塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

例年になく活発な、2016年Jリーグのオフシーズン

2016-12-22 01:33:27 | 日記
 ウイルソンが仙台から甲府へ
 平山相太がFC東京から仙台へ
 永井謙佑が名古屋からFC東京へ
 川又堅碁が名古屋から磐田へ

 というように外国籍、日本人選手問わず、既に多くのFWが移籍を表明しています。

 ちなみに京都が田中マルクス闘り王に打診しているという話もありますが、ここまで日本代表経験者が動くシーズンはまれだと思います。

 これはやはり

 1・アントラーズが魅せたクラブ・ワールドカップでの大健闘
 2・分配金の増額による、魅力あるクラブづくりへの方向転換

 があると思います。

 甲府のように残留が至上命題のクラブならば、既に力がわかっているウイルソン獲得はリスクが最小限であると感じます。

 一方で代表経験選手たちは、環境をかえることで気分を一新し、ハリルホジッチ監督の目に自分を捉えてほしいと思うでしょう。

 今のところ、名古屋は随分と入れ替えがあるようですが、福岡と湘南は入れ替えを最小限にしてJ1を狙う模様です。

 アントラーズ、レッズ、フロンターレなど、優勝クラブ、MVP輩出クラブが

 1・よりお金を使って補強するのか
 2・チャンピオンズ・リーグとの兼ね合いをどうするのか

 この点も注目です。

 僕は柴崎や遠藤など、アントラーズの主力を、他のJクラブが奪うくらい魂胆があった方が良いとも思います。

 バイエルンは物議をかもしながら、あれだけドルトムントを揺さぶってきましたよね。

 アントラーズやレッズを他のクラブが牽制するくらいの勢いがほしいと思いますし、コンサドーレがタイ代表を獲得するように、今後も東南アジアの選手は需要が増すと思います。
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今季のJ1MVP受賞に関して抱いた感想

2016-12-22 01:16:16 | 日記
 ああ、そうかと感じたのはフロンターレの中村がMVPを獲得したことを聞いた時です。

 彼が入団した際は

 1・まだ「多摩川クラシコ」という名称は無かった
 2・フロンターレはJ2であり、今ほどの観客動員を誇ってはいなかった
 3・ジャージはアシックス製であり、まだまだ富士通の印象が強い体制

 という塩梅だった気がします。

 中村自身も認めていますが、中央大学出身であること、体力、フィジカル・コンタクトのいずれでも劣る選手としての出発点がフロンターレの入団でした。

 オシム体制で代表初選出となり、以後は

 フロンターレの代名詞
 日本代表に選手されることに異議がなくなる
 
 という形で、近年もその活躍ぶりが止まりません。

 フロンターレのファンは、本当にうれしかったと思いますよ。

 中村のMVP取得は

 毎日、地道に歩むことの大切さ
 地域住民からの深い敬愛を受ける選手の大切さ
 何より、サッカーが好きであることの大切さ

 この3つの大切さがどれほどのものか、というものが伝わります。

 彼だって人間、ミスもあればまだ優勝経験もなく、眠れない夜もあると思います。

 だからこそ、彼のMVP獲得は意義あるものと言えますし、天皇杯の獲得が2017シーズンのフロンターレの存在を占うようになると思います。

 大久保が抜けることはすでに決定していますからね。
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