塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルマ、今季もエレアがスポンサーを継続中

2018-02-24 01:22:38 | 日記
 2015年に破産宣告を受け、4部から出直しを図っているパルマ。

 彼らの新作ジャージについて「フットボールウエブマガジン」がコラムを掲載しています。

 現在はエレアがスポンサーですが、日本人で一番馴染みがあるのは

 1・中田英寿、アドリアーノ、ジラルディーノ在籍時のチャンピオン
 2・ゾラ、アスプリージャなど1990年代前半、訪れた黄金期のアンブロ
 3・ヴェロン、カンナバーロ在籍時のロット

 あたりではないでしょうか。
 
 パルマは美食の街として知られ、ローマやナポリのような喧噪とは程遠く、駆け出しの選手が研鑽を積むには最適と言われてきました。

 若き日のエルナン・クレスポが、リーベル時代のように点が奪えず、悩んでいた時期に出会ったアンチェロッティに救われ、そのアンチェロッティがジャンフランコ・ゾラのチェルシー移籍の要因となったことなど、もうずいぶん前のことですね。

 チャンピオンという米国プロスポーツを代表するブランドがパルマを支援したのは

 1・彼らもサッカーの世界に活路を見出そうとした
 2・当時のパルマがインテルやミランに匹敵する勢いがあった

 為なのでしょうが、今チャンピオンはむしろ、スエットシャツのブランドとして認知されていますよね。

 パルマはリーグ優勝の経験はないものの、コパ・イタリア、当時のUFEAカップなど多くの優勝を味わい、オーナーのタンツィは欲が出てしまい、経営が乱雑となってしまいました。

 彼の企業「パルマラット」はブラジルの名門、パルメイラスを支援するなどサッカーを多角的に支援していましたが、パルマのファンはかつてのオーナーをどう考えているでしょうか。

 パルマのような規模の小さいクラブは、セビージャのように選手の売買が巧でないと、やはり財政が苦しくなるのはいかんともしがたい現実ではあります。
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反目しあう間柄だろうと邪推すること

2018-02-24 01:08:35 | 日記
 ピョンチャン冬季五輪を回顧する際、必ず語られるであろうロシア代表の2千種、サギトワとメドベージェワ両選手の戦いは、解説の方が異次元と語るほどの代物でした。

 さて、その両選手が同じコーチの下で練習に励み、どちらも素晴らしい美貌の女性、共に10代ということで、メディアは必然的に

 「仲たがいがあるのではないか」
 「快く感じていない面があるのでは」

 という質問を浴びせていました。

 どの競技でも、このようなことがあるのですね。

 バスケットの世界ではマジック・ジョンソンとラリー・バードが大学時代から優勝を争い、どこかでお互いを意識しあっていました。

 両選手ともコンバースの契約選手であり、名品ウエポンのCM撮影で顔を合わせた際、それまではいけ好かないという感情が先走っていたにもかかわらず、プロとしての矜持に共通する面を見つけ、すぐに打ち解けたという逸話があります。

 握手しあう間柄でなければ、両選手が伝説のドリームチームの一員としてバルセロナ五輪には出場しませんよね。

 サッカーの世界ではロナウドとメッシが、諍いを指摘され続けてきました。

 メッシがバロンドールを連続受賞しているころ、ロナウドは

 「票数に意義がある」
 「何か思惑があるに違いない」

 と本気で感じていたそうです。

 しかし、ロナウドがバロンドール受賞の常連となり、息子さんがメッシの大ファンであることも含め、両者の距離が縮まりお互いに流れる微妙な空気が、尊重しあうものに変化していますよね。

 バルサとレアルの事を考慮するなら、大エースの二人が反目しあう方が普通と思いますよね。

 それでもクラブの概念を飛び越え、競技者として尊重しあうふたりは今夏のワールドカップでも、ポルトガル、アルゼンチンのキーマンである点に変わりはありません。
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