塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

出場停止の選手の狭間で

2012-06-12 22:08:25 | 日記
 結果退場になりましたが、栗原は本当によくやったと思います。

 代役での先発出場で1ゴールは充分な結果ですが、皮肉にもレッドカードが彼を再び
ベンチに押し戻します。

 次節9月11日の対イラク戦は、ザッケローニ監督が好んで起用する最終ラインのうち、
3選手、内田と今野、そして栗原が出場できません。

 吉田の故障が癒えていれば彼と伊野波がレギュラーを務め、酒井が右サイドで先発をする
のでしょうが、まだ試合は3ヶ月先ですから、準備期間は充分あります。

 ですからJ1の選手達には大きなチャンスですし、初召集、復帰、どちらにしても最終ライ
ンの顔触れは大きな注目を集めます。

 ザッケローニ政権経験者で言えば

 岩政(アントラーズ)
 槙野(レッズ)

 のふたりが浮かびます。

 後者は左サイドで起用されますが、中央で使われても問題ありませんし、むしろ代表で
のやり方が特別だと感じます。

 他に目を惹く選手といえば、レイソルの近藤、広島の森脇、エスパルスの岩下などの
名が浮かぶと思います。

 近藤と森脇は既に代表に名を連ねた経験があります。

 カードに関しては主審の「主観」もありますから、避けようが無い場合もあります。

 今日の内田のカードはその範疇だったと言えます。

 今後はこうしたカード・トラブルにも目をやりつつ、選手の体調を見極めなければ、中東
での戦いが厳しくなります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本、オーストラリアと勝ち点1を分け合う

2012-06-12 21:57:58 | 日記
 大抵の時間を数的優位の状態で過ごした勝ち点1。

 日本は勝つチャンスを逃したという見方をしていますが、皆さんはいかがでしょうか?

 まずオーストラリア側の誤算として、交代枠2を負傷交代で失った点があります。

 試合前恐らくブレッシャーノは途中交代する様子が見られず、オジェック監督はそのま
ま起用したのでしょうが、裏目に出た形になりました。

 日本も発熱の為今野が試合を回避する可能性もありましたから、この点も両者は対照的
な形となりました。

 6年前の6月12日とは異なり、日本の最終ラインは最後まで高い位置を維持し、前線
との距離を縮めることに成功しました。

 また川島の反応のすこぶる素晴らしく、守備の安定が敵地での戦いを大きく支えた原動力
となりました。

 オーストラリアが4-4-1で戦わざるを得なく為った為、日本のポゼッションが高まった
事も事実ですが、やはりケイヒルにボールが渡ると、畏怖を感じましたね。

 日本はスペインのように、マイボールを大切にする代表よりも、オーストラリアや北欧の
ように、骨格や身長をダイレクトに活用する国との戦いが、やはり不得手に見えます。

 それにしても今日の試合はスリリリングで、僕自身見ていていつも以上に冷や汗を掻きま
した。

 この冷や汗が、最終予選を戦うファンの共通の心情だと感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本、オーストラリアとのアウェー決戦へ(2)

2012-06-12 13:50:47 | 日記
 ブリスベンのピッチが荒れている背景に、一昨日でしたか別のイベントがこの競技場で
行われた為だそうです。

 僕の印象は一言

 「考えられない」

 です。

 例えばワールドカップ予選を控えた埼玉スタジアム2002で、何かしらのイベントを
僕たちは行おうとしませんよね。

 芝の育成に携わっている方
 警備の方

 を含む運営に関わる方達は念入りに準備をして、選手達とファンが安全で快適に過ごせる
ように全力を尽くして試合当日に挑みます。

 戦っているのは「裏方」も同様です。

 一方のオーストラリアは、この国際試合の大一番を前に平気で別の催しを行った。

 自分達の意識の低さを考えなかったのでしょうか?

 当然この試合は映像で海外にも流れますし、そのピッチ・コンディションの悪さ、催し物の
スケジュールの不備が一瞬に打電されます。

 日本の評価はプロだけでなく、アマチュアと裏方を含めた全ての関係者のものです。

 日本代表にはA代表の関わりだけでなく、彼らの気持ちも汲んで欲しいですね。

 ワールドカップ予選の大一番の前にも関わらず、芝の状態を蔑ろにしてしまう国に負ける
のは、うんざりじゃありませんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本、オーストラリアとのアウェー決戦へ

2012-06-12 13:41:29 | 日記
 今日、いよいよ敵地ブリスベンで予選序盤の大一番を迎えます。

 ピッチのコンディションは劣悪に近いようで、日本の素早いパスワークは思うように
いかない模様です。

 ヨルダン、オマーン戦のように、終始日本がイニシアチブを握れることはありません。

 だからこそ前の2戦の時と同じように、ボールをこねくり回すのではなく、単純明快
にボールを相手最終ラインの背後に送る戦術が活きてくると思います。

 かつてイビチャ・オシムは

 「日本のパス回しは各駅停車の電車のよう。」

 と、選手達の意図と精度に釘を刺したことがありましたが、5、6年前と比較した際
随分と改善されたように感じます。

 特に横から「縦」へのボールに加え、選手同士が互いに最適の距離を推し量りながら
ボールを出し入れできるようになっています。

 この背景にはザッケローニ体制が

 1・海外での試合がアジアカップ、ワールドカップ予選しか戦っていないこと
 2・アルゼンチン、パラグアイ、韓国からの勝利はいずれも国内だったこと

 と、敵地での経験が不足ぎみであることも影響しています。

 もしブリスベンの地でこの試みが成功したならば、日本にとって非常に大きな歩みと
なるはずです。

 幸運にも今日は当初から休日でしたので、テレビ朝日の中継を頭から見る事ができて
ありがたい限りです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の心を通じて山村の心中に迫る

2012-06-12 00:03:15 | 日記
 3日ぶりの仕事は、父の日の発送と包装で桁外れの忙しさでした。

 とにかく頭を回転させて、ミスのないように注意したいのですが、やはり思うように体
が動きません。

 僕は自分の健康管理の不手際を痛感しながら

 「シリア戦で戦列に復帰した山村の困惑は、こんな代物では無かっただろうな。」

 と、彼の心中を察しました。

 あの試合、山村からすれば自分のことだけで精一杯で、周囲を鼓舞し連携を促す動きまで
は気が回らなかったはずです。

 何より先発11人の中で、自分が最も

 「試合勘」

 が鈍っているわけです。

 加えてシリア代表のフィジカル・コンタクトとピッチの悪さ、慣れない気候条件など、
関塚監督の先発起用は今振り返ると「英断」ではなく、単なる自己満足のようにも思えま
す。

 監督としては絶大な信頼を置く山村に、一日でも早く代表の空気を取り戻して欲しいと
願っての起用だったのかもしれません。

 それならばやはり途中交代か、ホームでの試合の方が良かったと思います。

 山村は僕の印象ですと、自分のミスを背負い込んでしまう選手に思えます。

 その自分の不甲斐なさを抱え込んでしまう形になれば、彼のよさである安定感やキャプ
テンシーが消えてしまいかねません。

 やはり戦列復帰を果たした選手の起用は、慎重にならざるを得ません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする