塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中島翔哉、移籍先はカタールリーグ

2019-02-04 16:46:34 | 日記
 中島翔哉のポルティモンセからアル・ドウハイルへの移籍手続きが終えたいる模様です。

 このカタールへの移籍にかパリ・サンジェルマンが一枚絡んでいる、とも囁かれますが実際はどうでしょうか。

 もし情報を鵜呑みにするのであれば、契約違約金44億円はフンミン・ソンを超えアジア最高額、日本人選手でいえば2001年にローマからパルマに移籍した中田英寿の33億円を凌駕します。

 ここで「おやっ」と感じたのが、移籍先がカタールと言う点です。
 
 過去。ラツイオやインテルに在籍したマウロ・サラテが、アンダー20ワールドカップで優勝したのちに、中島のようにカタールのアル・サッドに移籍しました。

 アル・サッドが同国の名門であることはわかりますが、アルゼンチン、ポルトガル、そして日本のような観客動員、言い換えれば

 「スタジアムの熱狂」

 からは程遠いとも言われています。

 またリーグの実力はやはり欧州リーグに匹敵することはなく、サラテの決断は多額の報酬目当てという形でアルゼンチン国内では議論されたようです。

 サラテにしても中島にしても、カタールを選択した理由は報酬もそうですが、「何か」があるはずなのですが。

 香川真司がベシクタシュでいきなり2ゴールを初戦から奪い、ファンは教区乱舞です。

 香川が今考えていることは

 「ベシクタシュで活躍し、再度4大リーグへ移籍すること」
 「日本代表の力になること」

 に違いありません。

 その過程が中島はカタール、ということなのでしょう。

 サラテは半年でイングランドのバーミンガム・シティと契約したわけですが、中島の冒険はどのくらい続くのでしょうか。

 (参考資料 フットボール・チャンネル)
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ブランドが契約選手に求める姿は何か

2019-02-04 16:27:00 | 日記
 ブランドは競技云々として、契約選手をどの視点で選出しているのでしょうか。

 有名選手と契約すれば靴が売れて大儲けできるから
 有望(と思われる)なルーキーを囲い込みたいから
 この選手と契約して、このような技術を開発したい

 など思惑は多々あると思います。

 よくプロバスケットの世界では、機能と素材、デザインを追求するあまり、希望小売価格が高すぎることを懸念した選手が、低価格のバッシュで実際にプレイした事例があります。

 その代表格がハキーム・オラジュワンとスポルディング、ベン・ウオレスとスターブリーで、オラジュワンの靴はスポーツ店でばなく、靴流通センターのような量販店で売られたと聞きました。

 ちなみにスポルディングはk・スイスやケイパのように、サッカー市場に商品を送り込んでいない、大手ブランドの最右翼という見方もできますね。

 オラジュワンのバッシュは日本では9800円で販売されました。

 スターブリーは日本では輸入専門店は売られたのかもしれませんが、米国国内では2000円から3000円、コンバースのチャック・テイラーと同等くらいの価格設定のようでした。

 しかし、この価格でプロ仕様というのはさすがに機能、素材ともに限界があり、ウオレスは最終的にAND1を履く形になります。

 サッカー・スパイクも小売価格は上昇傾向という印象を受けますし
 
 消費税の改定
 耐久性が伴わない軽量スパイク

 という観点から言えば、ブランドの観点はまた天然素材に変化してゆくのでしょうか。

 僕は部活で用いる卓球要員、特にピンポン玉の耐久性がなくて困っていたものです。

 やはり両親からすれば、子供が部活で汗を流すことを応援したいと思う一報、やりくりは今度、更に大変になるのではないでしょうか。
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サッカーにーおける国籍を考えて

2019-02-04 16:11:34 | 日記
 サッカーにおける国籍というものは、今後どのように変化してゆくでしょうか。

 これは日本でいえばパトリックが帰化申請希望という、個人の国籍変更でなく、クラブが多国籍をどのような形で担うのか、と言う点です。

 ブラジルとアルゼンチン、そしてウルグアイ
 ドイツとイングランド、そしてオランダ
 日本と韓国、そして中国

 戦争や貿易摩擦など、様々な事案の中で不仲だとか、是正が必要だと思われる関係性を持つ国は多々あります。

 しかし、クラブでは政治家が何時間もかけて討論していることを、選手たちは意に関していません。

 例えばアジア王者の鹿島アントラーズはGKに韓国代表のクオン・スンテが在籍しています。

 チャンピオンズ・リーグでkリーグ・クラシックのクラブと対戦しても、相手が母国出身などと考えて手を抜く、こんなことはありませんからね。

 例えば日本代表選手がユナイテッド(ルカク)ナポリ(メルテンス)、やシティ(ブルイネ)に移籍したとします。

 あの高速カウンターに前に沈んだ、ワールドカップ・ロシア大会の事を、彼らと遭遇すれば思い出すに違いありません。

 しかし、あの痛い敗戦が理由で彼らと仲たがいする、ということも考えにくいわけです。

 簡潔に言いますと、クラブという共同体では

 1・国籍と年齢、経験は無関係に目の前の勝利を追及する
 2・勝てば皆で喜び、敗れれば気落ちする

 という感情は同じでしょう。

 イブラヒモビッチがアヤックス在籍時、ファン・デルファールトを反りが合わないと語りましたが、国籍や年齢よりも単純に性格や話し方など、単純に気にくわない関係だったと推測します。

 Jリーグもより多国籍となり、欧州のように宗教的価値観、政治的価値観をファンも学ぶときが来ると感じますね。
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言葉を置き換えて得られるビジネスチャンス

2019-02-04 01:33:09 | 日記
 昨日、多くの方が「恵方巻」を買い求めたことと思います。

 ただ、この恵方巻を食べる風習はあくまで西日本を軸にしたもので、関東甲信越や東北ではまだまだ馴染みは薄いのではないでしょうか。

 全ての地域で行われない行事こそが「風習」だと僕はおもうので。

 ですから、ファジアーノ岡山や愛媛FCなど節分と絡めて恵方巻を食べる風習のある県から、カターレ富山やツエーゲン金沢など、その風習の認識が薄いで「あろう」県のクラブに移籍したとすれば。

 やはり選手は違和感を覚えるのでしょうね。

 僕にとって恵方巻は単なる「海苔巻き」にすぎません。

 具材が卵だろうが海鮮だろうがはたまたカツであろうが、繰り返しますが単なる海苔巻きです。

 しかし興味深いのは

 1・海苔巻きを恵方巻と言う言葉に置き換えただけで、購買意欲が生まれる
 2・節分と絡めて福を招くという、縁起の良い風習へと変化
 3・ビジネスとして認知されている

 というように、言葉遣いの巧みさがあります。

 日本女子サッカーリーグがなでしこリーグへ
 日本サッカーリーグがJリーグへ

 名称を変更したことで、スポンサーとマスコミ受けが良くなったのも同様の事例です。

 僕が子供のころ、シュークリームやパフェなどは滅多に食べられませんでしたし、デザートと言う呼び名でした。

 しかし、誰かがデザートではなく「スイーツ」と置き換えたことで、市場は一気に拡大しましたね。

 ただ、デザートであろうがスイーツであろうが、国内のみの言葉だとすれば、海外旅行に出かけたとき苦労するでしょう。

 ジーパンをジーンズ、Gジャンをジーンズ・ジャケットと言いなおさなければ、諸外国で通じないはずですし、むしろ米国本国からの旅行者が面食らうに違いありません。
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