塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バロンドールを受賞すること

2012-06-29 22:09:24 | 日記
 そのピルロ自身は、ドイツ戦の前のインタビューで

 「ロナウドとメッシがいる限りバロンドールは無理だよ。」

 と、シーズン60ゴールを決めているバルセロナとレアルのエースの前では分が悪いと
語っています。

 (ゴール・コムを参照)

 ただ仮にイタリアが優勝すればピルロは2冠の立役者となり、リーグ優勝と国王杯の
みのふたりを大きく引き離す形になります。

 逆にスペインが優勝すれば、例年通りシャビ、イニエスタに加えてかシジャスも有力
候補になり得るはずです。

 バロンドールは名実共にサッカー界の頂点に立つ賞であり、その受賞と選考にたびたび
疑問が寄せられる

 「アジアMVP」
 「アフリカMVP」

 とは訳が違います。

 それでも2000年にジダンが受賞を逃した点(この年の受賞はルイス・フィーゴ)や
1986年のイゴール・ベラノフのように、賞を得るためのインパクトに欠けたと呼ばれる
例もあります。

 それでもバロンドールが世界中の選手の憧れであり、今後も受賞者は大きな祝福と共に
壇上に上がるはずです。
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ピルロ、バロンドールに一歩近づく

2012-06-29 21:57:03 | 日記
 今回の欧州選手権がバロンドールの選考に大きく関わるとすれば、アンドレア・ピルロ
にも受賞の大きな機会が与えられました。

 そのイタリアのPKで敗北したイングランドでは

 「ポール・スコールズが代表にいれば、イングランドのピルロに成りえたはず。」

 という評論があるようで、このユヴェントスの大黒柱が、今も尚イタリアの顔である事
が改めて知らされた格好です。

 アズーリの選手では2006年、ファビオ・カンナバーロがバロンドールを受賞するも、
大きな議論を巻き起こしました。

 GKのジャンルイジ・ブッフォンの方が賞に値するというう声が挙がったためですが、
当の本人がカンナバーロの受賞を祝福することで、事なきを得ました。

 攻撃の選手ですと1993年にロベルト・バッジョ、1982年にパオロ・ロッシが
受賞しています。

 しかしFWではなく純粋なMFでの受賞となると、1969年まで遡らなければいけま
せん。

 ACミランのゴールデン・ボーイ、ジャンニ・リベラの受賞がそうですね。

 インテルのサンドロ・マッツオーラとクラブ、代表で鎬を削った彼は当時のイタリアを
象徴する選手で、1987年には政界入りを果たします。

 後方から周囲を操るピルロとはポジションが異なるとは言え、仮にピルロがバロンドール
に輝けば、まさに43年振りに中盤の選手が受賞する形となります。

 バロテッリの活躍も特筆すべきですし、シティもリーグ制覇していますが彼の受賞は困難
でしょう。

 その時は再び

 「何でいつも俺?」

 というTシャツをシティファンは箪笥から引っ張り出すかもしれません。
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五輪に向けて各国準備が進められる

2012-06-29 18:56:35 | 日記
 オリンピックのサッカー日本代表は何時発表されるのか、皆さんはご存知ですか?

 英国代表ではスチュアート・ピアス監督でベッカムを外したことが内外で大きな注目
を浴び、韓国も五輪代表を発表しました。

 ハンブルクのソン・フンミンが外れる形になりましたが、ク・ジャチョルにパク・チョ
ヨンと、日本でもお馴染みの名前が見られます。

 またJリーグからも6名選出されています。

 (ゴール・コムに掲載しています。)

 一方の日本代表ですが、オーバーエイジで選出したGK林に関してエスパルス側が注文
をつけるなど、五輪前から足並みが揃う気配がありません。

 また吉田麻也の怪我の回復具合も伝わってこず、このままいくとオーバーエイジは徳永
のみの可能性もあると言えます。

 こうした意思統一がされない中で、仮にグループリーグで敗退が決定したならば、やは
りメディアは惨敗と騒ぐと思います。

 関塚監督には好転の兆しは見えているのでしょうか?

 オーバーエイジ問題
 壮行試合と海外遠征の少なさ
 故障者の回復

 もしこれらの問題を潜りぬけメダルに辿り着けたなら、ある意味奇跡だと思うのですが
どうでしょうか。
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アズーリ、決勝でスペインと欧州王座を賭けて戦う

2012-06-29 18:43:02 | 日記
 前評判の低かったイタリア、決勝まで来ましたね。

 イタリアメディア、そしてファンもアズーリの快進撃に酔いしれていると思います。

 僕は先日、「イタリアが優勝しても得るものなし」という題名で、ブログを記しました。

 もし彼らが優勝してしまえば、その栄冠が隠れ蓑となり、八百長問題に関する調査が遅れ
てしまうのではないか?

 という懸念を抱いた為です。

 人間誰しも祝杯をあげている間は不幸な出来事を忘れていますし、もし調査資料が新聞に
掲載されたなら

 「優勝に水をさすような記事は掲載しないで欲しい。」

 という声が寄せられるはずです。

 僕はイタリアの戦いぶりを映像で見ていないため、批評はしません。

 ただ2006年のワールドカップ優勝時と、今大会は開幕前にスキャンダルで揺れたと
いう点は同様でも、実情は異なると思います。

 2006年大会はデルピエロ、トッティという主力が円熟期を向え、カンナバーロにピルロ
と中軸にも根幹となる人物が控えていました。

 2012年の代表は勿論ブッフォン、ピルロ、そしてデ・ロシと人材がいないわけでは
ありませんでが、プランデッリが戦術を柔軟に捉えた点。

 これが大きかったように思います。

 今プーマには、アズーリのジャージの注文が押し寄せているのかもしれません。
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ユナイテッドが強豪である理由

2012-06-29 18:34:03 | 日記
 マンチェスター・ユナイテッドに在籍するというのは、何を意味するのか。

 僕の見解は

 「常に最高の試合を観客に見せ続けなくてはならない。」

 という物です。

 「最高」という言葉の定義はファンひとりひとり異なるでしょうが、その多くが攻撃
を思い浮かべるはずです。

 「ラインを果敢に押し上げ、MFとFWが連動してゴールを奪う。」

 一言に集約するとこうなると思いますし、香川はバレンシアやギグスと連携しながら、時
には自力でゴールをこじあけ、時にはルーニー、チチャリートにパスを出す、最適な選択が
求められます。

 ミュージカルの本場ニューヨーク。

 ここでは新しい舞台が幕を開けても、観客動員と評判が悪ければすぐに幕を降ろす厳しさ
があります。

 ユナイテッドはこれら同様、最高を常に求められその要求の応え続けてきたからこそ、
プレミアの代名詞であり、強豪なのです。

 穿った見方ですが、リバプールは「古豪」という言い方もできます。

 どんなに優れたシナリオを練り、衣装や舞台装置に趣向をこらしても、肝心の配役と
俳優の演技が悪ければ、観客は増えません。

 ユナイテッドは既に優れた舞台装置(オールド・トラッフォード)と舞台監督(ファー
ガソン)が存在します。

 問われるのは俳優(選手)と配役(選手補強)です。

 特にFWはベルバトフとオーウェンが離れるようですから、首脳陣は欧州選手権の後に
移籍市場を注視するはずです。
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