塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自己アピールでサッカーに取り組む

2014-05-08 23:42:53 | 日記
 謙虚でありながら、即座に自分の要求を出す事、この相反する要素を前面に押し出すのは僕に限らず、日本人は不得手ですよね。

 日本は目上の方々に敬意を払う事で成立していますから、それがプロサッカーという枠組みであっても、年長の顔をたてることで組織がまわる側面はあるでしょう。

 ですからオランダ、ロシア、そしてイタリアでも

 「新顔だからそこ自分を知ってもらいたい」
 「だから俺は馴染む為に、役に立つために周囲に要求を出す」

 という姿で生きている本田圭祐は、異端という形容詞で語られる事が多いですね。

 でも、こうしたふてぶてしい態度を取る新入社員がいてもいいと思いますし、逆に周囲が不快感を抱くようでは時代遅れなのかもしれません。

 例えば今回のイタリアは、スペイン、ドイツほど話題にならず静かな環境でワールドカップを迎えます。

 でもバロテッリにしてもカッサーノにしても、周囲に敬意を払う事よりもむしろ、自分をさらけ出すことで受け入れられてきた側面があるのも確かです。

 「結果を出せばいいだろ!!」

 かつてのロマーリオ、ストイチコフはそんな突っ張った態度をとっていましたが、僕は案外バロテッリがイタリアを救うような気がするのです。

 日本代表も本田が自己主張するのではなく、皆が同じ態度でサッカーを語れるようになれば、本田の言語だけをメディアが取り上げることもなく、出夕した環境を手に出来る。

 そう思えるのです。
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代表キャップ0の選手が代表に馴染む為には

2014-05-08 23:33:23 | 日記
 本日、僕の部署にも新入社員の配属が決定しました。

 今までも多くの「詰め込み教育研修」で疲れていると思いますが、本番はこれからなんですよね。

 今までは返金の方法を含むレジ操作、進物の基礎知識を軸に学んできたと思いますが、講師やコンピュータを相手にしたシャドーと、実際言葉を発する人間が相手では、その応対はまるで異なります。

 紳士服は裾直しやフィッティングなど、場数を踏む事で成長する作業が幾つもあり、僕も今まで本当に不安になったこと、手痛い失敗などいくつも恥をかいてきましたから。

 サッカーも12日、遂に23名の代表選手が発表となります。

 仮に川又や塩谷、南野など代表キャップ0の選手が選出されたならば、新しい環境にいかに順応できるか、この点が問われます。

 遠藤のように代表キャップが3ケタになる選手もいれば、長谷部のように主将という任務を誠実に守ってきた選手もいます。

 一方で今野や内田のように、マイペースや周囲の笑いを誘う選手もいますし、一口に代表の先輩といえども当然ですが正確はそれぞれ異なりますし、付き合い方法も違うでしょうしね。

 彼らだって代表に招集されるかはわかりません。

 でも、もし僕が代表キャップ0で招集され、遠藤と相部屋になったとしたら、当然気を使って眠れないでしょうね。

 僕は映画をみませんし、テレビゲーム、スマートフォンもさっぱりですから話のタネを見つけることすら、難しいように思います。

 一番は練習で率先して声をだし、明るく振る舞うことでしょうか。

 「俊さんが試合に出れないのに、誰よりも集中して取り組んでいたし、先発のためにタオルを用意してくれて本当にありがたかった」

 前回のワールドカップ、先発を外れた中村が率先してベンチワークをこなし、闘り王が頭を下げていたことが印象的です。

 こうした謙虚な気持ち、選手だけでなく僕たちも持ちたいものです。
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セレソン、遂に23名が決まる!!

2014-05-08 01:50:19 | 日記
 各国の先陣を切る形で、フェリポンが23名の代表選手を公表しました。

 僕の印象は「ソリッド」ですね。

 つまり非常にタフである一方で2010年同様、ある種の閃きにかける、そんな印象を持ちました。

 あの2010年のオランダ戦、ジュリオ・セザルとフェリペ・メロが重なる形で失点し、その後後者が退場になると、ブラジルは完全に浮き足だつ形となり、カカも仲間を鼓舞する事ができませんでした。

 フェリポンが前回率いた2002年大会は、3-4-2-1の2と1に、ロナウドとリバウド、そしてロナウジーニョと即興もできるが真面目に取り組む事もできる、稀有な3選手が揃っていました。

 両翼のカフーとロベルト・カルロスの攻め上がりを3CBを軸にカバーしたわけですが、やはり約束事は4バックと比較して少なかったのでしょう。

 同時にクレベルソンとジウベルト・シウバのコンディションが最高だったこともプラスに働きました。

 以前にも書きましたが、僕はネイマールの控えで構いませんからガウショが必要だったと感じます。

 それはロナウジーニョがネイマールの控えであることに賛同する必要があったわけですが、大会中メディアからの質問が集中するであろうこの若きエースの重荷を、ロナウジーニョなら分かち合えると感じた為です。

 彼も2006年

 「クアルテット・マジコ」
 「ロナウジーニョの大会」

 と随分と喧伝され、大会前から疲弊していました。

 あの時のパレイラは確かにカカとロナウジーニョ、ロナウドとアドリアーノを同時起用しましたが、直観云々よりも4-4-2ではなく4-2-2-2になっていまし、前線が中盤から下を支えるだけの運動力をもてずにいました。

 ロナウジーニョのチャンピオンズ・リーグとリーグ戦で随分消耗していましたし、ネイマールの心理面をカバーできる人材がいないように見えます。

 勝って当たり前のブラジルにとって、今回招集された23名は現時点では「名誉」を得ていますが、大会後はどうなっているでしょうか。
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メッツ・コーラに見る発想の逆転

2014-05-08 01:23:41 | 日記
 カール・ラガーフェルドがダイエット・コークを好む事は有名ですが、昔は

 「コーラでダイエット」

 と言う発想は考えられませんでした。

 僕は今日、キリンの「メッツ・コーラ」を飲んでみましたが、当たり前ではあるのですが味は通常のコーラと全くかわりませんが、脂肪の吸収を抑えるという点が誇らしげに記されています。

 最近缶コーヒーが無糖ブラックが相次いで発売されているのも、花王が先鞭をつけた

 「ヘルシア・コーヒー」

 が影響しているのでしょう。

 コーラ同様缶コーヒーは砂糖をたっぷり使っている者が多く、健康と言う概念からは遠いものでしたが、近年はこの印象を覆すべく、数多くの商品が企画、販売されていますから競争は更に増しています。
 
 サッカーも同様ですね。

 かつては今のように毎年レプリカ・ジャージが新しくなることはなく、イングランドではテラスという立見席が当たり前のように存在し、騒動が絶えませんでした。

 テレビ放映権も選手の移籍金高等など見る影はなく、ミランがベルルスコーニの手に渡った80年代中期ですから、まだ牧歌的な空気が漂っていた、そんな印象があります。

 イングランド・リーグがプレミア・リーグと名称変更を行い、立見席を廃止し清潔で安全という付加価値を付けた90年代から、サッカーの市場は劇的に拡大してゆきます。

 その広がりの中、Jリーグが始まりアジア各国の手本となったわけですが、その勢いはインドやラオスといったアセアン諸国にも拡大してゆきます。

 ダイエット・コークの恩恵を受ける人間は数多く存在しますが、一方ではブラジルのように学校と医療を求める声もありますから、サッカーも新しい印象を植え付ける時期なのでしょうか。

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