塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

外堀を埋めてみること

2019-02-12 01:48:08 | 日記
 僕は仕事用の靴を定期的に磨き、ソールの交換や靴紐が傷んでいないかを確認します。

 特に靴紐は「ヴィンテージクラブ」というブランドを選びますが、先日品切れだったためにコロンブスの平紐を購入し、交換したんですね。

 通常の革靴は丸紐が扱われていますが、紐を平紐の買えただけで昔のミリタリーシューズのような、趣が全く異なるのです。

 ファッション誌でしばしば企画される

 「お金をかけずに恰好良くなる方法」

 が誌面で確認できます。

 その中にも靴紐を従来の黒から、赤や緑のような色違いに変えるだけで見栄えが違う、という発案がありますが、改めてその通りだと思いましたね。

 最近、スーツ専門店でも靴ブラシや靴クリームを置くようになりました。

 ですから僕は靴の備品を靴屋ではなく、敢えてスーツ専門店で買うことで、ゆっくりとスーツの品定めをするようにしています。

 服を買うのが苦手な方は

 「何か買わないと出られない気がするよ」
 「圧迫感があるよね」

 と指摘しますが、僕はほんのわずかな金額で買い物を行うことで、店員さんの重圧をかわしているわけです。

 でも備品を買うことは、服と靴を長持ちさせることの必須条件でもあります。

 サッカーでいえば選手の売買ではなく、練習場や選手寮を充実させる、食堂のメニューをより栄養価の高い食材に切り替えるようなものでしょうか。

 イブラがパリ・サンジェルマン時代、食堂で提供される食事の内容に不満を覚え、料理を一新させたことがあったと思います。

 このように、外堀を埋めることがより選手を惹きつけるクラブの要素として、近年は認知されているように思います。

 どの選手でもクラブハウスや移動用のバスが快適である方が、良い気持ちでいられることに変わりはありませんからね。
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有名人が払う有名税をどう考えるべきか

2019-02-12 01:34:55 | 日記
 数年前、アンドレス・イニエスタが来日した際、電車に乗って移動している様子をSNSに投稿したことがあったと思います。

 もし熱心なバルセロナ、スペイン代表のファンが一緒に乗車していたとしても

 「イニエスタに似ている方がいるなあ」
 「彼のような有名人が、顔をさらすわけない」

 と思う方が普通でしょうね。

 イニエスタとすれば、バルセロナの地では決して味わうことのできない

 「誰にも顔を指摘されない快適さ」
 「自分が普通に街を探索できる楽しさ」

 がそこにはあったのでしょう。

 だからこそ、気分が上々となった事を皆に知らせたかったに違いありません。

 ただ、もう神戸の街で同じことはできないでしょうが。

 マイケル・ジョーダンが現役時代、バスケットボールの盛んでないパリの街並みをゆっくり歩ける時間を、すごく大切にしていたのです。

 ジョーダンの場合が背が高い事もあり、目立つ条件がそろっているわけですから、それでも気づかれる覚悟はしていたとは思います。

 解散するわけではありませんが、嵐の5人に対する報道は過熱気味です。

 2021年以降も、様々な形で情報が溢れるのでしょう。

 役者やアスリートのプライバシーを尊重できるのは、やはり対応する店舗の従業員やすれ違った一般人の常識、慮る気持ちひとつです。

 興奮する方が当然ですし、はしゃぐなと言う方が無理でしょう。

 でもこんな時、僕のような小心者が役に立ちます。

 だって恐れ多い気持ちが大きいわけですから、無暗に話しかける勇気がそもそもありませんし、だからこそ冷静に有名人の立ち位置を考えることができるのです。
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