塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ホスト国が抱える責任、重圧、厳しい眼差し

2012-06-22 23:45:24 | 日記
 2008年同様、今回の欧州選手権もホスト国はグループリーグで敗退してしまいま
した。

 両国同時敗退というのは、偏りがない分だけ慰めにはなるのでしょうが。

 欧州選手権が初めて共催となった2000年大会は、オランダとベルギーの地で行われ
ました。

 オランダは今までの監督の経験が無かったライカールトを、ニースケンスが巧みに支援
し、4強に進出するもベルギーはグループリーグで姿を消します。

 つまり開催国が一方だけ

 「取り残される」

 と、ファンの悲嘆は増大し、代表と代表監督には失望の眼差ししか存在しません。

 2016年大会はフランスでの単独開催になりますが、ブラン政権は恐らく今大会で
終焉するはずです。

 ですから彼らは代表監督の選定に間違いが許されません。

 マルセイユからデシャンを引き抜くのか、それともリールのガルシアのような新進気鋭
の人物を招くのか、まだ定かではりません。

 ただホスト国の責任、最低でもグループリーグ突破を考えたならば、ドメネク政権存続
の際に見られた延命措置だけは許されないでしょう。

 今ブラジルもメネゼス政権の評判が芳しくありません。

 それは来年のコンフェデ杯も含めたインフラの設備もそうでしょうが、セレソンの戦い
振りが腑に落ちない点が多々あるのでしょう。

 真剣な討論で

 「グアルディオラ招聘」

 の声が挙がるのは何ともブラジルらしくないのですが、それだけホストを務めるのは多大
な責任が及ぶ物なのです。
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今年、オールスターは開催するのか?

2012-06-22 22:53:49 | 日記
 今日長野オリンピックスタジアムで、ジャイアンツ対スワローズの試合が行われ、開場
前から多くのファンが詰め掛けた模様です。

 僕も数年前までは随分野球観戦をしましたが、最近はご無沙汰です。

 オリンピックスタジアムは2004年にオールスターゲームが行われた、有数の球場で
ですので選手もやりやすいと思います。

 この時期野球観戦をすると、必ず

 「オールスターの投票用紙」

 が鉛筆と消しゴムと一緒の用意され、マークシート形式で気軽に参加できます。

 僕も記入したことがありますし、選手としても人気のバロメーターになりますから、選出
は嬉しさで一杯でしょう。

 そして一方のJリーグ。

 今年は中断されていたオールスターを開催する予定でいると聞きましたが、一向に話が
進む気配がありません。

 今年も震災の為に復興試合を行う決定が成されましたが、この試合をオールスターと同じ
位置付けに変更したのでしょうか?

 確かにJ1にはかつてのようなビッグネームが消え、小粒な感は否めません。

 スポンサーも「たらみ」「JOMO」、そして「コダック」が名乗りできましたが、コダッ
クは破産し、JOMOはエネオスと合併してしまいましたから、時代の趨勢を感じます。

 もし今夏オールスターを開催するならば、スタジアムの選定や選手選出など、解決すべき
問題が山積みですから、早急に動かねばなりません。
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ドログバ、新天地は上海に

2012-06-22 01:53:38 | 日記
 ドログバ、遂に上海申花への移籍を表明しましたね。

 このアフリカを代表するストライカーが新天地をCリーグに選んだ事は、上海だけで
なくリーグ全体が世界中に知らしめる要因となりました。

 従ってその波及効果は絶大です。

 Cリーグのクラブとチャンピオンズ・リーグで戦うJのクラブは、この機会を逃すべ
きではないですね。

 ルーカス・バリオスという現役のパラグアイ代表が移籍し、マルチェロ・リッピという
名将が指揮を執る中国。

 つまり彼らが日本に遠征するだけで日中両国のメディアが取材に訪れますし、スタジアム
の応援風景や街並みを報道してもらえる、格好の機会と言えます。

 ドログバはチェルシーに残留していれば、

 「クラブ・ワールドカップ」

 の為、来日していたはずですから日本テレビは正直がっかりでしょう。

 しかし上海申花が来季チャンピオンズ・リーグに出場できたなら、対戦相手はJのクラブ
問わず興奮するはずです。

 生でドログバとニコラス・アネルカという

 「擬似クラブ・ワールドカップ」

 が見られる上、クラブとしては当日券を含むチケットの売上が相当期待できます。

 中国はワールドカップ出場が困難なため、チャンピオンズ・リーグを非常に大切にして
いると聞きました。

 (宇都宮徹壱氏が語っていたと記億しています。)

 その為外国籍の選手に対する投資は、クラブにとっても必要経費なのでしょう。
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シェフチェンコ、そしてディナモ・キエフ

2012-06-22 01:40:41 | 日記
 熱心なディナモ・キエフのファンは、シェフチェンコの心変わりを期待していると思い
ます。

 このウクライナ代表の大エースは、自国開催の欧州選手権終了後の引退を示唆していま
した。

 彼の気持ちは変わらないと思います。

 しかしディナモ・キエフは奪われた地位と名誉を取り戻す為の第一歩として、クロアチア
代表のクラニツァールをイングランドから獲得しました。

 近年のウクライナを代表するクラブとして真っ先に挙がるのは

 「シャフタル・ドネツク」

 ですが、キエフにはあの名将ロマノフスキーが残した偉大な足跡を継ぐ必要があり
ます。

 この指揮官が率いた時代を、僕は映像でも見た経験が乏しいのですが、シェフチェンコ
が相棒であるセルゲイ・レバロフと2トップを組んで大暴れした1998-99シーズン
のチャンピオンズ・リーグは今でも語り草です。

 レバロフは移籍したプレミアリーグで思うようにいきませんでしたが、シェフチェンコ
がミランで残した結果は、文句のつけようがありません。

 (チェルシーからレンタルで復帰した2008-099シーズンは除く)

 かつて見せた敏捷性は期待できなくとも、試合の流れを読む感覚と的確で無駄の無い
ポジショニングなど、30代を過ぎたFWを支える武器は沢山あります。

 ヘンリク・ラーションが代表引退を発表しても、国民の熱意がその決意を翻させたよう
に、ウクライナの人々の熱意が届いたなら、決意は変わるかもしれません。
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