塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バッジョ、本日18日が52歳の誕生日である

2019-02-18 17:36:05 | 日記
 今、ディアドラ公式ホームページを閲覧しましたら、バッジョが今日2月18日が52歳の誕生日とのことです。

 イタリアと日本の時差がどれくらいあるのかわかりませんが、再契約を果たしたディアドラ本社でも彼を祝福しているに違いありません。

 ただ、矛盾しているようですが、ディアドラ・ヘリテージに代表されるファッション関係、そしてテニスシューズなどが充実する一方、肝心のサッカー・スパイクがお披露目にならない点。

 これは残念に思います。

 レッズの柏木がアディダスからスボルメに契約を変更しました。

 Jリーグ全体でスボルメの着用率が何パーセント程度あるのか、正直わかりかねますが、彼のような代表経験を持つ選手と顧客に迎えられたことは、スボルメにとって大きいのではないでしょうか。

 僕はナイキやプーマのように多くの契約選手を抱えることが、かつてのように美徳ではないと思います。

 1990年代の米国ではバスケットの世界でナイキに対抗するために、競合他社が

 1・さほどの実力をもたないにも関わらず、契約し名前入りシューズを発売
 2・したがって名前入りシューズが乱発する異常事態
 3・カール・カナイ、ノーティカのようなファッション・ブランドも参入

 というように、市場が荒れてしまったのです。

 リーボックやコンバースの経営が傾き始めたのも、ナイキに対しての強烈な競争心にあったのではないでしょうか。

 ですから、少数の選手を手厚く保護し、契約内容を他社と差別化する方が、経営的には安定するように思います。

 ディアドラとしてはスパイクの開発は念頭にあるでしょうし、契約選手も候補はいると思います。

 それにしても52歳になった今でも、そのプレイが世界から讃えられるバッジョは、やはり稀有な存在ですよね。
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ロベルト・バッジョ、その美しき佇まい

2019-02-18 17:18:08 | 日記
 もうお亡くなりになりましたが、東京の名店「サンモトヤマ」の主、茂登山長市郎さんは、美しい物を誰よりも見極められる審美眼の持ち主と語られています。

 島地勝彦先生の著書「おしゃれ極道」に、おふたりの退団が60ページから掲載されています。

 茂登山さんは最初の欧州視察の前に、ご友人である名取洋之助氏から

 「最初はに何も買てくるなよ、そして美しい物をたくさん見て回れ」
 「それが出来たら、次回は俺が一緒に付き添ってやる」

 と助言をいただいています。

 氏の助言を素直に受け入れた茂登山さんに感激した名取氏は、指南しながら一緒に欧州で審美眼を磨く形をとったのです。

 名取氏の奥様はドイツの方で、氏はカメラマンですからライカに凄く精通していた、と言う側面もありました。

 茂登山さんの審美眼はあのロロ・ピアーナさえも巻き込むほどでしたが、それだけ美しい物は人々を虜にし、感激させるのですね。

 ディアドラがロベルト・バッジョを再契約した理由、それは彼が美しいからに違いありません。

 それはバッジョの現役時代、それは麗しいプレイと外見でファンを酔わせた面もあるでしょう。

 一方でイタリアだけでなく世界中の胸をうったのは

 「あれだけ指揮官との軋轢がありながら、自分を見失うことは無かった」
 「無類の女好きと揶揄されるイタリアの中で、常にアンドレイナ夫人を愛していること」
 「多くの負傷に屈服することはなかった」

 つまり、バッジョの人生そのものが人々に感銘を与えている。

 イタリアの美しさを体現し続けているディアドラからすれば、再度バッジョに声をかけない方が不自然と言えます。

 特にブレシア時代、若きアンドレア・ピルロからのロビングを甲でトラップし、左に動いて名手ファン・デルサルからゴールを奪ったその瞬間、立ち会ったファンは心から目撃者としての光栄を感じたはずです。
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ジュビロ、やべっちFCで強烈な衝撃を与える

2019-02-18 01:43:43 | 日記
 2度のリーグMVPと3度のリーグ得点王、そして2000年アジアカップMVPに輝いた名手たちがここまでやるのか!!

 いやあ、やべっちFCを見た方なら仰天しましたよね。

 僕が村井チェアマンの立場なら、

 「リーグMVPに何やらせてんの」

 と苦笑いを浮かべたに違いありません。

 フロンターレも中村とリーグⅯVPに、番組で毎年のゴール・パフォーマンスを与えていますが、ジュビロのそれはまさに規格外でしたね。

 大久保と中村俊輔の体操着姿
 川又の呼びかけにおうじて、にゃんこスターの物まねをする名波監督

 ムサエフやアダイウトンのような外国籍選手からすれば、どよめきの理由はよくわからなかったかもしれません。

 しかし、あの映像はジュビロのファンでなくとも、強烈と言う言葉を超えていると感じたはずです。

 逆に言えば、これだけの場数を経験してきた選手たちが、率先して「バカ」になることで

 「一体感はそんな簡単に生まれるものではない」
 「時には腹の底から笑うことも必要だ」
 「今度は君たちの番だよ」

 という暗黙の態度だったように思います。

 もしヴェルディに敗れてJ2に降格していれば、名波さんは当然辞任していたでしょうから、今回の映像は見られませんでした。

 逆に言えば、キャンプの中でこのような「バカ」ができることは、指揮官も選手たちも何かしらの手ごたえと気持ちのハリを得ているのではないでしょうか。

 エスパルスには若き北川と日本代表選手が生まれましたし、ジュビロも負けてはいられない、そんな空気があるように思います。
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ブランドロゴの複数展開

2019-02-18 01:27:51 | 日記
 1996年、コンバースは「バック・イン・ボール」というスローガンを打ち立てます。

 それまでコンバースはNBAに代表される、アスリートのハイパフォーマンス向けの靴に、アルファベットで「CONS]という刻印をしていたのです。

 しかし、コンバース社はアトランタ五輪に向けて、再度オールスターをオンコートに戻す試みとして、CONSの形ではなく、伝統のチオールスターロゴを踵に刻む形でまさに

 「2000年代のオールスター」

 を開発した形となりました。

 コンバースが思い描くような売れ行きにはならなかったようですが、実に良い履き心地であり(僕はトリコロールと黒を所有していました)、アウトソールにリアクトを用いたこの

 「オールスター2000」

 はケヴィン・ジョンソンに提供されたのです。

 コンバースの事例から見ればわかるように、ブランドはブランドロゴを複数持ちますよね。

 アディダス 3本線と月桂樹、アディダスのロゴ
 プーマ プーマラインとプーマのロゴ
 フィラ フィラのロゴを四角の中に刻まれるFのロゴ

 などがその代表例でしょうか。

 今、1990年代の服装が若い世代に受けており、特にフィラのビッグロゴは大きな注目のようです。

 アディダスがマルセイユとの契約を終えたため、もう再復刻は無いでしょうが、肩に大きく描かれた大きな三本線のデザイン、胸元のスポンサーロゴが「パナソニック」ということもあり、常に反響となります。

 アディダスはプレデターを復刻していますが、サッカーにも1990年代の波が押し寄せている気がします。

 少し前、やはりアンブロが古いデザインをよみがえらせたのも、同様の理由でしょうか。
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