塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

このブログも当然我流です

2022-02-01 17:34:44 | 日記
 我流という観点でいえば、この「塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー」も同様です。

 僕は選手の自伝や選手名鑑を読む、練習や試合の観戦経験はありますが、当然コーチ・ライセンスの受講や、ブラインドサッカーやビーチサッカーについては門外漢です。

 僕はこのブログで布陣に言及することが無いのは、やはり我流の限界、言いかえれば

 1・戦術(ポジショナル・プレイや5レーン、カウンター・プレッシング)について疎い
 2・従ってクラブ、代表問わず指揮官が用いる戦術に意見はできない
 3・海外サッカーを視聴できる環境がないため、選手のプレイ、指揮官の交代についての言及も後手である

 という点は強く自任しています。

 ですから記者の方々が

 「日本代表には4-2-3-1が適している」
 「あそこであの選手を後退させるべきだった」

 と口出しをしていると凄いなと思う反面

 「そんなに戦術に口出ししたいのであれば、あなたがコーチ・ライセンスを得たらよいのでは」
 「俯瞰してみている記者と、代表監督の見解は異なるに決まっているよ」

 と思うのですよね。

 例えばオランダでUEFAコーチ・ライセンスを取得している林雅人氏のように、欧州という本場で育成やトップの練習方法を確認してきた存在が、今後J1で指揮官になるような土壌があれば、マスメディアが戦術を語る場面は少なくなるのではないでしょうか。

 例えばラングニックはドイツ代表が代名詞である3-5-2で戦う時代から

 4-4-2のゾーン・ディフェンスの有効性を唱える
 その丁寧な解説が好評

 であり、現在はマンチェスター・ユナイテッドの指揮官であもる、つまり解説と指揮のどちらの現場をしる稀有な存在です。

 日本にも彼のような存在が登場すると、印象が大きく異なるのではないでしょうか。
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我流の限界を考えて

2022-02-01 17:25:51 | 日記
 歯の治療を15時から予約し受けてきました。

 最近歯茎の調子がよくなく、市販の薬を塗る事で痛みを緩和してきたのですが、治療の際に歯磨き方法の伝授、そして僕個人で使用している歯ブラシ、電動歯ブラシの特徴を伝えて助言を受けました。

 エキスパートの言う事を聞くと、我流の難しさ、至らなさがわかりますよね。

 「なるほど、このような磨き方が良いのか」
 「市販の歯ブラシを買う際、今度はこの点に注意しよう」

 と思えますから。

 マウリツイオ・サッリがナポリからチェルシーに移籍し、シーズン序盤は好成績でしたが中盤以降勝ち点3がなかなか得られません。

 マンチェスター・シティに移籍すると思われていたイタリア代表のジョルジーニョを底においた4-3-3はやがて、

 「サッリ・ボール」

 とマスメディアとファンからからかいの対象にさえなりました。

 サッリがかつて銀行員だったことは広く知られています、つまり戦術やフィットネスが我流、言い換えれば独学で積み上げてきた代物で、エンポリ時代の4-3-1-2は、イタリア代表ばヴァルディフィオーリを軸したパスサッカーでした。

 しかし、我流の人間がここまで戦術を徹底させ、フィジカル・コンタクトや映像改正までこなせるようになるのは、むしろ凄いと思う反面、怖くて仕方がないのではなかろうか、と思います。

 サッリにしてもアリゴ・サッキにしても、練習中よく動きを止めて選手に逐一動作確認を伝えます。

 その信条には

 「果たして選手たちはこの戦術に不満をもたないだろうか」
 「選手経験のない私の言う事を聞いてくれるだろうか」
 「この戦術が遂行されなければ大きな批判しかない」

 という自分痔寸の不安を府飛ばすため、言い開ければ我流の限界が選手の動きを止めて助言する、という行為に結び付いているのでしょう。

 ユヴェントスでは優勝するも1年でラツイオに移籍するわけですが、サッリのような我流の指揮官には案外心地よいのではないでしょうか。
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代表とクラブという両輪について

2022-02-01 10:40:58 | 日記
 現在リビア代表はアディダスと契約しています。

 世界遺産「レプティス・マグナ」があることくらい僕も知っているわけですが、今の混沌としたリビア情勢を考慮すれば、リビアへの渡航、仮に新型コロナウイルスがなくともはできなかったでしょう。

 また、中東ではシリアの問題は解決しませんし、東欧ではロシアがウクライナへの侵攻が始まっています。

 その情勢が一向に安定しなくともサッカーは続き、代表チームは存在する、この点にサッカーの持つ凄みを改めて感じるのです。

 リベリア代表として一時代を築いたジョルジュ・ウエア。

 エボラ出血熱など病に倒れる方も多い中、ウエアは自分の報酬から代表支援を続けたことでも知られており、ある意味欧州における(最近は日本でも顕著ですが)クラブ主義に楔を打ち込むような形をしたものです。

 勿論クラブは選手に報酬をしはらい、怪我をしたときでも面倒をみます。

 選手からすれば、クラブでの実績が代表招集につながる一方、クラブは代表の主力を欲しがるわけですから、本来代表とクラブは反目するのではなく、お互いが補佐しあう形でなくてはいけないのですが。

 森保一監督率いるの本代表のサッカーがつまらないと言います。

 それは試合展開だけでなく、選手の大半が海外リーグに在籍しているために、ファンが思い入れのある選手が少ない、選手の顔がよくわからないという、代表監督の手の先にある要素で判断七得る可能性もあるでしょうね。

 かつての代表選手たちはJリーグにいましたから、代表招集にふさわしいかどうかはすぐに判別できました。

 またドーハの際は、選手たちがJSLからJリーグに移行し、ファンを絶やさないようにシャカリキに汗をかいたこと、その汗がファンを熱狂させたわけですが、今の代表はワールドカップに立つことは半ば当然であり、更にその先を見据えている形ですから、いかんせん難しいわけです。

 さて、今日のサウジアラビア代表戦はどうなるでしょうかね。
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おっさんJリーガー、引退その後の話

2022-02-01 10:26:05 | 日記
 ディーン・フジオカが笑いながら

 「安彦さんは、激レアさんに出たいから挑戦したいんですか」

 と尋ねられたのが、過去J3YSCC横浜に在籍していえた安彦考真43歳です。

 昨晩放送された「激レアさんをつれてきた」の中で、YSCC横浜退団(引退です)の後、格闘家になりますと宣言し、紆余曲折の形を経て実際リングに立つことになったわけです。

 安彦考真が自分の人生をつづった

 「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸せな理由」

 は、大きな反響を巻き起こしました。

 番組内では彼自身が自伝の出版を企画、持ち込むも編集部から断られ続け、最終的には最大手の「小学館」から出版されたことに、運が良いのか、それとも運は自分でつかみ取るものなのかという、僕たちに与えられたお題目があると考えさせられました。

 YSCC横浜からすれば

 彼の古巣としてのクラブ紹介
 スポンサーであるヤンガーの露出

 というてんで、安彦と契約してよかったと感じたかもしれませんね。

 ちなみに当時の監督は2022年よりAC長野パルセイロの指揮官就任は発表されたシュタルフさんで、僕はむしろそちらの方に注目してしまいましたが。

 僕はもう所持していませんが、文春文庫から

 「先生は大リーガーになった」

 という書籍が刊行されました。

 教員をしながらも大リーガーになることを思い続け、最終的にはタンパベイ・デビルレイズ(現在のタンパベイ・レイズ)と契約する男性の物語なのですが、妻と子供の見守り方がとおても暖かったと記憶しています。

 しかし安彦考真の両親は

 軽自動車のカギを隠す
 金を渡さない
 食事を用意しない

 という荒療治で息子の意識改革を目指しますが、お金がないから自伝の出版になるという逆転現象につながるわけですから、話は興味ぶかくなること、当然でうしょね。

 
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