塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

縁の下の力持ち、サッカーを通じて学ぶこと

2014-05-04 22:35:44 | 日記
 今日、往復のシャトルバスの中で、お子さん連れのご夫婦に席を譲ろうと声を掛けましたが、逆に暖かい笑顔で返事を頂く形になりました。

 行きの方は「子供が寝ているのだ大丈夫ですよ」
 帰りの方は「息子が運転手さんの様子を見たいと言っているので」

 と言う形で、親子の微笑ましさを感じました。

 同時に幼い子供を預けることが出来ない、核家族という問題が長野周辺でも大きな問題だと痛感しましたし、観戦中でもお子さんが手洗いに行きたくないか、確認する母親もいましたしね。

 北長野の街並みを見るのは、本当に20年振りの出来事で、5分揺られただけで到着した時は

 「こんなに近い距離だっけ?」

 と学生時代はもっと歩いたような記憶があったので驚きました。

 でも運転手さんが

 「はい、いってらっしゃい」

 と朗らかに、しかも乗客全員に声を掛けているのを見て、僕も本当に暖かい気持ちになりました。

 「ああ、そうだ。
  プロサッカーはこうした縁の下の力持ちに支えられている」

 と改めて痛感しましたし、クラブにはそうした協力してくださる皆さんへの配慮、敬意を忘れないで欲しいですね。

 サッカーに限らず、スポーツは教育と言う概念があります。

 それはコーチ、両親が躾、身だしなみを子供に学んでほしいと言う面があるためでしょうが、むしろ子供たちは僕たちの姿を見て、感謝する場面、頭を下げる場面、時には批判する事柄、それぞれを学んでいると思います。

 もし僕が父親で子供と同伴ならば

 お年寄りに席を譲るべきはこういう時だ。
 他人の親切には丁寧に答えよう

 こう学んでくれたら嬉しいと思いますし、皆さんもそうですよね。
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長野駅でパルセイロ・レディースに遭遇

2014-05-04 22:16:50 | 日記
 参加人数を集めることは業者の仕事ですから、僕個人ではどうする事もできません。

 それでも参加するに当たり、手洗いで汗を拭い、顔を洗い、手と口に改めてクリームを塗りなおして参加するという、最低限の身だしなみは施していきました。

 「成功する人は缶コーヒーを飲まない 姫野友美著 講談社α新書」

 を再度読み直し、頭の回転を良くするために事前の食事にたんぱく質を多く含む、チーズ、卵サンドを食べて出かけてみましたが、それでも駄目でした。

 サッカーに限らず

 「不出来の理由が見えてこない」

 俗に言うスランプに陥り、2軍への降格やベンチが定位置という姿は珍しくありませんが、彼らも僕も知恵を絞って今自分が出来るであろうことをやっているはず、なんですが。

 監督やコーチが先発の11名を選出するのは、当然

 「心身共に充実している選手」

 であることに間違いはありません。

 ですから監督がベンチに降格した選手に、現在の状況とその対処方法を伝え、もう一度出直すという作業は地味ですが、効果的だと感じます。

 ちなみに、長野駅で電車をまっていますと、スーツを纏った女性の集団と出くわしましたが、彼女たちは姫路まで遠征に出かけていたレディースの選手達で、長野に戻ってきたところだったんです!

 足達SDと西村岳生さんの姿が見えたので、思い切って背後から

 「長野パルセイロの足達SDですよね」
 「今日、東和田まで出かけてきました。8000人入って良かったですね!」

 と伝えると、ありがとう、勝って良かったですとにこやかに返答してくださいました。

 僕は肝っ玉が無い方なのですが、案外話しかけてみるもんだと思いましたが、女性に同様の事をしても意味はないのでしょうが。

 
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徳島ヴォルティスと僕の共通項

2014-05-04 22:08:12 | 日記
 1-4が1-3、そして完封負けへ

 これ何の話かと言いますと、今日パルセイロの試合を終えた瞬間、シャトルバスに乗り込み、民間業者にお願いした婚活イベントに参加したのですが、その人数です。

 前者が女性、後者が僕を含む男性、最後が今日の成績です。

 「いお金を払ったのに、これではいかんとも仕様が無いな」

 モチベーションの低下は自分でもひどく感じられ、来た男性は払った金額に見合う内容では無いと激怒し、途中で退席してしまったくらいです。

 僕も正直言えば

 「お金返してもらえますか?」

 と言う気分でしたが、サッカーだって入場料に見合わない展開でも、金返せとボランティアや受付に文句は言いませんよね。

 同時に思った事が

 「徳島ヴォルティスの選手と小林監督は、今何を思うのか?」

 というものです。

 ヴォルティスと僕の活動を比較すること自体不躾ですが、お互い成功体験に乏しいのは確かですよね。

 ヴォルティスはJ2を自動昇格圏内の2位で今季を戦っているのではなく、昇格プレイオフを勝ち抜いてやってきたという点がいささか特殊です。

 短気決戦を勝ち抜いた事も確かに素晴らしい出来事ですが、自動昇格という別の形で成功体験が得られたならば、どこか今季の戦い方も変わっていたように思うのは、穿った見方でしょうか?

 同時にヴォルティスは今季が初のJ1であり、J1を戦う体験が未知という面もあります。

 「ああ、アントラーズがジーコを住友時代に獲得したのは、この成功体験を語る事が出来る事が大きかったんだな」

 と改めて思ったくらいで、もし僕がサッカー監督でこんな体裁の悪さを見せていたなら、完全に首になっていますが。
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サッカーを通じて真の姿を見つけ出す

2014-05-04 02:08:24 | 日記
 前回お話した海外の方のように、水準以上の素晴らしい日本語を話す方もいます。

 物腰も穏やかでもし中国の方であれば

 「広州恒大、今年も強いですね、お客様の周囲で彼らは話題になりますか?」

 と尋ねてみたいと考えたくらいです。

 同時に思った事は

 「海外の方だろうが日本人だろが、他人に敬意を払うことに国籍は関係ないし、同時に迷惑をかける人間にも国境はない」

 というものです。

 僕たちは中国人の多くが、さほど日本に良い印象を抱いていないと考えがちですし、彼らもまた同様の観点で見ているでしょうが、僕が今まで働いてきた中国の方は、みな穏やかな気持ちの持ち主でした。

 それは多くが留学生であり

 「塚田さん、私はいつか貿易の仕事をして日本と中国の架け橋になりたい」

 と語る女の子もいましたよ。

 ですからチャンピオンズ・リーグで韓国、中国に遠征経験のある選手、ファンは、一般で報道される姿も目撃したでしょうし、逆に従来の印象とは異なる体験もしたはずです。

 ダニ・アウベスが投げ込まれたバナナを食べて、同時に

 「スペインに来て11年、この国は何も変わらないな」

 とつぶやきましたが、同じ月日で日中韓のサッカーが停滞せず、チャンピオンズ・リーグとワールドカップ予選で鎬を削る、健全な間柄になることはできるでしょうか?

 敵地でのブーイングが

 「敵に本来の仕事をさせないため」

 という概念に苛立ちやむかつきを込めているのも確かですが、その他大勢に消されてしまう、本当に素晴らしい方を見逃すのも惜しいものです。
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モウリーニョが震撼させたイタリア語の巧みさ

2014-05-04 02:00:11 | 日記
 モウリーニョが2009年の夏、ミラノに降り立った瞬間から記者はため息をつきます。

 「彼が話すイタリア語は我々が話すそれよりも巧い」

 言葉と言うのが発音やアクセントだけでなく、センス・オブ・ヒューモア、そしてレトリックなど包括的に評価されるべき事柄ですが、モウリーニョはミラノ到着時点で既に

 「先手を打っていた」

 形でした。

 イタリア語とポルトガル語は言語的に似通っていますが、それでも流麗なアクセントで話すこのポルトガル人は、このインテル就任会見までは少なくとも好意的に見られていました。

 レアル就任により当然スペイン語も嗜むモウリーニョ。

 母語のポルトガル語を含む、3つの言語を操るわけですが、これは彼に限ったことではありません。

 悪童の異名をとるイブラヒモビッチも、ボール同様丁寧なイタリア語、英語を話しますし、文化的に近い、大半の国が大陸が陸続きであることも影響しているのでしょうが、

 「複数の言語を操る事は不思議ではない」

 という観点からみれば、日本人選手も母語の日本語を丁寧に操るのと同様、欧州の文化を吸収せねばなりません。

 僕も昨日、中国かヴェトナムの方だと思いますが、スーツを販売しました。

 その方は先日下見に訪れて昨日は再訪だったのですが、その丁寧な言葉と物腰を見て

 「彼が話す日本語は僕よりも巧い」

 と心の中で唸っていました。

 教師について学んでいないという点はあれど、僕のイタリア語が全く身についていない点を踏まえれば、サッカーでも留学でも言葉を習うことの大切さを痛感します。
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