塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2018シーズン、J1はセレッソに注目すべきではないか

2018-02-02 01:33:19 | 日記
 チャンピオンズリーグとリーグ戦を掛け持ちするクラブは、当然の事ながら日程とにらめっこの日々が間もなく始まります。

 その中で僕が一番注目しているのはセレッソ大阪です。

 ガンバ大阪に育ての親であるレヴィー・クルピ氏が指揮官として就任し、ダービーでの戦いぶりに注目が集まる一方、2冠王者として天皇杯とルヴァンカップの戦い方にもファンは様々な意見を寄せるはずです。


 アジアでの戦いだけでなく、国内での戦いがユン監督を含めたセレッソ陣営をたくましくするに違いありません。

 セレッソがかつての「ヨーヨークラブ」から、ガンバのように優勝が当然と思えるようになるには、海外のクラブと熱戦を行うことも大切なカギとなります。

 ガンバがクラブ・ワールドカップでマンチェスター・ユナイテッドと、スルガ・バンクカップでリーベルプレと戦ったように、本場から来日したクラブと戦える機会は、日本ではまだまだ貴重です。

 そして今年、セレッソはそのスルガ・バンクカップにおいて、南米王者のインディペンディエンテと対戦することがすでに決定しています。

 コパスダメリカーナはコパ・リベルタドーレス同様に、南米で権威ある大会であり、インディペンディエンテもボカ、ラシン、そしてリーベル同様にアルゼンチンを代表するクラブのひとつとして知られています。

 このようにセレッソが

 優勝を争うコンペに出場し続けること
 ヤンマー、プーマをはじめとするスポンサーとのパートナーシップ
 真剣勝負で勝利し、手ごたえを得ること

 で競合への道を歩む手掛かりをつかめるのであれば。

 それは成功事例として他のJクラブの手本となります。

 杉本の移籍話が再現するかもしれませんが、今季のセレッソは本格的な大勝負を幾つも控えていることが改めて見えてきます。
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国内外で日本代表選手が活躍すること

2018-02-02 01:17:24 | 日記
 森岡亮太がアンデルレヒトというベルギー最大の名門に移籍が内定し、来季はエイバルの乾がエイバルに移籍する可能性があるなど、日本代表選手たちに動きが相次いています。

 小規模クラブから中規模クラブべ。

 この流れが一般的に認知されるようになったのは、やはり特筆すべき事柄で、ヤングボーイズからヘントに移籍した久保、スポルティングから暑い視線を送られている中島も同様です。

 では、過去参考例が少ない「中規模クラブからビッグクラブへ」という移籍は今後成立すべきでしょうか。

 過去、日本代表で大きな話題となったのは

 1・2001年夏 中田がローマからパルマへ移籍した際の違約金が33億円であったこと
 2・2011年冬 長友がチェゼーナから3冠王者、インテルへ移籍したこと
 3・2013年夏 香川がドルトムントからユナイテッドへ移籍したこと

 の3例があります。

 ビッグクラブは中規模クラブよりも断然収益が高く、選手層が厚いために少しでも不調であればすぐにベンチが定位置となります。

 簡単に言えば

 1・ベンチぐらしでも集中力を切らさないこと
 2・個人で打開できる素晴らしい武器があること
 
 の2点はかならず問われるはずです。

 長谷場がフランクフルトで主将に任命され、マルセイユというチャンピオンズ・リーグ優勝クラブで酒井がプレイし、本田はメキシコという高地での戦いに慣れてきました。

 J1ではチャンピオンズ・リーグに出場するレイソルの伊東と江坂、両選手が非常に興味深い活躍を見せ、レッズの長澤もうかうかしてはいられないでしょう。

 日本でも海外でも代表クラスが輝くことは嬉しい反面、とびぬけた個性が躍動するにはまだ時間が必要でしょうね。
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