塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

契約を終え、新しい契約に移ること

2016-12-17 22:56:59 | 日記
 FC岐阜は来季からニューバランスと契約します。

 選手たちはクラブ単位でジャージを提供されるわけですから、契約更新に口をはさむことは無いでしょう。

 では、個人契約の場合、テーブルに着席したときはどんな気持ちでしょうか?

 例えばアントラーズの小笠原満男。

 彼は今ニューバランスの契約下にありますが、それまではカッパと契約していましたね。

 日本市場でカッパと個人契約していたのは彼だけですから、彼との契約を失えばカッパは戦略を練り直す必要があります。

 ただ、企業側としては

 契約期間の終了であれば、契約更新は行わない
 30代半ばの選手よりも、もっと若い選手と契約したい

 という思惑もあるでしょう。

 ニューバランスが小笠原と契約したのは、彼が

 1・丁度カッパとの契約を終えたこと
 2・アントラーズの主軸として衰えない存在

 という点も大きく、年齢のことはあまり関心がなかったように感じます。

 僕個人は性格上、長く付き合いたいと考える方でして、大学時代も引っ越しはしませんでしたし、気に入った本は吟味して手放さないようにしています。

 それは単純に

 交渉事が嫌い
 交渉するテーブルに着くほどの肝っ玉が無い

 という側面もあるのですが。
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みすみす好機をのがすことの辛さを感じる

2016-12-17 16:38:34 | 日記
 僕はウヰスキーの銘柄はニッカを軸に購入しています。

 ニッカが11月、数量限定でブラック・ニッカの生誕60周年を記念した、限定生産のブルーボトルがあるんです。

 先日、そのブルーボトルを見つけたのですが、購入せずに立ち去り、今日そのお店に出かけてみると、売り切れていました。

 ああ、これだから貧乏性や小心者は嫌だなあと思いましたね。

 そのボトルは僕が普段購入するミニボトルよりも当然値段が高いこともあるのですが

 「僕にはまだ分不相応ではないかな」
 「ウヰスキーは好きだけれども、まだ僕がたしなむには早いように思う」

 という胸の内があったんです。

 極論ですがミニボトルなら、ヘネシーですら1000円と少しのお金で買えるわけですから、その金額に馴れてしまうと、思いきった買い物ができなくなります。

 日本の若い選手が

 「僕はもう海外で戦いたいんだ」

 と思う気持ちも、何だかわかります。

 お金があって、その商品に感銘を受けた、限定品で何とかしたいと思うのであれば、ためらわずに支払った方が良いのかもしれません。

 例えばインテル。

 実はユヴェントスの象徴として知られるプラティニに最初に目を付けたのはインテルだったんです。

 サンドロ・マッツオーラはインテルの偉人として有名ですが、彼はプラティニの価値を尊重しながらも、獲得を見送り、このフランス代表がユヴェントスで絶頂期を迎えます。

 1984年の欧州選手権優勝
 1985年のトヨタカップ制覇
 ボニェク、セレナ、ラウドルップなど各国代表との共演

 プラティニを獲得できなかったマッツオーラは、相当悔やんだことを後で告白しています。

 そして僕も、限定ニッカをみすみす逃したことを、今悔やんでいます。
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東南アジアで活躍する日本サッカーの在り方

2016-12-17 01:30:20 | 日記
 中国を代表する企業と言えばリーニンにアリババ、そしてワンダを連想する方は多いと思います。

 特にワンダはアトレティコ・マドリードのスポンサーですし、アリババはクラブ・ワールドカップのスポンサーでもあります。

 嫌な言い方をすれば、僕は中国企業はお金を出していることは確かですが、そこに

 「自分たちも共に成長したい」
 「あなた方の成長を助けることは、我々の喜びである」

 という謙虚さと配慮に欠けているように思います。

 日本ですとスズキがスズキカップ、ヤンマーがヤンマーカップ、そしてトヨタがメコンクラブ・チャンピオンシップのスポンサーとなり、東南アジア諸国のサッカーを後押ししていますよね。

 そこには当然、現地の方に

 「我々の製品を知ってほしい」
 「シェアの拡大を期待する」

 という色気があるでしょう。

 一方で真摯にスポンサーを務めることで信頼と共に、日本はただお金を援助するだけでなく、コーチの派遣、環境整備など、多くの事柄を提供していくれていると感じさせます。

 簡単に言えば
 
 「お金を出すだけでは終わらない」

 事柄を熱心に行っていることがわかります。

 サッカーはアジアだけでなく、世界中で八百長の危険性があり、実際ヴェトナムでは頻繁にその話を聞きます。

 しかし、ヤンマーがヴェトナム代表を支援することで

 「フェアなサッカーとは何か」
 「プロとして生きる道」

 を示唆することができれば、すごく素敵だと思います。

 セレッソも降格と昇格を繰り返しながら、プロの歩みを行っているわけですしね。
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Jリーグを失ったスカイパーフェクトTVを思う

2016-12-17 01:16:38 | 日記
 昨日の日本経済新聞に、スカイ・パーフェクトTVがJリーグの放映権を終えることの記事が掲載されていました。

 スカイ・パーフェクトTVは1990年代後半、ディレクTVと激しいシェア獲得をしていたと記憶しています。

 大学時代、そして実家暮らしの今でも、僕は衛星テレビ、ハイビジョン、ケーブルテレビのいずれも加入してはおらず、そのため視聴料を支払っているのはNHKのみになります。

 スカイパーフェクトTV内部では

 「ダゾーンとの契約料は一桁違った」
 「Jリーグの放映権を失ったことはすごく大きい」

 という懸念があるようです。

 それは大切な看板商品を失ったという疎外感よりも、むしろ

 「映像を視聴者が選ぶ時代」
 「従ってテレビ事業よりも、配信事業」

 という速度がより鮮明に映し出されている点が大きいようです。

 スポーツナビのスポナビ、ネットフリックスなど、僕ですら名前がわかる配信先は、今後もシェアを拡大するのでしょうね。

 今Jクラブではファンのスマートフォンに、前節のハイライトや特典映像を流すコンテンツをいろいろを考えているようで、東京五輪のころにはもっと様変わりしていることが予想されます。

 「待っているのは最高の週末だ」

 というスローガンは、皆さんの心にも大きく響いたと思います。

 スカイパーフェクトTVは、天皇杯やチャンピオンズ・リーグの放送はするようで、それでもJリーグを失った影響を取り戻すには時間がかかる気配です。
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