塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

指揮官が長期政権を降りた際の出来事

2022-02-02 22:08:17 | 日記
 ガボン代表のオーバメヤンがFCバルセロナに移籍します。

 この契約は2023年には破棄できるという付帯条件も付いているようですが、アーセナルからすれば規律違反を犯した選手は、クラブに入らないという明確な意思表示になったのでしょうか。

 ではスイス代表のグラニト・ジャカのように、ファンとひと悶着起こしてしまった選手はどうなのか、という指摘もあるでしょうし、メスト・エジルのように飼い殺しのような形になった事例もあります。

 逆に言えば彼ら3選手に関して言いますと

 アルセーヌ・ヴェンゲル政権では起きなかったのではなかろうか
 ウナイ・エメリ・ミケル・アルテタの態度は、場当たり的なのだろうか
 長期政権を引き継ぎ、同時に安定させ成績を向上させられる人物などいないのではなかろうか

 とさえ感じます。

 それはオーレ・グンナー・スールシャール、ジョゼ・モウリーニョ、ルイ・ファンハール、そしてデイビット・モイーズというように、過去10年で夥しい数の監督を見限り、現在のラングニック政権も半年という暫定であるマンチェスター・ユナイテッドも同様都いえそうですね。

 一方でJリーグは、川崎フロンターレが鬼木達監督との契約を終えた際に、この2クラブど同様の問題にぶつかるかもしれません。

 彼の後任は、ファンならば当然

 「その時は既に、中村憲剛が監督ライセンスを得ているに違いない」
 「中村が川崎を率いる日を心待ちにしている」

 という気持ちだと思いますが。実際そう簡単に物事はうまく運ぶでしょうか。

 名古屋グランパスエイトが2008年、ピクシーを指揮官に指名し2010年には遂にリーグ優勝を果たすも、最後はどんな刺激を与えてもうまくいきませんでした。

 それだけ監督が新しい要素を与え続けることは難しいという証であり、だからこそヴェンゲルが20年アーセナルにとどまり続けたことは、素晴らしいと思えるのでしょう。
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日本代表がおかれた状況を思う

2022-02-02 20:35:55 | 日記
 もし、昨日著名人が結婚していれば、日本代表の勝利は紙面の片隅に追いやられたでしょうね。

 俳優ならば石原さとみ
 アナウンサーならば加藤綾子

 簡単に言えば、代表の勝利よりも彼女たちの結婚の方が「バリュー」がある、言い換えれば代表のサッカーはつまらない、停滞しているという声を昨日の勝利だけでは拭えないと感じます。

 ただ、代表サッカーがさほど関心を持たれない、という傾向は世界各国同様であり

 クラブがあって代表がある
 代表が会ってクラブがある、というかつての日本の方がおかしい

 という事を思えば、日本もある意味では世界基準なのかもしれませんが。

 そのつまらないという意味合いは

 監督が常に同じ顔触れしか起用しないため、新鮮さがないためか
 そもそも4-2-3-1だろうが4-3-3だろうが、代表の奏でるサッカー自体がつまらないのか
 アジア予選に骨のある相手がA組に存在ずるか

 など、考証はすべきでしょうね。

 今の日本代表にはかつての三浦知良、中村俊輔に代表される

 「彼こそ日本代表だよ!!」
 「彼を軸に代表を構成すべきだよね!!」

 というアイコンが不在、このことが注目度を下げている要因ではあると思います。

 以前お話ししたように、今の日本代表選手たちは海外でどんどん鍛えられていますが、車でいえばトヨタ・カローラのような大衆車であり、レクサスのような高級車ではない、言い換えれば突出した選手がいないという事態はあると思います。

 もし、伊東純也がジュピラー・リーグからラ・リーガやセリエAに移籍し、インテル・ミラノやセビージャのようなクラブで右サイドを疾走すれば、日本代表の印象は幾分でも変化するかもしれません。

 ただ、スターはある意味「自然発生的」に生まれるものでもあり、育成では限界があるとも言えますがね。

 
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日本代表、2-0でサウジアラビア代表に勝利

2022-02-02 20:25:11 | 日記
 昨日のサウジアラビア代表との一戦の前、僕は笑ってしまいましたよ。

 「なんて代わり映えのしない先発なんだ!!」

 と僕でさえ思ったわけですから、多くの方が同意見と思われます。

 森保一日本代表監督が、先発選手たちを信頼していること
 日本代表に限らず代表合宿の日程は常に短縮傾向にある
 従って同じ顔ぶれの方が安定感、オートマティズムがある

 と擁護することもできます。

 一方で柔軟性に欠ける、サブの選手たちの経験値は一向に上昇しないことも確かで、仮にブリスベン開催されるであとうオーストラリア戦でワールドカップ出場をもぎ取り、その後に経験値の浅い選手を鍛えること、これ自体困難ですよね。

 日本代表と同程度の代表と和多く対戦する
 日本代表よりはるかに上の存在と、限定した形で試合をする

 どちらが良いのかは指揮官が判断すべき事柄ですが。歯ごたえが「ありすぎる」相手から打倒された際、起き上がることが困難になる可能性はあるかもしれませんね。

 1997年のジョホールバルのイラン代表との大一番、スクランブルの形で最後の最後の登場したのは、それまでの予選にすべて帯同しながらも、全く出番のなかった岡野雅行でした。

 もっと早く出番を与えてほしかった
 この大一番で初出場か

 と彼でなくとも思う事柄でしょし、これは起用を躊躇してきた加茂周、岡田武史の交代、先発指名に問題があったと言わざるを得ません。

 既に2敗していながら首位とのサウジアラビア代表との勝ち点差1の2位にいることは、日本代表が盛り返したのではなく

 3位のオーストリア代表が勝手に躓いている
 中国代表tベトナム代表が蚊帳の外

 という、別の話ではないでしょうか。

 森保監督は一息ついているのかもしれませんが、油断ができないことは確かです。
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