塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

プレミア・リーグも30周年、jリーグも30周年ですね

2022-02-03 21:43:34 | 日記
 今日発売のワールド・サッカーダイジェストは、プレミア・リーグ発足からの30年を振り返りました。

 指揮官 サー・アレックス・ファーガソン、ジョゼ・モウリーニョ、そしてアルセーヌ・ヴェンゲル
 選手 エリック・カントナ、デイビッド・ベッカム、そしてティエリ・アンリ

 プレミア・リーグを振り返るならばまず登場するであろう、どこか懐かしい人物たちを再確認できた一方で、プレミア・リーグだけでなく、Jリーグも発足30年であり、どうして経済的にここまで差ができてしまったのだろうと考えました。

 まず、発足したばかりのjリーグは、プロサッカーというよりも、ある種のテーマ・パーク、アミューズメントのような「流行物」だった点にあります。

 プレミア・リーグの下地は当然イングランド・リーグという「プロ」であり、ギャリー・リネカー、ポール・ガスコイン、ジョン・バーンズといったワールドカップ90で4強に入った際の代表選手は、イングランド・リーグに在籍していました。(前者はスパーズ、後者はリバプール)

 つまり、ファンはリーグの名称が変更となり、それまでよりも遥かに多くの外国籍選手の流動があっても、流行り物としての認識ではなく、浮かれることはありませんでした。

 一方で1992年、93年のjリーグの選手たちは

 自分の市場価値以上の高額報酬を得る
 サッカー選手よりも光ゲンジに代表される、アイドル・グループのような存在

 というように、jリーグという言葉が無意味に消費、連呼され最終的には経営が行き詰まり、高額報酬選手は解雇され、同時に報酬は今に至るまでどんどん下落します。

 そこには極東の島国で、いきなりプロが誕生したという理由もあるでしょうし、母国であり多くの名手を生み出してきたイングランドのリーグ改革、そしてそこに集まる高額の放映権料が、両国の歩みを大きく分けた事も確かです。

 ただ日本も東南アジア各国との協力を含め、新しい時代に突入しようとしていますし、今後の歩みは注目されるはずです。
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日本代表、カタール・ワールドカップへ一歩前進

2022-02-03 21:21:33 | 日記
 森保一日本代表監督は、レフトフルバックの長友佑都を先発起用する一方で、中国代表とサウジアラビア代表との2連戦では65分、70分過ぎに交代させています。

 中山雄太を本来のポジションであるセントラル・ミッドフィルダーではなく、長友と競わせる形でレフトフルバックで起用し続けるならば、彼を90分使うべきではないでしょうか。

 単純に長友佑都の持久力と走力に陰りが見えたから交代、では5枠の交代枠を1枠を無駄に使っている気がするんですね。

 またサスペンションで伊東純也を欠いた際の戦い方も考慮すべきでしょう。

 敵地ジッダで行われたサウジアラビア戦、確かに柴崎岳の背後へのパスは批判を巻き起こす形でした。

 ただスコアは1-2というある意味僅差であり、この試合で伊東は欠場していました。

 森保体制発足時から4-2-3-1の3の右は堂安律が先発起用されることが多かったわけですが、4-3-3への布陣変更もあるのでしょう、伊東の先発定着は右サイドの活性化にある意味つながりましたが、同時に川崎フロンターレの山根ももっと使われるべきだと思うのです。

 3月24日、敵地でのオーストラリア代表戦は、僕のようにダ・ゾーン未契約の選手は視聴ができませんが、サッカー協会が民法中継が可能になるよう、動くという話が出てきました。

 また、アジア最終予選において日本代表が5連勝した事実はなく、仮にこのオーストラリア代表戦で勝利すれば

 日本のカタール・ワールドカップ出場が決定
 初めての最終予選5連勝

 という、初戦のオマーン代表に敗北した際に描いた光景とは大きく異なる未来となります。

 劇的な寒暖の差、長距離移動があったにせよ0-2で完敗したサウジアラビア代表には、国内の楽観が一転して痛烈な批判が飛び交っているようです。

 この喜怒哀楽がある意味でワールドカップ最終予選、強国ならばどこも通る道になります。
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優勝するかもしれない監督は、優勝した監督より価値があるのでしょうか

2022-02-03 21:07:28 | 日記
 勤務先で昼食中、従業員用テレビでは「ひるおび」が流れていました。

 今月1日からプロ野球は毎年恒例のキャンプインですが、今年は北海道日本ハム・ファイターズ監督、新庄剛志「ビッグボス」の言動で多くのマスメディアが注目しています。

 森保一日本代表監督が派手な印象ではなくてよかったと、これらの報道を見て思います。

 森保監督がお世辞にも外見的に秀でているとは思えませんし、仮に監督がマスメディアやファンの興味を生み出すために、自分の個性を押し殺して無理に振舞えば、余計自分への不信感を高めてしまいますよね。

 新庄新監督は

 1・まずは2軍に帯同する
 2・2軍の選手たちにも脚光を浴びてほしい、期待されているんだと感じてもらいたい
 3・外部からコーチを招く、選手の服装を正したい

 など様々な案件を実行に移しているようですね。

 僕はテレビの画像、新監督を絶賛する司会とパネラーに、寒々しさしか感じませんでした。

 確かに新監督はファイターズを上昇気流に乗せようとしていることは確かです。

 ならば、過去5年で4回優勝している川崎フロンターレの鬼木達監督に話を聞けばよいと思いませんか。

 これから優勝する「かも」知れない人物
 既に4度も優勝し、ファンから絶大な信頼を浴びる人物

 鬼木さんは日本代表監督に推挙されてもおかしくない人物であり、むしろどうしてマスメディアが蔑ろにしているのか、全く理解できません。

 プロ野球は毎年「6」チームで優勝を争う
 J1は「18」クラブで優勝を争い、当然降格が存在する
 プロ野球は「国内」だけを見て入ればよい
 しかしフロンターレは「対日本」「対アジア」「対欧州」と3つの視点を持っている
 鬼木さんといえども、仮に下位に低迷すればすぐに首

 どちらの競技が競争力があり、監督の責任が重大化は僕が説明する必要はないですよね。

 ビッグボスがかつて在籍した阪神タイガースは、低迷期シーズン100敗してもおかしくなく、これだけ敗北を続けても指揮官もスカウトも首にならない、幹部が減給になるなど責任をとることもない、サッカーからすると恵まれた環境だったようですね。

 僕ならば新庄監督ではな鬼木監督に話を聞きたい方ですが、日本では常に

 「野球は華、サッカーは土」
 なのでしょうね。
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