塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イタリアは優勝しても得るもの無し

2012-06-25 23:46:09 | 日記
 あくまで僕個人の見解ですが、イタリアは欧州王者になるべきではありません。

 何故なら仮に彼らが欧州王者になったなら

 「八百長問題の捜査が優勝によって遮られる」
 「イタリアメディアの日和見主義が是正されない」

 という問題が、改めて浮上すると思うからです。

 欧州選手権の開幕前、イタリアメディアは八百長問題でプランデッリを辟易させ、事実
嫌疑のかかったドメニコ・クリーシトは召集から外れる形になりました。

 そしてアントニオ・コンテがもし容疑者となれば、ユヴェントスは指揮官交代に踏みきら
ねばなりません。

 2006年の夏もそうでしたが、問題点を整理し改善を図ろうとしても、どうしても
芳しく無い形に陥るのがイタリアです。

 ですのでもし手負いのイタリアが優勝したならば、国中が浮かれてしまい八百長問題は
どこかに吹き飛んでしまうでしょう。

 同時にイタリア・メディアの問題もあります。

 今頃3大紙は、まるで手のひら返しのそのままに、アズーリの躍進を報道していると予測
します。

 戦前はあれだけプランデッリを苛立たせたにも関わらず、大会が始まれば代表を絶賛する
変わり身の速さが見られたとしたら、イタリアはますます沈没してゆくでしょう。

 どこの国も日和見主義がありますし、僕自身もそうです。

 しかし度を過ぎた楽観論

 「明日は明日の風が吹く」

 と捉えていても、解決は先送りになりますし、その代表格がベルルスコーニという形
なのでしょう。
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レアルの思惑、カカとケディラ

2012-06-25 00:15:39 | 日記
 レアルがモドリッチを獲得する背景には

 1・シャビ・アロンソ以外で中盤の底を任せられる選手
 2・怪我でシーズンを棒に振ったシャヒンを売りに出す

 この2点が考えられます。

 もしかしますと来季モウリーニョは、中盤のソリッドな形の一部を崩し、ポゼッションを
高め攻撃の幅を広げようとしているのかもしれません。

 ケディラの守備力は魅力ですが、アロンソともう一枚攻撃重視の選手を起用することで、
ミドル・サードでより優位に立ちたいと思っているのでしょう。

 シャヒンが怪我で戦列を離れたことはレアル首脳陣の誤算でした。

 しかしこのトルコ代表が優れた選手であることは間違いなく、モドリッチの入団はまだ
憶測をでないはずです。

 もしこのクロアチア代表を一列上げ、エジルとの共用に踏み切ったならば、いよいよカカ
のフランス行きに拍車がかかります。

 PSGもパストーレにメネーズと攻撃の駒が揃っていますから、いかにアンチェロッティ
が彼の入団を希望しても、お金はともかく戦力的に難しいと思います。

 優勝したレアルがチャンピオンズ・リーグを視野に入れた際

 「刷新を図る」
 「現状維持で戦力補強は最小限」

 に留まるのかで、今夏の移籍市場の構図は大きく変化する。

 僕はそう予測します。
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モドリッチ、新天地にマドリードが浮上

2012-06-25 00:07:20 | 日記
 ハリー・レドナップの退団も影響してか、ルカ・モドリッチがノース・ロンドンを
去ることは決定的なようです。

 2011年の夏も彼はチェルシーへの移籍が囁かれ、周辺が大騒ぎになりましたが、
今回移籍が囁かれるクラブはレアル・マドリード。

 移籍金の額にもよりますが、スパーズはモドリッチを売却に踏み切るかもしれません。

 しかしその一方で残留にこぎつけるため、様々な策を練っているとも考えられます。

 と言いますのも、

 1・既にディナモ・キエフにクラニツァールを売却している
 2・ファン・デルファールトにも、シャルケ移籍の噂がある

 この2点を考慮すると、スパーズの中盤の戦力は著しく低下し、ガレス・ベイルや
アデバヨールといった主力から、不満の声が挙がる可能性すらあります。

 特にモドリッチはレドナップが

 「絶対に売らない。」

 とその実力を高く評価していましたし、後任監督も当然慰留を求めるはずです。

 仮にラフィをシャルケに売却したならば、ディナモ・キエフから支払われる移籍金を
含めて台所事情は安定するでしょう。

 そうすればその資金を補強費に回し、モドリッチの周囲に質の高い選手を配置できる
わけです。

 ただモドリッチ自身、

 「スパーズでやれる事はやり遂げた!」

 そう考えているのならば、放出も止む無しと思います。
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