塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アントラーズがレアルと戦う前に思い出したこと

2016-12-16 01:12:52 | 日記
 アントラーズが日本でレアルと戦う光景を、ジュビロファンはどう思うのでしょうか?

 2000年代初頭、ジュビロとアントラーズの一戦は、間違いなくJ1最高の戦いでした。

 どちらも日本代表の主力を擁し、多くの優勝を勝ち取った両クラブの戦いは、まさにクラブと街の意地、誇りをかけたサッカーのだいご味にあふれていたと思います。

 当時のジュビロは中山と高原の2トップ以外にも、MFに多彩な選手たちがあふれ、そこから導き出された名称が、あの

 「NーBOX」

 でしたね。

 このネーミングはサッカー・マガジンが付けたと聞きましたが、名波監督も往時を思い出すのではないでしょうか?
 
 名波を中央に置き、彼を長方形で囲むこの3-5-2は、当時まだ世界クラブ世界選手権と呼ばれていた世界の舞台で、ジュビロがレアル・マドリードから真正面から戦うために導きだれたものでした。

 2トップにラウルとモリエンテス
 MFにはマケレレ、グティ、そしてフィーゴ
 センターバックにはイエロとエルゲラ、そしてサルガドとホベルト・カルロスのオーバーラップ

 3-5-2は4-4-2と相性が良くないという議論は当時も盛んでしたが、それでもジュビロはJで築いたこの3-5-2で欧州屈指に名門と戦う、はずでした。

 そして時代は流れ、かつての宿敵が日本でレアルを戦うわけです。

 僕はレッズの3-4-2-1がレアルとどうかみ合うのかを見てみたいと感じていましたが、アントラーズも不変ともいえる4-4-2は改めて魅力あるものだと、再確認した次第です。
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長野パルセイロ、新監督に浅野哲也氏を指名

2016-12-16 00:54:41 | 日記
 昨日、長野パルセイロは来季の新監督に浅野哲也氏を迎えることを発表しました。

 鹿児島ユナイテッドを退団した際、パルセイロファンからも新監督には浅野さんが良いのではないか、という声が出ていましたね。

 僕が思う新監督の印象は

 「監督はレンタル移籍に長けた人物ではなかろうか」

 というものです。

 監督自身、グランパスエイトから請われる形でレッズにレンタル移籍し、その活躍で日本代表に選手された過去を持ちます。

 実はレッズ、J開幕後初めてレンタル移籍を用いたクラブであり、ヴェルディから菊原志郎を1994年の開幕前に獲得しています。

 なぜレッズかと言えば

 1・菊原は16歳で日本リーグにデビューするが、ヴェルディの先発は彼ですら割って入れなかった
 2・レッズは前年最下位で終わり、横山新監督が中盤のかなめを必要としていた
 3・レッズにはエースの福田がおり、彼と菊原で得点の起点となることを期待

 というものでしたが、菊原は体調が整わず、思うようにはいかなかったのですが。

 ですから尚の事、浅野さんの活躍がまぶしく映った、という見方ができます。

 新監督と新GMが今、どのような人選で補強を行う予定なのか、まだわかりません。

 一方で今季は、フロントの企画は以前よりも充実していたように思います。

 ピッチの中でもより選手たちが輝けるならば、スポンサーも含めて相乗効果が期待できる、そんな気がします。
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