塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アジア・フットボール批評を入手して

2016-12-11 00:10:21 | 日記
 昨日、中古でカンゼンが刊行した「アジア・フットボール批評2」を購入しました。

 最新刊は第3巻になるようですが、ご近所の本屋では見かけたことがありません。

 でも、何だか感慨深いような気もしますし、寂しい気もします。

 「アジア」という、ワールドカップで一番成績の悪い地域の情報が、一冊の書籍になって販売され、好評だからこそ最新刊が企画されたことは、数年前には考えられない代物です。

 一方でJリーグと日本代表に関する資料は、減少傾向にあるように感じますし、難しいものです。

 僕はアジアの言葉、ハングル、中国語、ベンガル語などは全くわかりませんし、英語に頼ってしまいがちです。

 ただ、中国、タイの方と過去に話したことを思い返せば、やはりサッカーの話題はクッション材として最適のように思います。

 タイの方に

 「ブリーラムとチョンブリは有名ですよね」

 と語りかけると、すごく喜んでくれました。

 また2年前、中国の方に

 「今日、きっと中国国内ではアジア・チャンピオンズリーグの大一番、ガンバ対広州の一戦が盛んに報道されている思います」
 「しかし、私の周りでは私しか関心を抱いていないのです」

 と語ると、その方は

 「我々は確かにクラブでは有名かもしれません」
 「でも代表は冴えません。日本は凄いですよ」

 とお互いを慰めあった、貴重な体験をしました。

 このムックが今後も継続販売されるかは、当然売れ行きにもよりますが、僕はぜひ3巻を眺めて見たいと思います。
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選手のブランドの間柄を探る

2016-12-11 00:02:48 | 日記
 昔、趣味で集めていたNBAカードを眺めていましたら、ラリー・ジョンソンがフィラを履いているカードがありました。

 古いバッシュファンなら、彼がコンバースの看板契約選手であり、エアロジャムが3年まえに米国限定で復刻したことをご存知でしょう。

 ラリー・ジョンソンはその後、フィラと契約を交わし現役を引退しますが、今でもジョンソンと言えばコンバースという印象は強いものです。

 バスケットに限らず、選手からすれば

 「あの選手はこのブランド」
 「あの選手が履いていたスパイク」

 という連想は、面倒なものなのでしょうか?

 例えば中田英寿

 彼はアトランタ五輪のころはアシックスを愛用し、以後ナイキ、そしてフィラと契約を変更します。

 引退後はアディダス、そしてデサントのゴルフ事業に協賛していますが、彼が往時の写真、映像を振り返る際、金髪や線番号8はともかく、契約ブランドの違いが否応なく視界に入ります。

 「ああ、あのころの俺はフィラの愛用者だったよね」
 「アシックスが駆けだしのころの支えだったなあ」

 と、彼が関係者の前でほほ笑むならば、そこにアディダス、デサントの方がいても笑い話になるとは思いますが。

 メッシだってデビュー当時はアディダスでしたし、ディアドラを愛したバッジョも、契約見直しの時期だったのか、カッパを履いていた時期もあるんです。

 選手からすれば契約はお金が入る分、やはり窮屈なものかもしれません。

 FC東京の前田はアディダス・ジャパンに

 「コパ・ムンディアルだけを履きたいのです」

 とリクエストしていると、専門サイト「キングギア」に掲載されていましたしね。
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