塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

金崎、リーグ制覇で代表復帰もありか

2016-12-03 22:41:05 | 日記
 アントラーズのFW金崎は、推測ですが夢中になりすぎると我を忘れて、自分の言い回しが強烈になることを感じないのかもしれません。

 結果彼らがリーグ優勝したわけですが、石井監督とのすったもんだは、やはり戒めの形として教訓にすべきでしょう。

 ハリルホジッチ監督に限らず、代表監督は代表の「和」と重要視しま

 ジーコが代表監督だった時

 移動のバスで若い選手は常にゲームをしていた
 ドイツ・ワールドカップの時、宿舎には窓が多くなく、景色を見て心を落ち着くことさえできなかった

 というように、感情はその時によって大きく変化します。

 金崎が今後、代表招集に含まれない場合、世論は

 彼は優勝クラブの主力だよ
 過去の軋轢は、水に流すべきだ

 と監督に圧力を加えるでしょう。

 その際に、ハリルホジッチ監督がどう答弁するかも見ものでしょうが。

 2002年のワールドカップ、セレソンはロマーリオ抜きで優勝しましたが、フェリポンは

 1・3-4-2-1で戦える
 2・リバウドとロナウジーニョ、ロナウドで彼の穴埋めは可能で、ロマーリオに先発の座は保証できない

 と考え、事実その通りとなりました。

 金崎の存在は代表に必要だと思いますが、監督の意見も尊重せねばなりませんが。
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J1、最後の最後で矛盾が生じる

2016-12-03 22:23:30 | 日記
 日本野球でもプレイオフ3位から日本シリーズに進出、優勝という出来事が過去に起きています。

 確か千葉ロッテ・マリーンズがそうでしたね。

 メディアは盛んに「下剋上」と盛り立てますが、6球団の上位3球団でプレイオフを争う以上、参加数が奇数である以上、致し方ないのですが、釈然としないという声はあまり聞かれ無いように感じます。

 僕は日本一のクラブはレッズになってほしいと考えていました。

 クラブ・ワールドカップへの出場
 年間勝ち点1位のクラブ

 という意味合いよりも

 辻褄が合わないこのチャンピオン・シップが2年ですたれるわけですが、やはり最後は通常のリーグ戦のような終わり方で終えてほしいと考えたためです。

 今日の番組表を見ると、夜は優勝したアントラーズの選手たちが多くみられるようです。

 でも司会者たちは

 チャンピオン・シップのレギュレーションを、実際どう考えているのか
 選手たちは自分たちが盛んに喧伝する下剋上という、ある種のなりすましが、年間1位のクラブに敬意を払っていないのではないか

 ということを質問することも、自答することもないでしょうね。

 僕は来季、レッズがどのような戦いをするのか、すごく注目したいと思います。

 リーグカップを制覇しても、肝心のリーグ優勝を逃したことは、監督の評価査定に大きく響くからですが、僕はペトロビッチ監督の査定は、来季を終えてからでも充分と感じています。

 諸行無常という言葉が適切かはわかりませんが、僕はこの4文字を連想したしだいです。
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サッカーの世界でも、文具やパソコンを垣間見えないものだろうか

2016-12-03 01:27:23 | 日記
 宝島が月間で刊行している雑誌「モノマックス」が、ムックとして発売した

 「ビジネス雑貨傑作物 最強仕事のベスト雑貨280」

 が好調のようです。

 僕もセブン・イレブンで眺めてから面白そうだと思い、買ってみたのですが、こうしてみるとビジネスマンというのはスーツからカバンから文具に至るまで、気遣いが絶えない職業であるとわかります。

 僕はサッカーライターや記者の方が、サッカーマガジンやダイジェストで

 「自分の愛用品」
 「デスク回りの文房具」

 を紹介しても面白いように思います。

 サッカー好きのすべてがプロの選手にはなれません。

 一方で日本にプロができてからはホペイロという職業の認識、広報やボランティアなど様々な方の協力があってこそ、試合が成立していることを皆が知ることができた。

 この認識は凄く大きいと思います。

 記者になりたい、コラムを書いてみたいという若い世代が、どんな道具を準備し、どのような心構えで勉強を重ねてゆくべきか。

 先人たちがかつて愛用していたコンピュータと文具、今の愛用品を絡める形で伝えてゆくならば、すごく価値があると思います。

 アメリカ・ワールドカップのころ、時代の最先端がファックスでした。

 そして今、コンピュータはまだ発展途上です。

 ナンバーの編集部がジダンの幼少時を取材したいとマルセイユを訪れると、最新のノートパソコンが盗まれた、という話も聞きましたが、今はもっと軽量で小型な品が沢山発売されています。

 サッカーの世界でも、仕事を垣間見ることは、すごく興味深いと感じますね。
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テーラードにみる、人の手が持つぬくもり

2016-12-03 01:02:43 | 日記
 2012年の欧州選手権、このときはまだアンブロがイングランド代表のスポンサーでした。

 アンブロは「テーラード・バイ・アンブロ」、文字通りアンブロ仕立てというキャンペーンを行い、自社の製品がどれだけ丁寧に作られているかを広告でアピールしたものです。

 さすが、サヴィル・ロウ、テーラードスーツの国だなと感じたものですが、イングランド代表を支援する最後の大会となったのは、どこか皮肉でした。

 職人が丹精込めて作ること。

 実はブランドからすれば、それは凄く大きな財産ですよね。

 ディアドラが映像でブラジルの製造過程を公開、ミズノがモレリアの30周年モデルを3足セットで販売したのは

 「伝統があるからこそ、我々がある」
 「伝統があるからこそ、革新がある」

 ということを如実に証明しています。

 アンダーアーマーはアディダスを抜き、北米市場で売上2位を誇り、コンプレッションだけで考えれば、既にナイキを追い抜いています。

 一方のナイキはサッカーだけでなく、陸上とバスケットでも高い知名度を誇り、マイケル・ジョーダンとネイマールのタッグは、世界規模で反響を得ています。

 しかし彼らには、黎明期からスポーツを支えてきた職人芸はありません。

 ナイキがコンバースを買収したのは

 「コンバースが持つ伝統」
 「チャック・テイラーを含むコンバースの名品には、コルテッツやワッフル・トレーナーも及ばない」

 という、ナイキが是が非でもほしい歴史があったため、という声もあります。

 米国がケネディ家をいつも意識するのと、同じ理由のように思えます。

 ハイテクノロジーは確かにすごいものですが、根底にあるのはやはり人間が持つ「手作業」という形と言えそうです。
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