塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本サッカーにも根本陸夫氏のような人物が不可決ではなかろうか

2018-02-01 01:25:41 | 日記
 僕は畑仕事が好きなんですよね。

 この場合の「畑仕事」は比喩でして、本当に作物を植える、雑草を除去し水をやる、という意味であ貼りません。

 どんなに営業成績が良く、数字に強くとも、机回りが整頓されていない、備品の管理ができていないのであれば、その成果は半減してしまうと思うのです。

 ですからこの場合の畑仕事というのは

 1・倉庫で必要な備品があれば、すぐに補充依頼する
 2・常に整頓を心がけ、清潔な環境を生み出す
 3・書けないペンは処分し、余計な手間を省く

 というように、雑草と石ころ(不用品)を取り除き、大地(職場)に水(時間といつ重役や取引先からの訪問があってもよいように)をやる、というわけです。

 福岡ソフトバンク・ホークスが強豪となる礎を築いたのが、他界した根本陸夫氏であったことは有名です。

 根本氏は西武ライオンズから現在監督を務める工藤公康氏を引き抜き

 「プロとしての姿勢を見せてやってくれ」

 と依頼し、甘ちゃんと本当のプロの違いを選手たちに意識させたことが知られています。

 本当のプロ集団というのは、選手たちの高い自己意識の他に

 選手が熱心に練習に取り組めるクラブハウスや練習場を常備すること
 選手たちが意見を戦わせることができる土壌

 が不可欠です。

 根本氏のように、その土台となる庭造りができる人材がいるかいないかは、野球だけでなくJリーグの不可欠と言えます。

 ホーリーホックが廃校を再利用したクラブハウス「アツマーレ」を生み出し、練習拠点だけでなく水戸市の中核を担いたいと申し出たのは、凄く意義があると思います。

 監督とGM問題で紛糾したザスパクサツ群馬も、布監督に全てをゆだねるのではなく、土地を耕して水をやり、作物を育てるという農業の手法を取り入れれば、再度信任を得られうと感じます。

 そのためには根本氏のような、未来を見据えながら現状を考慮できる人材が必要なのですが、自然と生まれるものなのか、後天的なものなのか判断は難しいと言えます。

 そう、バイエルンが強いのは根本氏のドイツ版であるウリ・ヘーネスがいることは、皆さんもご存知ですよね。
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長野五輪開催から20周年という節目から

2018-02-01 01:05:15 | 日記
 2018年は長野冬季五輪から20年の節目ということもあり、信濃毎日新聞、日経新聞などが回顧録を連載しています。

 僕は山梨学院在籍時で五輪開催で長野は大賑わいだろうなあと思いながら、98年の冬帰省することは無く、今振り返ると惜しい事をしたなと思います。

 五輪施設の老朽化、そしてボブスレーとリージュの競技場であった「スパイラル」の維持費高騰など、マイナスの面が報道されてきたことも事実です。

 一方で有意義な活動をしている施設もあり

 1・ビッグハット フィギュアの大会が定期的に開催される。長野パルセイロのアイスホッケー部門にとっても大切な場所である
 2・ホワイトリンク Fリーグ、ボアルース長野の本拠地、プロバスケットの試合も運営
 3・Ⅿウエーブ スピードスケートの全日本選手権開催の実績、市民も利用可能

 そして開会式の場所と言えば、現在の長野五輪スタジアムが「オリスタ」という名称で野球好きの憩いの場所となり、隣にはパルセイロのホーム、Uスタジアムがあります。

 ただ、日経新聞の統計によると、海外から観光客を誘致する際、長野市はほぼ素通りであり

 1・白馬村のパウダースノー
 2・スノーモンキーで知られる地獄谷温泉

 が出かけたい場所として大変な人気とのこと。

 善光寺という伝統だけに頼っていたツケの表れ、ともいえるとありました。

 長野パルセイロとレディースが将来、その印象を覆す可能性があるならば、やはり挑戦してみる価値があります。

 ボアルース長野と連動しても良いですし、千曲、坂城町、松代など見所が多い市町村は長野市周辺に沢山あるわけです。

 「長野パルセイロが長野をアピールする役割を」

 そのためにもよりレベルアップした戦いを目指す必要がありますね。
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