塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レガシーとデザインソースの密接な間柄

2016-10-21 00:27:04 | 日記
 今東京五輪の施設整備に対して、小池東京都知事は予算案の見直し、そして「レガシー」という言葉を用いています。

 レガシー(ヘリテイジも遺産を意味しますが、使い分けが正直よくわかりません)という言葉の背景には、五輪の一度きりの使用で終わるのではなく、恒久的な使用を目指すという意味合いを含みます。」
 
 ディアドラとアンブロがそれそれ

 1990年代の自社製品からデザイン・ソースを生み出す

 形にしているのは、まさにレガシーの活用、のように思われます。

 ディアドラはバッジョ、シニョーリ、ファン・バステンにウエア
 アンブロはバルデラマ、シアラーにオーウエン

 最近欧州サッカーに関心を抱き始めた方からすれば、上記の選手たちのことはよくわからないでしょうね。

 しかし当時を知るファンからすれば

 「ああ、バッジョは黄色のライン、シニョーリが緑のラインのスパイクを履いていたなあ」
 「98年フランス大会、対アルゼンチン戦のオーウエンがすごかったよ」

 と話題は尽きないと思います。

 ファッションは基本、過去からデザインソースを再利用することが多いですから、サッカーも例外ではありません。

 リーボックが今、盛んにポンプを発売していますが、これも90年代中期の名品、ポンプフューリーにその源があり、実際は1989年のバッシュ、ザ・ポンプが原型になるのです。

 スポーツブランドからすれば、過去の名品の復刻は

 過去の技術を搭載する

 というある種の葛藤があると思います。

 アディダスは今エナジーブーストですが、90年代はフィー・トウ・ウエアでしたからね。

 それでも当時を懐かしむファンと現在のファンの両方から支持されることは、それは素敵なことでもあるのですが。
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今後変化してゆくであろう事柄

2016-10-21 00:10:39 | 日記
 さかのぼる事16年前、卒業を控えた僕は働き口を探していました。

 母校山梨学院には、地元の最大手であるシャトレーゼから求人情報が届いていたことを思い出します。

 僕は甲府に愛着はありましたが、卒業後は甲府を去ることを決めていたので、シャトレーゼの求人は眺めただけで終わりました。

 その際、某自動車会社のブースを訪れて様々な話を聞いたのですが、今思うと自動車業界というのはサッカーのスポンサーも含めて多様な価値を見出す企業であるということです。

 今、日産自動車が世界に先駆けて自動運転が可能な「セレナ」を発売しましたが

 自動車が安全であること
 運転が快適で、道案内が可能なこと

 という点で発達してきた一方で、水素自動車、電気自動車と環境負荷も考慮する形で生産を行っています。

 サッカースタジアムも照明をLEDにする、太陽光発電と雨水の再利用など、車と同様に環境面での負荷軽減を目的にしたスタジアムはいくつもあります。

 今日経では盛んに「AI」という言葉が用いられています。

 もし将来人工知能、ロボットが大量生産されるようになれば、スタジアムのボランティア、切符販売はロボットが行うようになるのでしょうか?

 僕はスマートフォンの所有者であはりますが、お世辞にも最大限の活用ができているかといえば、全く異なります。

 今はスマートフォン一つで送金のやりとり、起業する、サービスを受ける、発動するという機会が増加していますが、今後サッカースタジアムの風景も変化してゆくのかもしれません。
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