塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もし僕がイヤーブックを企画するなら

2019-02-16 01:49:20 | 日記
 日本では内閣総理大臣が、米国では大統領が就任の際に所信表明演説を行います。

 サッカーにおける各クラブのイヤーブックも、同様の意味合いがあると思うのです。

 パルセイロのイヤーブック2018では、2017年には2ページ見開きの形で掲載された、美濃部直彦GM(当時)の肉声がありませんでした。

 パルセイロは昨年J3の10位に低迷したわけですが、イヤーブックでGMが

 「今季、新加入の選手はこの点を穴埋めするために獲得したんですよ」
 「キャンプ地の選定はこのような理由でした」
 「将来はこうしていく予定です」

 と発言していれば、ファンはじれったい思いを幾分軽減できた、のかもしれません。

 イヤーブックなのですから、監督と選手の肉声が届くのは当然です。

 もし、僕が企画担当であれば

 1・ペナルティや長野都市ガスなどスポンサー各位のコメントを掲載
 2・ファンや応援店舗のコメントも掲載

 というように、イヤーブックを

 「皆がいてこそのクラブだよ」

 という点を、目立つ塩梅でレイアウトするのに、と感じます。

 毎年のように混沌とするJ3で上位進出を目指すことは、ますます難しくなります。

 ですから、クラブの所信表明がファンに伝わっているかどうかは、成績が思うように上昇しないときの、大きな支えになるはずです。

 また、野澤以降途絶えていた長野県内出身選手として、上田千曲高校からリュウ選手が加入したことは、とてもありがたいですよね。

 僕は以前、湘南ベルマーレに在籍する、新井光選手がまたオレンジのジャージでプレイする姿を見たいと記しましたが、育成の現場も頑張っているわけですが。
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愛するクラブを変えない心理

2019-02-16 01:31:19 | 日記
 人の心は季節と同様に移り変わるものです。

 例えば僕ですと鉛筆を毎日使いますが、ある時はトンボ鉛筆、ある時は三菱ユニ、ある時はステッドラーというように、常に同じ銘柄を買い求めません。

 皆さんも石鹸やトイレットペーパーを同じ銘柄で買うのではなく、価格や感触、新作が発売された、話題だからという点で買うことの方が多いのではないでしょうか。

 選手は契約がありますから、ブランドを移籍することは基本ありません。

 でも僕たちならば、今日はアディダスのネメシズでメッシの気分を味わい、次回はプーマのフューチャーでグリエーズマンになる、と言う形は実現できますよね。

 一方で不思議なのは、これほど「うつろいやすい」のが人間の持つ感情であるにも関わらず、サッカーでは

 「クラブを移る心情にはならない」

 点があります。

 よくセルティックとレインジャーズがカソリックとプロテスタントの代理戦争と指摘されますが、サッカークラブを愛することは盲目的な部分はあるように思います。

 自分の意思とは関係なく、両親も祖父母も贔屓にしていたから
 幼少の際、すでにクラブ会員になっていた

 という点もあるでしょう。

 イングランドでは過去、ロックバンドのブラーがチェルシー、オアシズがシティのファンを公言し、大きな話題となりました。

 ロックバンドとして大きな名声と報酬を得るようになり、様々な選択肢が敵うようになっても

 「愛するクラブから乗り換えることは無い」

 という点は、僕らとまるで変わりません。

 例えば1860ミュンヘンンファンがどれだけバイエルンのファンからなじられても、決してサポートをやめない姿勢は凄く共感できる部分がある、そんな方多いのではないでしょうか。
 
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