塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

テレビアニメ「北斗の拳2」の主題歌から

2022-02-19 22:30:15 | 日記
 「キープ・ユー・バーニン、駆け抜けて この腐敗と自由と暴力の真っただ中」
 「ノーボーイ、ノークライ 進まなきゃ 勢いを増した向かい風の中を」

 この詩はアニメ「北斗の拳2」の抜粋です。

 テレビアニメは原作同様に主人公のケンシロウが、青年となったリン、バットと再会して元斗皇拳、天帝(リンの双子のお姉さん)と再会するという、ラオウ無き後の世界が描かれます。

 最近、ふとこの主題歌を思い出したんですよね。

 今の職場で僕は便利屋のように使いまわされていると痛感していまして、本当はこんなはずではなかった、といつも胸のつかえがとれないのです。

 でもやらなければ帰宅すらできませんし、心のわだかまりを必死に隠しているのですが、サッカー選手も代表やクラブでポリバレントを求められている、本職ではない場所でも懸命に戦っている事を考え、思い浮かべるようにしているんです。

 今、ウクライナとロシアの間で緊張状態が最高潮となっています。

 仮にロシアがウクライナを併合したならば

 ワールドカップには既に「ウクライナ代表」は派遣されない
 シャフタル・ドネツク、ディナモ・キエフなど国内リーグもロシアリーグに飲み込まれるのだろうか

 など、サッカーだけでも考えることが多々あります。

 ウクライナの肩からすれば

 アンドリュー・シェフチェンコの2004年バロンドール受賞
 2006年ワールドカップドイツ大会への参戦
 2012年、隣国ポーランドと共に欧州選手権開催国となる

 は、自国への誇りと高揚感をもたらしたに違いないのですが、プーチン大統領だけはそうは考えなかったようです。

 ウクライナは西側は当然西欧に近く、東側はロシアに近いということで必ずしもロシアに組み込まれることを、皆が嫌うわけではありません。

 ただ、2022年でも戦禍が絶えないことをどうかんがえるべきのか、僕自身が面食らっているのです。
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映画「インビクタス」を見終えて

2022-02-19 22:15:07 | 日記
 クリント・イーストウッド監督が手掛けた映画「インビクタス」を、今ブルーレイで観終わりました。

 1995年開催のラグビー・ワールドカップ南アフリカ大会
 釈放され南アフリカ共和国大統領となるネルソン・マンデラ
 冒頭で協会のチャリティに参列するも、自分に与えられた衣服が「アパルトヘイト」の象徴でる、ラグビー代表ジャージだったため恩赦を拒絶する少年

 冒頭から最後まで、133分という長丁場であることを忘れさせる、見どころの多い映画といえます。

 2010年のワールドカップにおいて、南アフリカ代表はいささか混乱しました。

 1・スタジアム建設の遅れ
 2・代表チームから指揮官、カルロス・パレイラが妻が重病となり離脱する形になる
 3・代役のジョエル・サンタナはその方針が不評で、最終的にはパレイラが復帰する

 サンタナはベガルタ仙台で指揮を執ったこともあり、異国での生活はどんなものか、既に体現はしていましたが、日本人の大人しさと比べると南アフリカ代表は「わがまま・蛾の強さ」が陣頭指揮の障壁になったのでしょうか。

 1990年代の南アフリカ代表選手では、2004年のFCポルトで欧州制覇を勝ちとるベニー・マッカーシーが有名であり、以後はアヤックス・アムステルダム、エバートンに在籍したスティーブン・ピーナールが顔となるとも、本戦は1次リーグで敗退してしまいます。

 映画ではホスト国として見事優勝する南アフリカ共和国ですが、サッカーでも人種の垣根を越えてあれだけの歓喜に沸く、とはいきませんでした。

 ネルソン・マンデラ役はモーガン・フリーマンが演じていますが

 「他人を赦す大切さ」
 「仲間を鼓舞し、更に鼓舞する際に注意する事」

 などを、主将役のマット・ディモンに問いかけます。(役名はフランソワ・ピーナール)

 南アフリカのクラブではカイザー・チーフスが有名ですが、フィリップ・トルシエも指揮官だったことを今思い出しました。
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漫画、Jドリームを思い出して

2022-02-19 15:52:53 | 日記
 週刊少年マガジンで連載されていた「Jドリーム」

 連載開始はjリーグ開幕と重なる1992年だったと記憶していますし、実際物語に登場する日本代表も、アジア最終予選で敗れ米国ワールドカップ不出場となります。

 そのアジア予選を戦う日本代表FW、北村大地は浦和レッドダイヤモンズ在籍という設定で描かれ、最終予選終了後にインテル・ミラノから移籍の打診があり、のちの「ワールドユース編」ではパルマの選手として登場、主人公の赤星鷹が観戦する目の前で、豪快はヘディングを叩き込みます。

 作家、塀内夏子からすれば、

 「いつか日本代表の選手が本場で活躍してほしい」
 「そのためにはユースの世代から底上げが必要だよ」

 という気持ちもあったのではないでしょうか。

 そのパルマにやがて中田英寿が移籍し初年度の2002年にコパ・イタリアを獲得、ワールドカップ韓日大会でも代表の中軸として活躍したことは、案外漫画から見れば予兆めいた点かもしれません。

 またJドリーム・ワールドユース編のアルゼンチン代表では「ビーベ」と呼ばれる、ヒムナシア・ラプラタから招集された選手が登場します。

 キャプテン翼のファン・ディアスはディエゴ・マラドーナがモチーフなのでしょうが、このビーベも同様と感じますし、劇中では技術溢れる天才とされる一方、一人よがりな性格と同時に、チームと随行する父親が、バイエルン・ミュンヘンを軸に、欧州屈指の名門と交渉をやり取りします。

 ロシアのフィギュア・スケートの世界でも、親が子供に熱心な機会を与えるのが、将来の名声と報酬のためという指摘があります。

 ビーベの父も常に「ビッグクラブでないとな」と彼に語り掛けますが、それはあくまで「金儲け」が念頭にあるためで、アルゼンチン代表は日本代表に敗れ、ビーベはまずリベル・プレへの移籍を模索します。

 漫画の世界はある種の虚構ですが、鋭い観点を持つ作品は多々多いということを、再度実感しています。

 

 
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再考するミズノとラツイオの新契約

2022-02-19 15:18:20 | 日記
 2023年よりラツイオを支援するミズノ。

 専門サイト「ユニ11」によると、ミズノはブンデスリーガのボーフムとも新契約を結ぶ可能性があるようです。

 ミズノは1990年代、欧州各国代表選手とアドバイザリー契約を締結していました。

 その代表例が

 イタリア代表 ジャンフランコ・ゾラ
 イングランド代表 ジェイミー・レドナップ
 イングランド代表 デイビッド・プラット

 の2選手であり、クラブのとのスポンサー契約よりは個人契約を重要視していた印象があります。

 特にゾラは今でもチェルシーのファンから慕われる存在ですし、2021シーズンFIFAクラブワールドカップ優勝の土台となった、90年代中期の外国籍選手の第一人者でもありましたね。

 ミズノは当然Jリーグでも契約クラブが多く、名古屋グランパスエイトは2021年のヤマザキ・ルヴァンカップでトロフィーを勝ちとりました。

 またミハイロ・ペトロビッチ体制の北海道コンサドーレ札幌のほか、J2ではヴァンフォーレ甲府、徳島ヴォルティス、J3では愛媛FCと3つのカテゴリーで漫勉なく契約クラブを持ちます。

 Jリーグではサッカー・ジャンキー、ボネーラ、アスレタなど新規参入も多く、老舗だからという点はアドバンテージになりにくい昨今ですが、ミズノはその独自性が際立つ存在です。

 イタリアでは今季よりASローマがニューバランスと契約していますが、これが彼らにとって初めてのセリエA契約という事もあり、話題になりました。

 ユニ11ではラツイオと現行契約を結ぶマクロンは、日本円で5億2千万円程度のスポンサー料が支払われているとあり、ミズノは恐らくマクロンよりも金銭面でそれなりに上乗せする形で、契約交渉を持ったと思われます。

 日本でもイタリアでも、ナイキとアディダス、プーマの知名度が銀を抜きますが、イタリアのクラブがロット、ディアドラではなくミズノという日本企業と交渉についた、このことが改めて感慨部会と思えてなりません。
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日本人監督も海外を目指す時期だと感じます

2022-02-19 15:02:36 | 日記
 フランクフルトは長谷部誠が2023年の夏で現役を退き、その後はアシスタント・コーチになることを表明しました。

 アシスタント・コーチとしてスカウティングを含む様々な学びを蓄え、いずれはトップのコーチになるのであれば、それはブンデスリーガを含む5大リーグで、日本人が指揮を振るう最初の一歩になると言えます。

 長谷部誠はフランクフルトのファンからもおおいに慕われていますし、彼が指揮官に就任しても驚くことはないでしょうしね。

 林雅人のようにUEFAのコーチ・ライセンスを所持する人物もいますが、J1からの打診はありません。

 欧州で学んだ人間を組閣の対象にしたら、クラブ的に新しい概念、そこには意見の相違も含まれますが、案外異なる角度から物事が判別できる気もします。

 kリーグクラシックスならば蔚山現代 全北現代
 タイ・プレミアリーグならばムアントン・ユナイテッド、チョンブリFC
 オーストラリアAリーグならばウエスタン・シドニーワンダラーズ、メルボリン・ヴィクトリー

 AFCチャンピオンズ・リーグの常連ならば、当然対戦相手のスカウティングの際に、指揮官の情報収集も行うはずです。

 川崎フロンターレの鬼木達監督は、日本代表監督の後任人事に必ず名前が挙がるわけですが、アジア各国からも当然注目されているに違いありません。

 日本代表選手たちが地道に欧州進出を繰り返したおかげで現在の活況があるわけですが、指揮官もアジアを足掛かりに海外クラブ、代表と交渉し契約する時代に移りつつある気がします。

 アンドレス・イニエスタの下には、いつか日本代表監督になってほしいという声が届いていると言います。

 彼の心には常にFCバルセロナがあるわけですが、イニエスタがヴィッセル神戸で指揮を執る方が早いような感じ、しませんか。
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