塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今年もブレスサーモを引っ張り出して

2016-10-29 00:23:52 | 日記
 昨日、千曲市は随分と冷え込み小雨模様の天気でした。

 元来寒がりでウインタースポーツに関心のない僕は、ミズノの代表作「ブレスサーモ」を着用しています。

 ブレスサーモは確かに高い部類の価格設定です。

 今は東レを軸に、さまざまな繊維企業と衣類ブランドが暖かい肌着を開発、商品かしていますし、価格も手ごろなものが多いですね。

 でも、ブレスサーモは日本製の品が多いことも特徴ですが

 1・すぐにへたらない耐久性
 2・セーターと見間違うくらいの素材感の良さ

 が味わえます。

 毎年肌着を買い替える可能性があるならば、思い切って手を出しても良いと思いますし、数年前はアンダーアーマーの「コールド・ギア」の広告をよく見かけたものです。

 吉田や本田など、ミズノ契約選手も日常で取り入れていると思いますよ。

 ただ、他の肌着が頗るカラフルでデザインも良いものがあるのに対し、ブレスサーモはカラー・ヴァリエーションがそう多くないのは改善点かと思います。

 モレリアも基本は黒と白ですから、ブラジルを意識した黄色のアッパーを投入することは、ミズノにとっても冒険だったのかもしれません。

 オーセンティックは質実剛健、つまり本当に良い品を長く使ってほしい、という意味につながりますし、そこはミズノの良いところです。

 一方で

 「へえ、ミズノにもこんなデザインがあるんだ」
 「これ、従来のミズノの印象を覆すな」

 という驚きがあっても良いと思います。
 
 実際にバサラとイグニタスの色彩は、僕たちを驚かせていますよね。
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前政権の遺産は新政権にとって不都合なのか

2016-10-29 00:02:29 | 日記
 2007年マドリード。

 ロナウジーニョという傑物と共に世界を席捲するバルサを食い止めるためにイタリアから馳せ参じたファビオ・カペロ。

 しかし守備の整備以上に話題を呼んだのが、シーズン中にMLSへの移籍を公表したベッカムへの冷たい扱いでした。

 ベッカムの指揮官に対する態度はむしろ寛大であり

 「選手としてできることは練習で手を抜かないこと」
 「必ず出場の機会はある」

 と信じることで、事実そうなったことは既に知られています。

 2010年のワールドカップを指揮官とスタッフという形で過ごした両名ですが、そこに何らかのわだかまりがあったのかどうか、それはわかりません。

 それでも一人の正真正銘のプロが

 2007年、レアルのリーグ優勝を支える
 2010年南アフリカの地で、代表を支えるために帯同する

 という行動で賞賛を得たことを、モウリーニョは知っているでしょうか?

 彼はシーズン開幕前からシュバイニーを袖にし、同時にクラブの集合写真からも外したと言われています。

 シュバイニーはドイツ代表としてワールドカップで優勝し、バイエルンでもチャンピオンズ・リーグを含む多くの優勝経験を持ちます。

 確かに移籍金を考えればポグバを使う必要はありますが、前政権の名残を巧みに活用することも指揮官の手腕ではないでしょうか?

 過去、バイエルンはマルセイユに移籍し、就任したばかりのトルシエと疎外になったヴィセンテ・リザラスをすぐさま獲得しましたよね。

 このときは彼が輝く4-4-2ではなく、トルシエ十八番の3-5-2で居場所がないという戦術面でのわだかまりが大きい形でした。

 バイエルンが今回も同様の手法を試すことはないのでしょうが、シュバイニーの胸中はやはり辛いと想像します。
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