塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカージャージに見る「透かし」というデザイン

2016-12-10 17:58:47 | 日記
 今日、格安でフリースの上下を購入しました。

 実は来週、会社で人間ドックがあり、僕は初めてバリウム検査、採血など、手の込んだ診察を受けるのです。

 採血、診察のしやすさを基準に考えた場合、フリースの上下ならば邪魔にならないと考え、買い求めたのですが、トップスはノルディック柄であることが特徴です。

 ノルディック、つまり雪柄はセーターを象徴するデザインとして知られ、とりわけ北欧諸国を連想させます。

 今アイスランドはエレア、ノルウエーはナイキ、スウエーデンはアディダスがサポートしていますが、透かしを含むノルディックを意図したデザインが、あっても良いように感じました。

 透かしはデザインとして取り入れるクラブがいくつかあります。

 例えば2011シーズンのインテル。

 ナイキはこの年、ビジター用の白ジャージにインテルの象徴であるビッショーネ、伝説の大蛇を透かしに取り入れた形で大きな反響を呼びました。

 また、長野パルセイロもJFLの優勝を果たした2013年、当時の契約先であるデュエロが、同じくビジター用にクラブの象徴であるメスライオンを透かしで現したものです。

 来季、カッパがコンサドーレのジャージで透かしを入れるようですが

 「クラブの象徴や伝説をデザインに起用する」
 「地域の言い伝え、おとぎ話を参考にする」

 という考えは、すごく興味深いと思います。

 ニューバランスはリバプールのために、過去のチケットからインスピレーションを得たくらいですし、それだけ斬新なデザインを考えることは大変、というわけです。
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改めて思うル・コックとグランパスの間柄

2016-12-10 17:43:30 | 日記
 街中で、とりわけ女性がル・コックのスニーカーを履く姿を見ます。

 ル・コックのロゴである雄鶏は、フランスでも数少ない、政府公認の証であり、ル・コックがどれだけフランスのスポーツを支えてきたのか、よくわかります。

 一説には、日本の配給を手掛けるデサントが、アンブロとル・コックを維持する形よりも、アンブロだけに集中したマーケティングを行いたい、従って版権が終了する、と言われています。

 ル・コックは近年スニーカーが人気で、雑誌での取り扱いも増えています。

 1・ナイキやプーマなどとは違う、どこか通好みの印象
 2・したがって街中で差別化ができる

 という利点もあるのでしょう。

 僕もシューマート長野稲里店で、ル・コックの代表作「アーサー・アッシュ」を見かけたときに、ああ、長野でもこんな名品が買えるのか、と驚いた記憶があります。

 グランパスエイトが来季からミズノと契約を結びます。

 それは田口、シモビッチ、永井と主力がミズノを愛用している事も大きかったのでしょうか。

 これからル・コックという言葉を聞くたびに、グランパスの関係者はある種のノスタルジーを感じるように思います。

 ル・コックと契約して25年の間には

 1・リネカーという大物の来日
 2・ピクシーの在籍と2度の天皇杯優勝とリーグ優勝
 3・度重なる監督交代と中位に甘んじた時代

 など、ファンには思い出深いに違いありません。

 僕がグランパスのファンならば、やはり残念と思うでしょうし、選手も同様なのでしょうか。
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パルセイロ、美濃部GMはどんな道しるべを描くだろうか

2016-12-10 01:55:46 | 日記
 美濃部直彦氏のGM就任が明らかとなった長野パルセイロ。

 僕は監督、選手のいずれかに

 「昇格経験を持つこと」

 を念頭に入れるべきだと思います。

 薩川監督時代、地域リーグからJFLにたどり着いたときは、宇野沢という絶対的な個性を、要田や土橋のような場数を踏んできた選手たちが盛り立てる、一丸としての空気があった、ように思います。

 そして美濃部体制初年度のJFL優勝。

 一方でJ3というある種のイレギュラー、昇格を目指す、地域への貢献を目指す、育成を目指すクラブがごちゃ混ぜになる中、昇格の厳しさは年を追うごとに厳しい戦いになっています。

 栃木が金沢の前に敗れたことからもわかるように

 「萎縮しない度胸が必要」
 「臨機応変の戦い方」

 が選手にも監督にも問われます。

 塩沢はJ2からJ1への昇格を体験した、パルセイロでは稀有な存在ですし、90分の出場が難しくとも、その人柄と激しいプレイでファンの支持は絶大です。

 ですから、彼以外に

 試合に出場できる、昇格を経験した選手
 大舞台で采配を取り、街とスポンサーとの均衡に長けた指揮官

 が必要になる、僕はそんな気がするのですがどうでしょうか。
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敗北の中に、道徳的価値観は含まれるのだろうか

2016-12-10 01:36:11 | 日記
 サッカーで勝ち点3を獲得出来ないこと、勝ち点3を手中に収める寸前での同点ゴールなど、ファンががっかりする場面はいくつもあります。

 サッカーは勝負事ですから、引き分けという結果もありますし、勝敗で順位が入れ替わることもあります。

 けが人の続出で監督が先発を選ぶのに苦労する
 過密日程や長距離移動が相次ぎ、選手の集中力が続かない

 こうした試合の時が当然ですが、敗れることが多く、メディアやファンが厳しい罵声を浴びせる場面を、とりわけ欧州では見かけます。

 確かに敗北は残念なことではあります。

 しかし、そこに道徳的価値観も失う要因と考えるのであれば、それはお門違いだと僕は思うのです。

 むしろ、記事を執筆するキャスターや記者の方が、不倫、交通事故、麻薬など、道徳的価値観からかけ離れた行動をしている印象を受けます。

 僕が選手なら

 「確かに僕たちは敗れた。しかし人間の尊厳を誰かから奪ってはいない」
 「あなたたちの方が、よほど尊厳とはかけ離れた生活をしているよ」
 「だって俺たちは、あなたが密会や不倫をしても、、くそ野郎!!と罵声も浴びせなければ、左遷や解雇を求めないだろう、でもあんたたちは違うな」

 と皮肉の一つでもいうと思いますよ。

 昨日からフライデーにはものすごい数の罵詈雑言が集まっていると言います。

 人間の人生を狂わせた
 お前たちに何がわかる

 という激しい怒りが立ち込めています。

 それはフライデーが他人を隠し撮り、批判はしても、自分たちが自己批判、そしてクビや減給に追い込まれなかったことも影響しているのではないでしょうか。
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