塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

シティ、2季ぶりの優勝へ前進する

2014-05-06 23:43:16 | 日記
 リバプールの栄冠は来季に持ち越され、隣人の低迷をせせら笑うようにシティが優勝する気配が濃厚となりました。

 2012年のマンチーニ政権時における、最後までユナイテッドと競り合う形で優勝したのと比べれば、今季はヨベティッチの負傷離脱、コンパニのコンディション不良が見受けられるも、ゆとりのあるシーズンとなりました。

 仮に優勝すればペジェグリーニにとっても大きな戴冠となります。

 では一方のリバプールはどんな気持ちでしょうか?

 単純に言えばある種の強迫概念に晒されているのかもしれません。

 その背景は

 1・いまだプレミア時代の優勝が無い事
 2・このままではジェラードが優勝経験を持たないままクラブを去る可能性が増え、スアレスやコウチーニョという主軸の引き留めが難しくなる
 3・指揮官ロジャースも優勝経験を持たない

 という3点があるでしょうか。

 「2」に関しては

 「リバプールには野心が無い、だからチェルシーに行くよ」

 と叫んだトーレスの言葉を思い出します。

 もしベニテス政権の2008-09シーズン、このトーレスとジェラードが戦線離脱しなければ、優勝はアンフィールトにもたらされたかもしれませんが、スペインでリーグ優勝を果たし、2005年には

 「欧州王者」

 となるベニテスも、リーグ優勝をイングランドでは味わえませんでした。

 ならば優勝経験がなく、適切な戦術を植え付けることができたというだけでロジャースは残留すべきでしょうか。

 この指揮官の続投か、監督交代かをどう首脳陣が判断するかで来季のリバプールは大きく異なるはずです。

 僕は指揮官交代はしない方が良いと思いますが。
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今まで見落としていた代表選手の資質

2014-05-06 23:29:57 | 日記
 僕はこのブログで何度か

 「メディアが騒ぐサプライズ選出ではなく、監督が本当に戦力となり得ると判断した23名を尊重すべき」

 とお話してきました。

 でも、今日僕の視点にひとつ、落ち度があると気付きました。それは戦力と言う意味でベンチスタートでも腐らないと言う側面だけでなく、4-2-3-1と3-4-3。

 いずれの布陣にも対応できる選手選考でなくてはいけないと言う点です。

 例えば先日の代表合宿で気合を見せたセレッソの山下、サンフレッチェの塩谷。

 前者が4バック、後者が3バックで戦うクラブに在籍していることを判断すれば、これらの併用を代表で既に学んでいる栗原、伊野波の方に一日の長があるように見えます。

 3バックはサイドバックとの連係を考慮する必要がありませんから、約束事が少なく、前だけ向いていれば問題ない反面、どうしても左右のオープンスペースをケアしなくてはならず、サイドハーフとの連係が不可欠です。

 ただ、3-4-3の導入は未知数ですが、やはり流れを変えたい、勢いをもたらしたいときに、監督はある種この3-4-3に賭ける部分があると思うのです。

 では攻撃陣はどうでしょうか。

 4-2-3-1では従来通りの先発になるでしょうね。

 一方で3トップになれば、岡崎を1トップに本田を香川を両翼に配置するのでしょうが、南野、大久保のいずれも対応できると思います。

 もしサイドハーフに入るであろう長友と二人の酒井からクロスを放り込むのであれば、豊田の高さ、楔の動きが大きな鍵になりますが、最近は招集対象とならない、ハーフナーと前田も抜群の高さを誇ります。

 こうして考えますと、攻撃陣の方に新顔が加わるように思いますがどうでしょうか。
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僕が抱いた東和田運動公園の印象

2014-05-06 01:09:51 | 日記
 東和田運動公園の芝は非常に整備されていましたし、スタジアムを一望できると言う点では好感がもてました。

 一方で向が決めたフリーキックはパルセイロのゴール裏近辺では確認することが難しく、場内アナウンスを聞くまでは誰がゴールを決めたのか、僕には判断できませんでした。

 記者の方が鞄に双眼鏡を忍ばせている理由がよくわかりましたが、それは陸上トラック併設と言う面もありましたね。

 恐らく、これまでの日本スポーツは

 「スタジアム、アリーナの認識」

 が貧弱だったのでしょう。

 日経がbjリーグ、アルビレックス新潟BBの臨場感あふれるスタジアムの素晴らしさを伝えていましたし、仙台89ERSのホームも充実していると聞きました。

 つまり

 「併設するよりも、その競技にあった設計と観客席の準備」

 を行うことが、運営側、選手と観客それぞれに相応しいという点がわかってきたこと、これがバスケットだけでなくサッカーがプロ化して伝えている功績のひとつです。

 まだ名前は決まっていませんが、新しい南長野は屋根と座席が付く、まさにサッカーの為のスタジアムです。

 このスタジアムの収容人数とパルセイロの成績が比例し、山雅と同様の露出が今後も増えてゆくようであれば、ヴァンフォーレやアルビレックスのように、ひとつのモデルケースとして海外からも視察が訪れるかもしれません。

 足達SDが

 「五輪開催の実績のある長野の知名度は、私たちが思うよりもかなり高い」

 ならばサッカーだけでなく、周辺市町村にも波及効果があるのではないでしょうか。
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ユヴェントス、遂に胸元のステラが3つへ

2014-05-06 00:54:30 | 日記
 ユヴェントスとナイキの契約は、2014-15シーズンをもって終了すると聞きましたが、ナイキからすれば惜しいことをしたと思う面があるでしょう。

 それはユヴェントスが胸に刻むステラが、遂に前人未踏の「3」になることで、ナイキはこの星3つをわずか1年でアディダスに譲る形になります。

 ミラン、インテルがそれぞれ優勝回数18で並ぶわけですが、両クラブの現在を考えますと、残り2回のスクデットも至難と言わざるを得ませんから、プラティニ引退後の9年の空白、そしてアントニオ・コンテ就任までの度重なる監督交代。

 この2点の長き時間が無ければ、彼らの優勝回数はもっと増えていたかもしれません。

 ナイキからすればロット、ディアドラというイタリア・ブランドが支援するならまだしも、アディダスに星3つを譲るのは余り気が進まないのではないでしょうか?

 これはあくまで僕の考えで、逆にユヴェントスをアディダスに譲渡することで
 
 「新しい出資先」

 を考えているのかもしれませんし、アーセナルもプーマになりますから、資金のスリム化と言う面はあるでしょう。

 リールからリュディ・ガルシアを招いたローマが勝ち点85(すぽるとで流れましたね)を得たことが、今季のセリエAでもっとも拍手に値する存在だったといえます。

 そしてナイキはこのローマと

 「10年間の長期契約」

 を交わします。

 ローマは永遠の都と呼ばれており、ナイキからすれば成績とは無関係で是非とも契約したかったのでしょうか。

 中田在籍時はカッパ、近年はディアドラと友好関係に会ったローマ。

 トッティがディアドラ契約選手からナイキに戻ったのも、ローマとナイキの契約があったからかもしれません。
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