塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

新顔を加えると言う意味合い

2014-05-10 23:42:02 | 日記
 新入社員がたった一人加わっただけで、僕は日々の業務が新鮮に感じられます。

 「なるほど、血の入れ替えが必要と言うがこの新鮮さがサッカーでも、仕事でも必要なんだ」

 と痛感しています。

 僕たちが従来行っている業務でも、場数の少ない人間からすればそれは大きなチャレンジであり、同時にどう説明すればよいか、適切な言葉で接しているだろうか、などと自分の言動を振り返ることもできます。

 例えば

 「僕は監督はしないし、向いているとも思わない」

 と語っていたアラン・シアラーが、降格したとはいえニューキャッスルを率いてその考えを改めたのは、選手と日々過ごすだけで、自分の成長も把握できると感じたためでしょう。

 最近はフランク・デブール、デニス・ベルカンプ、ディエゴ・シメオネ、そしてフィリッポ。・インザーギと2000年中期まで現役だった選手たちが、コーチ・ライセンスを取得し

 「懐かしいピッチの傍へ」

 赴くようになっています。

 アンチェロッティがアリゴ・サッキ、ヨハン・クライフがリヌス・ミケルスを手本として、日々研鑽を積んで足場を固めたように、今

 「青年監督」

 として語られる彼らも、自分の手本を見出し、同時に葛藤しながらコーチの奥深さを知るのでしょう。

 僕はコーチに向いているかはわかりませんが

 「ああ、こんなやり方があるのか」

 と場数の浅い人間から学ぶことが嫌いではありませんし、こうした面白く感じることも指揮官になる要素なのかもしれません。

 ちなみに日本代表に新顔、復帰関係なく新しい顔が加われば、それは間違いなく新しい風が吹きます。
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代表候補選手の胸の内を思う

2014-05-10 23:34:01 | 日記
 先月の代表合宿以降、広島の塩谷、新潟の川又、そして川崎の大久保は毎日ように繰り出される

 「代表への想いを聞かせたください」

 という質問に飽き飽きしていたのではないでしょうか?

 例えばパルセイロのように下部リーグの選手ならば、目の前の試合だけに集中できますし、メディアからワールドカップへの関心は聞かれても、出場への手ごたえは聞かれませんよね。

 でも彼らの場合

 「代表選手になるには、素晴らしい個人成績が必要」
 「しかし、一人よがりの動きでは仲間に迷惑をかけていまう」

 という形になります。

 つまり、自意識をく持つことは大切ですが、だからといってスタンド・プレイが許されるわけではありません。

 ハイライトでは自分の出来、不出来がすぐさま流れますし、周囲も気遣いも痛いほど感じているはずです。

 塩谷、大久保はチャンピオンズ・リーグの兼ね合いもありますし、鹿島の柴崎のように選手個人が好調でも、クラブの成績が下降線と言う形では、メディアが使う常套句である

 「アピールになりました」

 という言葉は意味を持ちません。

 全盛期のロナウジーニョが凄かったのは、まるでサーカスのような曲芸、閃きのプレイがバルセロナとセレソンの勝利に直結していた為で、だからこそ彼は自由を謳歌出来ましたね。

 でもイビチャ・オシムが語ったように

 「ロナウジーニョにボールを持たさないようにすればよい」

 という形で、どんな選手でも万能ではないのです。

 ここまでくれば足掻いても仕方がありませんから、後は監督の胸のうちですよ。
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スポーツブランドが女優を自社CMに起用する理由

2014-05-10 00:14:46 | 日記
 僕はアサヒフーズが発売している

 「クリーム玄米ブラン」

 を良く食べます。

 非常食として車の中にも置いてありますし、下手な食べ物を食べるよりも、鉄分、食物繊維、カルシウムを口に出来る面で信頼できるためです。

 実はこれらはある意味建前で、本音は

 「女優の井上真央さんが推薦しているから」

 と言う面もあります。

 僕は井上さんが出演している映画やテレビドラマを熱心に見た例はないのですが、単純に美人だなあと思っているので、アンケートで綺麗だと思う女優は誰と記入すべき時は、井上さんと答えるようにしています。

 今、スポーツブランドの多くがタウン・カジュアル用に女優を数多く起用しているのも

 「彼女が着ているから」

 という好奇心を刺激する為でしょうね。

 サッカーはバスケットで選手名の入った靴が人気なのも、子供たちが

 「この靴を履けば選手に近づける」

 という意欲と創造力を手に出来る為であり、プーマならカズ、アディダスなら内田に香川、ミズノは本田というように、歴代の代表選手達も契約ブランドのCMに出演してきました。

 ですからヒュンメルが高瀬、アシックスが京川、アディダスが川澄

 こうしたなでしこの主力達を頻繁に広告に起用するようになれば、女優でカジュアルを、オーセンティック・スポーツで契約選手という、2本柱が確立できると思うのですが。

 女優、女性アスリートも同世代の方からすれば

 「その意欲を吸収したい」

 というお手本であり、だからこそスポーツブランドは今後も旬の女優を起用し続けるはずです。
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改めて「リスク上等」を見直して

2014-05-10 00:02:38 | 日記
 ナイキが手掛ける「リスク上等」、何遍見ても素晴らしい出来具合いだと痛感します。

 最後、PKを蹴るロナウドの前に立ちはだかり、「誰だコイツ?」」と揶揄されながらも見事クッキアイオでPKを決める少年の姿。

 これこそ

 「いざという時に逃げ出すな!」
 「勇気を犯しても責任を取らねばならない時がある」

 という、ナイキが伝えたかった事なのでしょう。

 この映像には現在のナイキ契約選手の中でも、特に有名どころが出演しています。

 僕は当初

 「ワールドカップに出場する選手、そうでない選手でそれぞれ代表、クラブでジャージを区別している」

 とばかり考えていましたが、実は違いましたね。

 例えばイグアインはナポリ、ズラタンはPSGの姿で登場しますが、アルゼンチンとスウェーデンはそれぞれアディダスと契約していますから、両者はクラブ・ジャージを纏っているわけです。

 従ってバイエルン、ドイツ代表共にアディダスというマリオ・ゲッツェは、白黒の別ジャージで登場しています。

 ベルギー代表アザールも同様ですが。

 ロナウド、ネイマール、そしてルーニーはそれぞれ代表ジャージを纏っての出場ですけれども、やはりナイキが支援する各国代表の応援キャンペーンという意味あいがあるのは当然です。

 この中では選手たちの素晴らしい個人技、フェイントを堪能できます。

 でも指揮官の中には

 「そんなサーカスのような小細工が使うな!」
 「勝ち点3に結び付かない」

 と糾弾する声もあります。

 そう、どんなにファンが興奮し、歓声を挙げても勝ち点3が得られなくては意味のないものですから、この映像作品で選手の想像力を思う存分楽しめるという見方もできます。
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