので、小松さんのフットワークにそれだけで感心し
てしまうのです。
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代表候補に幅を持たせること

2012-06-03 17:35:52 | 日記
 僕は日本代表を構成する際、召集候補の幅を40名程度に広めたら良いと思います。

 僕が言うまでもなく、監督も同様のことを考えているでしょうが。

 それは最近召集外となっている家長(ウルサン)、乾(ボーフム)というJ1以外に
所属する選手、そしてアンダーの世代を引き上げるなど、より柔軟な招集を見通しての
事です。

 以前お話したが、

 「海外リーグ」

 の選手は何も欧州に限ったことではありません。

 家長が継続的に代表召集を受ける形になれば、今度はKリーグが日本人選手の新しい
働き場所になるかもしれませんし、移籍市場がより活発になる可能性があります。

 高原が水原に移籍した際、やはり代表復帰は叶いませんでしたが、Kリーグは視察も
簡単でしょうし、是非検討して欲しいものです。

 召集の幅を広げますと、旬の選手、ベガルタやサンフレッチェといった

 「首位戦線を賑わす地方クラブ」

 に大きな喜びを与えます。

 例えばベガルタには代表経験のある関口がいますが、彼や太田、赤嶺など、候補に値す
る選手は多いですね。

 ですから地方クラブにとって代表選手が誕生することは

 「クラブの資産価値」

 が増す形になります。

 そして仮に彼らを売却するならば、より高値での取引も可能です。

 監督自身、予選の長丁場に新戦力を試そうとは考えているでしょうが。
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今日、日本代表がオマーンを迎え撃つ

2012-06-03 15:09:06 | 日記
 お昼までは快晴だった千曲市ですが、今は雲に覆われており小雨が降ってきました。

 今埼玉の天気はどうでしょうか?

 正直オマーンが今の時期どのような天候なのか僕にはわかりかねますが、選手からすれ
ば雨は避けたいところでしょうね。

 湿度がこもれば体力をそれだけ消費しますし、欧州リーグの選手達に大きな負担がかか
ります。

 ファンも雨具は用意していないでしょうし。

 恐らくザッケローニ監督は、通常の11人を先発で起用し、リスクを最小限に抑えこむ
はずです。

 それは初戦の戦い方が重要という意味もありますが、

 「君達を信頼している!」

 という無言のメッセージに繋がるはずです。

 初召集の長谷川アーリアジャスールは、結局出番の無いまま落選となりましたが、気
にする必要はありませんし、本人もそう捉えているはずです。

 予選は1年続く長丁場ですし、新戦力の発掘と起用が代表に厚みを加え、同時に風通し
をよくします。

 新陳代謝が人間の健康だけでなく、サッカーでも不可欠ですね。

 敵地でのオーストラリア戦までで勝ち点「9」を得られたら、その後の戦い方が楽に
なりますし、こうした大舞台で新鮮力を起用することに躊躇いがなくなります。

 まずは今日のオマーン戦に注目しましょう。
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