塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

語学と交渉術を学んだなら

2012-06-21 23:16:21 | 日記
 代表歴を問わず、日本のサッカー選手達が従来の固定概念を崩そうとしています。

 その概念とは

 「日本語だけで暮らす生活」から
 
 「日本語だけでなく、複数の言語を話すことが当たり前」

 という価値観の相違です。

 日本人独特の、行間を読みながら交渉するというやり方を好む外国人は、まず存在しない
と聞きました。

 彼らはダイレクトに「はい、いいえ」を求めますし、もったいぶった言い方が習慣にあり
ません。

 ですから海外で活躍する選手が増えれば増えるほど

 1・卓越した語学力と交渉術
 2・議論の際、日本的なきめ細やかさと海外式の結論に直結する発言

 を使い分けられる人材が増える形になります。

 逆に言えば、日本は「ゴリ押し」のような力強い交渉をされると、身構えてしまいがちです。

 僕のスーパーでも、中国の方はレジの打ち間違いが無いか凄く気にしますし、自分の側に
非があっても

 「それがどうした」

 という態度で返品、交換を求める事があります。

 日本の発想ですと、「失礼ですが」と一言添えてから切り出しますよね。

 語学と交渉術が身に付けば、今後は海外とのやり取りも変わってくるでしょうし、僕は案外
サッカー選手が将来外務大臣という要職に就いても不思議ではないと考えます。
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カズの話すポルトガル語の美しさ

2012-06-21 23:08:44 | 日記
 昨年末に来日したペレとカズの対談を見ていた際、カズの話す流暢で美しいポルトガル
語に感激しました。

 僕は確かに毎日ドリルをしていますが

 「勉強時間が短い事」
 「CDから流れる英語、イタリア語の為、臨機応変さが足りない」

 という側面があります。

 でもそれ以上に驚いたのは、カズ自身がポルトガル語の語彙を失っていないことでした。

 通常人間は、

 「習得した語学を使わなければどんどん忘れていく」

 と聞いていたので、尚更驚いたのです。

 カズがサントスから読売クラブに入団してから20年近い歳月が流れていますし、日本
で生活をしていれば、それほどポルトガル語を使う機会は多くないでしょうし。

 カズは毎年のようにブラジルを訪れるのは、永住権の更新や旧友たちとの再会もあるの
でしょうが、ポルトガル語を話す機会を失わない点も含まれていると思います。

 ジェノア移籍当時、カズはイタリア語ではなくポルトガル語で疎通をはかっていました
から、ブラジルへの感謝の念を今もって忘れていないのでしょうね。
 
 彼が学ぶ姿勢を失っていないことが、現役生活を続けている原動力に繋がっているはず
です。
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選手の個性、悪童と良心の対比

2012-06-21 01:52:20 | 日記
 一度手に入れた香水や石鹸は、使い終わるのが大変な場合があります。

 特に香水は大きいボトルの品を買ってしまうと、終えるまでに途方も無い時間がかかって
しまいます。

 僕らが思うほど、これらが減る量は少ないのですね。

 同様にサッカーも、一度契約した選手をお払い箱にするのは至難の技ですから、契約を
結ぶ前の調査は不可欠です。

 確かに物分りが良く、社会に貢献しようとする選手はどんなクラブでも重宝します。

 日本代表で言えば川島がそうですし、元イタリア代表のトンマージも、その人格の
素晴らしさは万人が認めていました。

 その一方で、暴れん坊がいないと面白くないのも確かです。

 例えばマンチェスター・ユナイテッドは、ボビー・チャールトンやデニス・ローなど、
その実力と人間性が共に評価される選手が在籍する一方で

 「アクの強い」

 個性的な選手が数多く存在しました。

 エリック・カントナ、ロイ・キーン、ブライアン・ロブソン、そして極めつけがあの
ジョージ・ベストです。

 また彼らに並ぶであろうライアン・ギグスも、近年思いも寄らない女性問題でその評判
を落す形になりましたが、ファンの支持は変わっていません。

 まさに「陰陽」の世界であるのですが、近年金と権力がよりサッカーに浸透してきました
から、選手との契約はより慎重になってゆくはずです。
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デルピエロに学ぶ舌の手入れ

2012-06-21 01:43:22 | 日記
 歯を磨く事に注意している人は多くとも、舌に付いた汚れ、「舌苔(ぜったい)」に
注意している方は案外少ないと思います。

 最近僕はこの舌苔を取り除くようにしているのですが、その瞬間ふと感じたのは

 「アレッサンドロ・デルピエロ!」

 というものでした。

 「舌」を巧みなロゴマークに昇華したのがローリング・ストーンズならば、プロのアス
リートにもトレードマークにした選手がいます。

 そのひとりがマイケル・ジョーダンで、彼は自身の集中力が高まれば高まるほど、舌
を出してプレイするのが慣わしでした。

 周囲が

 「マイケル、危険だよ。
  このままだと君自身が舌を噛み切ってしまう可能性だってある。」

 と助言しても、一向に構う素振りを見せませんでした。

 そしてデルピエロですが、彼がゴールを決めた後に見せる舌を出す仕草は、ユヴェントス
ファン以外もご存知のはずです。

 恐らく彼も、習慣としてこの仕草が根付き自分の代名詞になったのでしょうが、恐らく
手入れは欠かさないものと思われます。

 パパラッチを含むメディアの影響力が大きいイタリアでは、選手のプレイだけでなく、交際
相手やファッション、社会貢献活動までが逐一報道されます。

 万が一、出した舌が汚れていたら、それだけでデルピエロの株は下がってしまいます。

 アスリートに限らず歯は大切な物ですが、舌の汚れも落とし清潔を心がけたいですね。
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