塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナイキ、インテルとの契約20周年ジャージを発表する

2019-02-27 22:16:01 | 日記
 さて、そのナイキがインテルとの契約20周年を迎える節目として

 「マッシュアップ・ジャージ」

 を発表し、ダービーで選手に供給することがわかっています。

 (詳細は専門サイト フットボールウエブマガジンをご覧ください)

 このマッシュアップというのは新規にデザイン画を起こすのではなく、過去のジャージデザインをパッチワークにする形で構成されることを言うのですね。

 インテル・ファンにはロベルト・バッジョの在籍が懐かしい1998-99シーズンのデザインも取り入れられています。

 不思議なのは、ナイキがセリエA上陸の手始めにインテルを選んだことです。

 当時のインテルは後に買収するアンブロと契約していましたが

 1・最後のスクデットから10年が経過
 2・オーナーシップがモラッティ家に変化したものの、ミランとユヴェントスに追い付ける気配がない
 3・オーナーの財力でインテルよりもローマとラツイオの方に勢いがある

 という時代でした。

 ナイキのように入念な観察を行うであろう企業が、クラブが体をなしておらず、チャンピオンズ・リーグはおろか、スクデットとコパ・イタリアの獲得すら希薄なインテルと契約する。

 これはやはり大きな驚きでした。

 実は当時、ナイキ最大の顧客であるロナウドはインテルの選手であり、前年にはUFEAカップで優勝しているため、ナイキにはこの2点が契約の後押しになったのかもしれません。

 スクデットを正規に獲得した2006-07シーズンも

 「カルチョポリの影響で、通常のシーズンでは無かったため」

 と皮肉を言われる始末でしたが、ナイキも感激はひとしおだったのではないでしょうか。

 ユヴェントスはより高い報酬を目指してアディダスと新契約を交わしましたが、インテルとの契約を続けているのはこうしたお互いの辛抱強さにある気がしますね。
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ナイキ、予想外の事故発生

2019-02-27 21:58:22 | 日記
 八村塁選手が在学するゴンザガ大学バスケットボール部で、素晴らしい活躍を見せています。

 ドラフト指名も囁かれる八村選手を、ゴンザガ大学関係者も注意深く見守っているに違いありません。

 米国の大学バスケットボールは、大学がブランドと契約する形態ですので、ジャージからバッシュに至るまで選手に選ぶ権利はないんですね。

 ですからマイケル・ジョーダンが大学時代、コンバースを履いていたことが話題になりますが、これはジョーダンの意思ではなく、在学していたノース・カロライナ大学とコンバースの関係。

 というわけです。

 ですから有力選手がバッシュを履く際に、ファンが驚く事例は過去にもあります。

 アレン・アイバーソン リーボックと契約するが、母校ジョージタウン大学がナイキと契約
 ラリー・ジョンソン コンバースと契約するが、母校ネヴァダ大学ラスベガス校はナイキと契約

 という話は、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんね。

 そして最近、バッシュとスパイクで頂点に立つナイキが、このバッシュで苦境に陥っています。

 ナイキが支援するデューク大学のザイオン・ウイリアムソン選手は、将来のプロ入りもささやかれる伸び盛りの選手なんだそうです。

 その彼が試合中、コートにたたきつけられる事態に陥ったのですが、何とナイキ製のバッシュがアッパーとソールが完全に分解するという、靴のアクシデントによるものだったんですね。

 このアクシデントによって、ナイキは株価も暴落し、識者たちは大学単位での用具契約を見直すべきと考え始めています。

 日本ですと高校サッカーが花形ですが、履くスパイクは選手が判断できますし、その点では融通が効きます。

 中には廃盤の安い品で良いという選手もいるでしょうし、ブランドにこだわらず気分で購入する生徒さんもいると思います。

 デューク大学はグラント・ヒルとクリスティアン・レイトナーというスター選手がプロ入りした有料校なのですが、当時は確かアディダスと契約していた気がします。

 これで間接的にアディダスの評判が高まれば、完全に「漁夫の利」となります。
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英国、果たしてEUから脱出するのか

2019-02-27 02:01:40 | 日記
 英国がEU離脱する、しないはプレミア・リーグのクラブ経営にどんな影響を与えるのでしょうか。

 テレビから流れてくる情報を眺めていると、残留した方が経済面だけでなく多方面で有意義のように思えます。

 しかし、当事者たちには僕にはわからない考えがあるのでしょうね。

 プレミア・リーグが豊富なテレビマネーに支えられていることは間違いなく、その分配金は下位クラブの懐事情さえ潤します。

 まだ離脱が決定したわけではありませんが、日本企業ではホンダが英国から撤退することを表明しているように、今後を見据える企業が出てきました。

 例えばアンブロのライセンスを持つデサントは、伊藤忠との間で軋轢が起きており、もし経営権で何かしらの行動を写すならば、アンブロをかつてのアディダスのように手放す。

 という筋書きがありえる気もします。

 英国のブランドと言えば

 車 アストン・マーティン ベントリーにロールス・ロイス、そしてロータス
 靴 ハイテック ドクター・マーティンにジョージ・コックス
 ビール ギネス

 というように、日本でも浸透しているものが多いわけです。

 今後は関税を含む様々な税制が変化するのであれば、より高値で販売になるという危惧もあると思います。

 ウヰスキー好きであれば、いつの時代でも「オールド・パー」「ジョニー・ウオーカー」「シーバス・リーガル」などの名品は憧れですよね。

 またラフロイグやマッカランなどのシングルモルトも同様ですが、消費税の改定も含めますと今年の秋口あたりからは、日本もプレミア・リーグも大きな変化が起きているような気がします。
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平成トいう時代を思い浮かべて

2019-02-27 01:47:27 | 日記
 陛下の在位30周年を記念して催された宮中茶会には、多くの著名人が招待されました。

 スポーツ界では王貞治氏、フィギュア・スケートの浅田真央さん、女子レスリングの伊調馨選手など、錚々たる面子が招待され、陛下と美智子様からのお声がけを受けた様子です。

 ここにサッカー界からはキングと澤穂希さんが招かれたのですが、もし1993年にプロ化せず、アマチュアのままならば両選手が招待されることは、まず無かったと思います。

 この顔ぶれを見ただけでも、プロ化の歩みが日本サッカーに特別であったことがよくわかります。

 2011年の震災の際、イビチャ・オシムはすぐにナンバーに寄稿しました。

 スペインをはじめ、世界各国のプロリーグが哀悼の念を示し、同時に熱いメッセージを送ってくれました。

 インテルの長友佑都
 シャルケの内田篤人

 もジャージに日本へ向けてのメッセージを送ります。

 当時はまだシャルケに在籍していたマヌエル・ノイアーが、内田の胸の内を悟ったエピソードは当時から話題でしたが、世界各国のプロリーグが支援を発表したこと。

 この背景には

 日本代表がアジア王者、ワールドカップ出場国として認知される
 プロとしての仲間入りができていたから

 ではないでしょうか。

 平成は災害の時代ともいわれ、陛下と美智子様が多くの被災地を訪問したことも大きな注目を集めました。

 長野県は皇室の避暑地でもある軽井沢をはじめ、縁のある地域が多いのですが、平成という時代が終わろうとしている今、改めて日本の歩みを振り返る機運があります。
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