塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

人間、やる気を失うことは簡単だ

2016-10-14 06:23:37 | 日記
 サッカーにしろ実生活にしろ、やる気を生み出すことは難しいものですが、相手のやる気を奪うことは簡単にできます。

 僕の職場は社員食堂の横に喫煙者用の空間があります。

 のどが渇いて持参したお茶を飲む、自販機でジュースを買う、新聞に目を通す、その時間2、3分といったところでしょうか。

 喫煙室から出てきた責任者に
 
 「何やっているんですか」
 「早く業務に戻ってください」

 と小言が来ましたが、いい身分だなと思うわけです。

 なぜならその責任者も今の時間は休憩ではなく、タバコを吸いたくなったから席を外れているわけです。

 「私も褒められた行動ではありませんから、お互い席を外れるのは控えましょう」

 という言い分ならば理解できますが、僕の行動は批判の対象となり、自分は地位は高いのだから批判はされないというのは何の意味もありません。

 密かに携帯電話で会話をしている従業員もいますが、僕は黙認していますけれども、僕あやったらそれこそ大問題でしょうね。

 簡単に言えば

 ミスを許される人間とそうでない人間
 指摘されてやり玉に挙げられる人間とそうでない人間

 の2種類が存在し、その線引きが何なのか、全くわからないという形です。

 サッカーでもミスはどんな名手でも起こりえます。

 レアルでロナウドがノーマークでシュートをミスしたとします。

 このミスが黙認され、彼が同僚もミスに怒り心頭だったとすれば、それは不健全と言わざるを得ないと思います。

 ロナウドのミスを同僚が正す、逆に同僚のミスをロナウドが正す、ならば話はわかりますが、このような出来事が続き、ロナウドのエゴが大きくなったことを指摘できなかった。

 案外ベニテスが追放された背景には、練習内容以外のところにあったのではないかと想像します。
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自分で脳みそを回転させて任務遂行した暁には

2016-10-14 06:10:52 | 日記
 自分の部署に責任者がいるといないでは大違い、という時は誰にでもあると思います。

 大学時代、僕も人気漫画「エヴァンゲリオン」を読んでみましたが、確かその中に

 「責任者は高い給料をもらっているからこそ責任者なのだ」

 というセリフがあったと記憶しています。

 僕は確かに責任者がいた方がよい場面はあると思いますが、その場面はむしろ少数であり、責任者がいない方が命令(言い換えれば監視ともいえる)がなく、仕事がやりやすいと思います。

 つまり自分で自分に責任を負う

 「自由裁量」

 がそこには生じ、良い結果、方法を生み出すために脳みそはめまぐるしく回転し、集中力はすこぶる高まります。

 サッカーでいえば

 「戦術的アナーキー」

 と呼べるものでしょうか。

 確かに戦術を守ることは、選手に与えられたタスクであり尊重すべき物です。

 一方でその戦術が開始わずかで崩れてしまう、つまり相手がスカウティングにはなかった作戦を見せたとき、早々と失点したときなど、選手が知恵を出し合い良い方向に舵を取らねばなりません。

 自由裁量とはいえ、翌日にはその結果が覆っていることは多々あり、不信任を突きつけられることはしょっちゅうです。

 「ああ、きっとこのやり方も批判されるのだろう」  

 という不安と対峙しながら作業を行うわけですが、選手がリスクを背負うのだから、僕も背負ってみようという気にもなります。

 自分で必死に考え、それでも出来ないことと批判や罵りを恐れて動かないことは、やはり別物と言わざるを得ません。
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チェルシー、ナイキと大型契約を結ぶことに

2016-10-14 01:12:34 | 日記
 今季限りでアディダスとの契約を終えるチェルシー、新契約はナイキになるとのこと。

 「フットボールウエブマガジン」では、前者の年間支給額が25億円程度であるのに対し、後者は75億円を提示したそうで、確かに金額には大きな隔たりがあります。

 僕が面白いなと感じたのは、チェルシーがアディダスとの契約をバイアウトする際に

 「ユニクロと契約するのではないか?」

 という憶測があったことです。

 ユニクロが提供する機能性はスポーツ分野でも顕著であり、ジョコビッチがその機能性を証明する代名詞でもあります。

 もし、彼らがプレミア有数のクラブをサポートする形が実現すれば

 1・他の低価格ブランドもスポーツジャージを手掛ける
 2・K-スイスやケイパのような、新規参入ブランドが登場するかもしれない

 という動きがあったかもしれません。

 ちなみにモウリーニョは個人でアディダスと契約しているのか、インテル時代はクラブから供給される練習着は仕方ないとしても、靴は常にアディダスを履いていましたね。

 イングランド代表時代のファビオ・カペロも、足元はアンブロではなくディアドラでした。

 監督も選手同様、靴くらいは自由裁量なのかもしれません。

 チェルシーにとってアディダス時代は数多くの優勝を味わい、アンブロ時代はクラブの創立100周年の時期でした。

 果たしてナイキはどんな事柄をもたらすでしょうか。
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バロンドールにも、サプライズは存在するのか

2016-10-14 00:58:04 | 日記
 確かにあの一報を聞いた瞬間、戸惑わない方が難しいですよね。

 ノーベル文学賞に輝いたのが歌手であるボブ・ディラン氏ということで、会場からもどよめきの声が聞こえました。

 ワールドカップ23名発表の際、日本の記者団はサプライズという言葉を盛んに用いますが、サプライズは起こることをまるで予期しないことが起こる現象だということが、今回の事例でわかります。

 では、2016シーズンのバロンドールにサプライズはあるでしょうか?

 通常ならばロナウドと考えるべきです。

 1・レアルのチャンピオンズ・リーグ優勝
 2・欧州選手権の制覇

 ということで、ポルトガル代表でようやく手にした栄冠の重みは格別でしょう。

 でも、僕は対抗馬はあると思います。

 それはギャレス・ベイルです。

 彼もレアルの選手ですからチャンピオンズ・リーグの優勝は果たしています。

 一方でこれまで国際大会に縁のなかった母国ウエールズを、4強にまで導いたその活躍は、選考の上で随分と大きいはずです。

 ラムジーのようなキャストもいますが、ポルトガルとウエールズの場合、選手層は後者の方が幾分落ちると思います。

 それでも4強という結果は、ベイルの受賞を手助けするように思います。

 ロナウドはすでに受賞している
 彼は幾分生意気だ

 日本人好みの判官びいきがあるのかわかりませんが、ベイルは充分受賞の価値があると思います。

 もしそうなれば、あのジョン・チャールズ以上の名声が得られるはずですが、彼は気にしないでしょうね。
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